LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

ZOOMによるオンライン勉強会の特徴と課題

はじめに 昨日は20名ほどの参加者に対する勉強会を行った。内容は安全管理についてのお話だ。日本における労働災害は長期的には減少傾向にあるが全産業の死傷災害では平成21年からは緩やかな増加傾向にある。その原因は何か、労働災害をさらに減らすにはどう…

経営イノベーション体系を受講して

はじめに 二年目の授業は平日2科目と土曜日2科目とした。他の学部でも興味深い科目があったので、木曜日と金曜日をお試し受講したが、さすがに平日4教科は時間的に厳しいので見送った。月曜日の夜は経営イノベーション体系 藤村教授による授業だ。ZOOMを活…

オンライン飲み会 ×2で感じたこと

はじめに 飲み会がない日々が続いていた。昨日は、オンライン飲み会に初めてチャレンジした。しかも、2つ(笑)。結論としては、楽しかった。そこで感じたこと、良かったこと、これからの課題などをちょっと振り返ってみたい。沖縄の仲間 1997年から1999年ま…

感染症対策:歴史から学ぶ

はじめに 新型コロナの感染者を抑制するためにステイホームが求められている。テレワークもZOOMも利用する頻度が増えたというか、必須ツールになってきた。これまでも人類は感染症と闘ってきた。少しタイムスパンを広げて歴史から学んでみたいと思った。1. …

技術士試験の思考法とその有効性

はじめに 日本技術士会が実施する今年の技術士二次試験(筆記試験)は7月11日と12日に実施される予定だ。11日が総合技術監理部門で、12日はそれ以外の部門だ。これまで4回受験して3勝1敗だ。最初の3回は連続合格だったので、自分は必勝方法をマスターしたと勘…

MBAマーケティング論

はじめに 今週の火曜日から2020年度の授業が始まった。水曜日はリサーチ技法、木曜日は地域コンサル、金曜日はNPO論、土曜日はマーケティング論とプロジェクト(修論)と怒涛の連続講座だった。ただ、木曜日の授業と金曜日の授業はMBAの授業ではなく他の学部の…

コロナウイルスとベーシックインカム

はじめに 新型コロナウイルスの被害が拡大することに対する対抗策としてベーシックインカム(BI)を検討する事例が増えている。日本でも国民一人ひとりに10万円の一律給付が実施されることになった。世界ではどうなのかについては、BIの世界的な組織であるBIEN…

MBAの2年目の授業始まる

はじめに 緊急事態宣言が出てからは基本テレワークとなった。大学院の図書館にも土日や平日の夜に通って図書を読み漁っていたが、それも制約され、Kindleの出費が加速している今日この頃だ。2020年度の授業は昨日から開始した。春期の前半は月水金の授業をと…

新型コロナの感染者数の増加に伴い陽性率は右肩上がりだけど、重篤率や死亡率は減少している。

はじめに 新型コロナウイルスが猛威を奮っている。少なくとも感染者数は日々のメディアで報道されるように右肩上がりだ。感染者数の増大に伴って、重篤な患者や死亡者の累計数も右肩上がりだ。こんな数字ばかりを見ると、ホンマか?と疑うのはデータサイエン…

新型コロナウイルスの脅威とベーシックインカムの可能性

はじめに 新型コロナウイルス が世界的に広がっている。新型コロナウイルスによる死者は米国では1日に2千人に達している。4月15日午前7時現在で197万人と200万人に迫る勢いだ。世界の人口を70億人として、約0.02%の人に感染していることになる。さらにこれ…

経済問題と人口問題と幸福問題

はじめに 社会にはいろいろな問題がある。それは単独の問題ではなく、相互に影響を与えている。相関関係かもしれないし、因果関係かもしれない。今、興味を持っているいろいろな問題を少し紐解ければと思う。1. 人は何のために生きているのだろう 人は生物で…

日本語とハンガリー語

はじめに 言葉はミステリーだ。日本語は孤立した言語のように言われるが、調べるとそうでもないようだ。そもそも言葉が急に出来上がるわけがない。言葉には、歴史があるはずだし、ドラマがあるはずだ。今日はそんなことに少しトライしたい。日本語に似た言語…

年収は親の学歴と配偶者の年収で決まるのか

はじめに 最近は3Kと言えば、きつい、汚い、危険を連想する人が多いだろう。しかし、1980年代のバブル期は3高(高収入、高身長、高学歴)といった。医者と結婚したければ、医者になれば良いという。東大生と結婚したければ東大生になれば良い。そうかもしれな…

コロナパンデミックとベーシックインカム

はじめに コロナウイルスの感染者が世界中に広がっている。有効な処方箋の早期開発と早期リリースが待たれる。通常のインフルエンザと異なるのは免疫ができないことであり、また2回目の感染の方が重篤化することである。中国での発祥のピークは沈静化したが…

