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経営イノベーション体系を受講して

はじめに
二年目の授業は平日2科目と土曜日2科目とした。他の学部でも興味深い科目があったので、木曜日と金曜日をお試し受講したが、さすがに平日4教科は時間的に厳しいので見送った。

月曜日の夜は経営イノベーション体系
藤村教授による授業だ。ZOOMを活用して、毎回30名プラスαの生徒が参加する。基本は藤村教授が用意したスライドに沿って、講義を聞くのだが、これが結構面白い。そして、前半と後半に1回ずつグループ討議がある。ZOOMのブレイクアウトルームを活用して、5つとか6つのグループに分ける。各グループは大体5−6名で、与えられたテーマにしたがって、それぞれの意見を出し合い、その後発表する。MBAコースに通おうと思う意識高い系の人たちなので、様々な意見が飛び出し、参考になる。

リーダを育てるには
後半のテーマは、リーダを育てるにはどうすれば良いか?がテーマだった。みなさまならどんな意見があるでしょうか?今回のメンバーからは様々な意見が出されたが、整理すると次の3つでしょうか。

1) よく観察する
 次期リーダとして育てるべき人材かどうか。その人の長所や短所をよく観察する。本人が短所と考えていることがその職場の環境ではリーダの短所でない場合もある。よきリーダとは、環境とメンバーに依存する。

2) チャンスを与える
 リーダを目指す人にはやはりチャンスを与えたい。海外の子会社の社長を任せるレベルから、子会社の新規事業を任せるレベル、いろいろなレベルが想定されるが、自主的に意思決定して、その結果に責任を持つという修羅場を何度も何度も経験することでリーダとしての資質が育つだろう。

3) 上を見る人ばかりを集めない
 人には上を見る人と、下を見る人に分かれる。そして、残念ながら、出世するのは、上を見る人が多い。しかし、リーダになった時に本当に必要なのは会社が置かれた環境、社員の意識、現在の課題、将来取り組むべき事業などに取り組む資質であり、下を見る人こそがリーダにふさわしい。ここにジレンマがある。日本語で言えば、人徳があるかどうかだろうか。

水曜日の夜はリサーチ技法
豊田教授による授業だ。基礎科目だが、ファクトベースの経営をすることが重要という認識のもと、どのようにファクトを抽出するか。ファクトには、定量化できるデータと定量化できないデータがある。データ解析する場合には、前者を重要視しがちだが、その両方が重要だ。今後の展開が楽しみだ。

土曜日午前はマーケティングI
これも豊田教授の需要だ。販促コンペというイベントがある。販促のテーマを決めた企業に対して、販促のアイデアを出す。パワポ の8枚ほどのスライドにまとめる。広告代理店に勤務する人などが技量を競う。ここに応募するという企画だ。

土曜日午後はプロジェクト
原則隔週だが、毎週土曜日に1時から6時までの五時間のゼミだ。ゼミ生は5名いるので、一人最大一時間。午後いっぱいの議論だ。基本はゼミ生と藤村教授のやりとりだが、時々先生も楽しいゼミ生はどう考えるか。意見があるかと振っていただける。まあまだ暗中模索だが、何とかまとまるだろうか。

まとめ
少なくとも春期の前半は藤村教授の授業x2と豊田教授の授業x2だ。春期後半になると、米倉教授の授業が入ってくる。また、どんな講義が聞けるのだろう。外部のゲストを交えた飲み会なども解禁するだろうか。現状はZOOMやSKYPEベースの授業だが、大きな問題はない。というか、これも十分ありだと思うし、このようなオンライン授業をベースにするのであれば全国から受講することが可能だ。ポストコロナでは新しい世界に突入すると期待が高まる。

以上

最後まで読んで頂きありがとうございました。