LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

労働安全衛生マネジメントシステム:ISO45001を考える。

はじめに ISO規格をご存知でしょうか?有名なのは品質マネジメントシステムに関するISO9000シリーズだろうか。そもそも、ISOとは、国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略だ。スイスのジュネーヴに本部を置く非営利法人で1947…

昭和恐慌からシンギュラリティ、ポリテック、そしてベーシックインカムの可能性まで

はじめに 9月9日に重機についてこのブログにアップしたときに、昭和恐慌の時には雇用対策として機械化が禁止されたことを書いた。後から考えるとなんて愚かなと思うけど、その時の政治状況ではやむを得なかったのだろう。そして、もし、今後不況が発生した場…

イスラエルのお正月と蜂蜜の起源

はじめに 日本でお正月というと1月だ。中国だと旧暦の正月なので1月末から2月頭だ。お仕事で打ち合わせをしていて、先方がいまお正月なのでと言い訳をする。一体どういうことかというと、イスラエルはいまがお正月だ。「そんなことは何千年も前から分かっ…

労働安全衛生法:溶接を考える。

はじめに 溶接という言葉を聞いたことがあるでしょうか?一般的にはあまり馴染みのない言葉からもしれない。工場などで鉄と鉄をつなぐ作業をしているのが溶接だ。本田技研鈴鹿工場でのアルバイト 学生時代に夏休みにアルバイトをしようと考えていた頃に鈴鹿…

第369回ITU-R研究会:5Gの実証実験の状況報告

はじめに 日本ITU協会が主催するITU-R研究会に参加した。今回は、標題の通り5Gに関するものだった。2020年のサービス開始に向けて、2017年から2019年の3年間で5Gの実証実験を進めることになっており、様々な話が聞けて貴重だった。講演1 国際電気通信基礎技…

社会問題:膨張主義と保護主義

はじめに 9月16日(日)午後3時半からBSジャパンで「池上彰の戦争を考えるSP第10弾」の番組が放送されていた。なんとなく気になって録画したものを視聴した。終戦に向けての御前会議の状況や当時の総理大臣であった鈴木貫太郎に寄り添った報道をしていた。な…

IT21の会の創設経緯と5Gへの展望

はじめに 現在、日本技術士会の認定グループであるIT21の会の幹事をさせてもらっている。IT21の会は1997年に設立し、最新のIT技術の開発や研究を行い、その成果を国際的視野に立って社会に還元することを目的とする。同時に技術士としての自助努力と相互支援…

労働安全衛生法:難問解読No.10(平成25年第1問)

はじめに 難問解読のNo.10だ。正直、これ以外にも色々と難問はあるけど、まずはこの10問で一区切りとしよう。昨日は興味深いテーマのセミナーを開催したので、それについても少し書きたいけど、これを書き終えたら一休みします(笑)。平成25年度の最初の問題…

労働安全衛生法:難問解読No.9(平成24年第7問)

はじめに 難問解読のNo.9だ。今回は、爆発とか火災に関する問題だ。労働安全衛生法で規定する業務は危険と背中合わせばかりだ。危険防止法とかだと直球すぎるのだろうか。【平成24年第7問】 1. 設問の問 爆発、火災等を防止するため事業者が講じた措置に関す…

労働安全衛生法:難問解読No.8(平成25年第10問)

はじめに 難問解読のNo.8だ。なんだかだんだん手抜きになってきたか。もとい、無駄を削いで効率的になってきたか。今回はクレーンの危険に関する出題だ。毎年、中盤の問題はクレーンとか、ずい道とか、ボイラーとか、テーマを絞って問いてくる。【平成25年第…

労働安全衛生法:難問解読No.7(平成25年第5問)

はじめに 難問解読のNo.7だ。今回は掘削作業の問題だ。掘削作業を行う場所はトンネル内だったり、崖だったり、危険と背中合わせだ。このため、安全管理のための法律や規制もきめ細かく定められている。【平成25年第5問】 1. 設問の問 掘削作業等における労働…

労働安全衛生法:難問解読No.6(平成27年第3問)

はじめに 難問解読のNo.6だ。これは、第3問で、建設業における安全衛生体制に関する問題だ。これは難解というよりは、引っ掛け的な問題だ。【平成27年第3問】 1. 設問の問 建設業における安全衛生体制に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤ってい…

労働安全衛生法:難問解読No.5(平成26年第14問)

はじめに 難問解読のNo.5だ。これは、第14問で、先の第13問に続けて、作業主任者についての問題だ。紐解いて行きたい。【平成26年第14問】 1. 設問の問 作業主任者に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、正しいものはどれか。2. 設問の回答と関連法規…

労働安全衛生法:難問解読No.4(平成26年第13問)

はじめに 難問解読のNo.4だ。これは第13問で、計画届けとか、報告書等に関する問題だ。少し紐解いて行きたい。【平成26年第13問】 1. 設問の問 計画届、報告書等に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤っているものはどれか。2. 設問の回答と関連法…

労働安全衛生法:難問解読No.3(平成26年第11問)

はじめに 難問解読のNo.3だ。これは第11問で、管理態勢ではなく教育の問題だ。どこがムズイかを紐解いて行きたい。【平成26年第11問】 1. 設問の問 注文者、元方事業者、機械等貸与者等の講ずべき措置に関する次の記述のうち、労働安全衛生法令上、誤ってい…