MBAのプロジェクトに向けての戦略設定

はじめに こども食堂ネットワーク事務局の方から直接いろいろとお話を伺うことができた。その現状や課題を踏まえて、MBAの修論としてどのような切り口で料理するのか。シラバスの定義を踏まえて、どのような絞り込み方法があるのか、アイデアを一人ブレスト…

子ども食堂の現状と課題(3/3)

はじめに 子ども食堂の始まりや最近の動向などについてまとめた。3回目は海外の動向を少し調べて、日本との違いを理解し、将来に向けての課題を考えるヒントとしたい。 出典:hiroshi-kizaki.hatenablog.com海外での動向 子ども食堂は日本で広がっている。…

子ども食堂の現状と課題(2/3)

はじめに 子ども食堂がどのように始まったのかを前回紐解いた。1日にバナナひとつしか食べれない子ども。学校以外に居場所がない子ども。空腹感を忘れるためにシンナーをやめられない子ども。そんな子どもたちに食事を提供したい。大人と一緒に笑い合える居…

子ども食堂の現状と課題(1/3)

はじめに MBAのプロジェクトは子ども食堂をテーマにする方向だ。子ども食堂について少し調べてみた。素晴らしい取り組みで全国に活動が広がっている。現状はどうなっているのか、将来に向けての課題は何か?そんなことについて考えてみた。子ども食堂とベー…

明石の奇跡

はじめに 出生率の低下が国家的な課題と言われながらも反転しない。それはなぜなのだろう。日本国内で反転に成功した市区町村はないのだろうかと色々調べた時期がある。そんなモデル都市はないのかと思い始めた時に湯浅誠教授の著書に出会った。 明石市の成…

経済的貧困と精神的貧困

はじめに 久しぶりのブログだ。MBAの授業があるときは素材が満載すぎたけど、授業がひと段落したらあれも書こう、これも書こうと思いながら、流されてしまった。MBAのプロジェクトもほぼ方向性が見えてきたいので、幼少時代を思い出しながら、ちょっと頭の整…

修論の発表会

はじめに 自分が通っている大学のMBAでは、修論と呼ばず、「ビジネス課題を解決する力を養うカリキュラム」であるプロジェクト・メソッドなので、プロジェクトと呼ぶ。実現可能なビジネスプランもしくはリサーチペーパーの総称だ。プロジェクトのポイント 今…

10年後の希望と絶望

はじめに MBAの修論の主査を担当頂く指導教授が決まり、先週ゼミ生が考えるプロジェクトについて発表した。メンバーが考えるテーマはそれぞれ別々だけど、興味深いし、刺激になる。自分はベーシックインカムをテーマとしたいと考えているけど、なかなかどの…

副業と幸福度

はじめに MBAの1年目の授業が終了して、2年目の授業は4月からだ。昨日は修論(プロジェクト)のためのキックオフのゼミだった。社会人が学ぶMBAなので年齢は比較的高いが、今回お世話になる藤村教授のゼミ生は五名。うちあら60代が3名、30代が1名、(多分)20代…

病は気から。笑顔と美味しい食事が一番か。

はじめに 病は気からという。癌は何らかの理由で正常な細胞の構造や機能を持つ細胞の遺伝子に異常をきたす現象だ。つまり癌を引き起こす遺伝子があり、正常な細胞が癌細胞になっていくものだ。でも、なぜそんな癌が発生するのだろうか。ネットで調べると癌に…

心と気持ちと感情

はじめに MBAの一年目の授業も区切りがついた。学校は新入生の受け入れ準備や卒業生の送り出しなどで忙しいようだ。この少し余裕のある時期に来年度のプロジェクトに向けてのネタ集めをしようと思った。しかし、どうも興味本位のバラバラのブログになってし…

人口減少と人口増加はどちらが問題なのだろう。

はじめに 人口問題を論ずるのはちょっと荷が重い。しかし、最近の論調を聞いていると本当なのかと疑問に感じることも多い。日本の人口は2050年には1億人まで減少し、2100年には5千万人レベルまで低下するという予測がある。しかし、それはあるべき姿なのだろ…

2020年の上り坂傾向x10選

はじめに MBAのレポートで食品産業について調べてみたら、いろいろ新しい傾向を再認識した。でも、奥さんに聞いたら知っているよと軽く流されてしまった(汗)。折角の年始なので、縁起のよさそうな上り坂についてまとめてみたい。世界の人口 十数万年前のホモ…

ベーイックインカムを考える:袋小路に入りそう(涙)

はじめに 大学院の研究テーマとして、ベーシックインカムに関するテーマを選ぼうと考えて、指導教授に相談すると、テーマが大きすぎると否定的な意見が多い。でも、デジタルマネーとか、地域を限定するとか、幸福論に絞るとかすれば、なんとかなるかもしれな…