労働安全衛生法:難問解読No.2(平成26年第2問)

はじめに 難問解読のNo.2だ。これも第2問だ。どうも、第2問がムズイというか、自分の理解度が足りていないようだ。これも、安全衛生管理体制についても出題だ。そもそも自分はあまり管理が好きじゃない。でも、そんな言い訳をしても仕方がないので、どこが…

労働安全衛生法:難問解読(平成29年第2問)

はじめに 10月16日に労働安全コンサルタント試験がある。楽観主義者の自分もちょっと焦りが出てきた。法令の問題は15題出題され、過去6年分の問題を集めてトライしたが、その約2割の16問は何度やっても正解に収斂しない。これは自分の理解度が乏しいためだ…

労働安全衛生法:「計画」を考える。

はじめに 労働安全衛生法は、労働災害を防止するための法律であるが、それだけではなく、労働者の安全と健康を確保し、より快適な職場環境を形成することが目的だ。原文だと次の通り。 (目的) 第一条 この法律は、労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号…

労働安全衛生法:造船業を考える。

はじめに 造船業について問われても前提条件としての基本知識がないのでピンとこない。船底で危険な作業と言われてもどれほど危険がよくわからない。なので、少し造船業について調べてみた。造船といえば海賊(笑) 古来から大海原を自由に行き来する民族はき…

労働安全衛生法:ボイラーを考える。

はじめに ボイラーと聞いて何を連想しますか?家庭のガス給湯器のようなものだろうか。小学生の頃に、自宅にガスの瞬間湯沸かし器が取り付けられたときの喜びはいまも覚えている。京都の冬は底冷えがするほど寒い。食器を洗ったりするのに水道の水では凍える…

労働安全衛生法:重機を考える

はじめに 重機は一般的に理解される言葉だろうか。Wikiで調べると、「重機関銃の略称」、「重工業に用いる機械」、「建設機械の総称」の3つが併記されている。ここで深掘りしたいのは最後の建設機械の総称の意味の重機だ。建機とか重機という。英語のWikiで…

築地市場の歴史と豊洲市場の未来

1. はじめに 築地市場から豊洲市場への移転は、前都知事のスキャンダルと新都知事のスタンドプレイに振り回された感がある。しかし、関係者の必死の尽力もあり、2018年10月11日に豊洲市場が開場する。今日は日本技術士会の中でも特に関係の深い水産部会で、…

フェイクニュースと徒然草

はじめに 昨日、情報セキュリティ心理学の第五回研究会に参加した。主催されているのは情報セキュリティ大学院大学の内田名誉教授だ。情報セキュリティの分野の大御所なのでご存知の方も多いかもしれない。著書も多い。歯に絹を着せぬ直球的な発言が多いが、…

5時に帰るドイツ人、5時から頑張る日本人

はじめに 会社にライブラリーがあり、その愛用者だ。月に一度ほどライブラリーの利用状況のレポートが配布されるが、その時の読書感想を求められた。どうしようかと思ったが、まあお世話になっているので表記の新書について書こうと思った。でも、表紙を見た…

労働安全衛生法:隧道(ずいどう)を考える

はじめに 隧道とはトンネルのことだ。労働安全衛生法では、ずい道という。最初に見たときは、なんだこれは!とびっくりしたのをよく覚えている。青函トンネルも正式には、青函隧道というようだ。ずい道には、入り口と出口が決まっている。新幹線でいえば、東…

労働安全衛生法:潜函(せんかん)を考える

はじめに 今回の台風21号は西日本を中心に記録的な猛威をふるった。関西空港は水没したが、明石海峡大橋はどうだったのだろう。明石海峡大橋は、神戸市垂水区と淡路市を結ぶ全長3,911mの世界最長の吊り橋だ。1998年に竣工し、建設費は約5,000億円だという。1…

労働安全コンサルタントへの道のりは長い。。

はじめに 10月16日(火)は大好きな姪っ子の長男の誕生日だ。同時に、この日は、国家試験である労働安全コンサルタントの試験日だ。労働安全コンサルタントとは 日本語のWikiでは、労働安全コンサルタントとは、「労働安全衛生法82条に基づく労働安全コンサル…

縄文時代は面白い。アドホックネタです。

はじめに アドホック(ad hoc)とは、特定の目的のためにという意味だ。国際会議では、全体会議とは別に特定の議題のためのグループが結成されて特定のテーマに限定して議論したりする。会社で、アドホックという言葉を使ったら「なにそれ?」と聞き返されてし…

縄文展では説明されない縄文人のミステリー

東京国立博物館で縄文展が開催中(7月3日から9月2日) 上野の縄文展を見に行きたいと思いながら、機会を逸していたが、思い切って今日、見に行った。途中雷雨が突然降ったりして、大変でした。時間的には子供が少なくなると期待したが、シルバー層のお客様が…

ブロックチェーンの応用を考える

はじめに ブロックチェーンという言葉は、ビットコインとセットもしくは同義のように使われることがある。しかし、これは鉄道と新幹線のように全く異なる言葉だ。なぜ同義のように使われるかといえば、最初にブロックチェーンのコンセプトを提唱した人が具体…