LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

これからの計画のドラフト

はじめに
大学院の修論の発表が終了して、報告書も提出した。名簿を見たら9番目だった。PDF版も提出したので、とりあえずこれで一区切りだ。これからの活動について、少し考えてみよう。

1. 仕事
再雇用は2021年度と2022年度までだ。それより早く打ち切る可能性はあっても、それ以上は継続しないつもりだ。

1.1 SEの仕事
詳しくは書けないがある通販会社のコールセンターのシステム構築のプロジェクトメンバーだ。現在、使っている某社のシステムが既に保守期限ギリギリで、速やかな新システムの開発と移行が求められている。サーバーのインターフェイスを見るとSCSIだったりして、どんだけ古いのだと感心してしまう。サーバーラック数は10分の1とコンパクトになる。システムダウンは通販業務の停止を意味するため許されない。夏までになんとか完成させる計画だ。まずは、こちらも最後の追い込みだ。

1.2 監理技術者の仕事
現在はある省庁のLANの再構築を行っている。機器の設置だけではなく、LANケーブルの敷設工事を伴い、そのための工事会社への発注が4千万円を超える場合には、建設業法に基づいて、専属の監理技術者が対応する必要がある。自分は、監理技術者の有資格者なので、特に週末の工事への立ち会いを行なっている。LANケーブルといっても、末端は10芯程度の細いケーブルだけど、幹線系は400芯の太いケーブルだ。直径が3cmぐらいあるので、これを敷設するときには作業員は大きな声を出してタイミングを合わせながら気合いを入れる。ケーブルがだんだん細くなると、作業員の声もだんだん小さくなる。細いのでそれほど力もいらないためだ。自分は、作業を見ながら危険な行為やその予兆を見つけて予防するのが仕事だ。見ているだけで本当に勉強になる。今のプロジェクトは年度末が区切りだけど、依頼があればできるだけ対応していきたいとは思っている。

1.3 ケータイ教室の仕事
2015年から3年間、名古屋を拠点にして、全国の小中高校などを年間200講座のペースで子供や先生、大人むけのモラル教室の講師を行なった。良い経験になったと思う。東京に帰任した後も、月に1回ペースでは担当していたが、コロナ禍で開催の件数も減少したため、2020年度は対応しなかった。ZOOMでの講師ならやるよといっているが、その依頼は明示的にはない。多分、2021年度はこの仕事からはフェードアウトかなあと思う。

1.4 5GE2ESの仕事
これも詳しくは書けないけど、5Gの特徴の一つがスライシングという技術だ。現在提供している5Gは4Gのプラットフォーム上での運用だけど、2022年度から2023年度には5Gのみのプラットフォームで運用することになる。そのタイミングにはスライシング機能が使えるようになる。5Gは高速、大容量、低遅延といった特徴があるが、残念ながら全ての人がそのような機能をフルに必要とする訳ではない。このため、必要な機能を必要とするユーザに提供する機能が必要であり、それをスライシングと呼んでいる。この技術を活用するユースケースの検討がミッションだ。言い換えるとニーズとシーズのマッチングだ。

2. 技術士としての活動
大学院に通っている間は、正直技術士としての活動を半減させていたけど、大学院も卒業するので、技術士としての活動を再開したい部分と新しいことをしたい部分で少し悩んでいるところだ。

2.1 講師業の対応
安全セミナーの講師を請け負った時は年に2-3回だったけど、昨年は4-5回に増えている。ZOOMを活用したオンラインセミナーが好調だ。2021年度は何回ぐらいになるだろう。コンテンツに対してもモバイル通信に関することを追加する予定だ。こちらは継続性を重視して、コツコツとやっていくことにしよう。

2.2 受験者指導の対応
昨年度は、二次試験の筆記試験への指導や高等試験への指導や受験票の作成指導などを行った。提携している会社のサイトでは高評価を受けている。これも継続的に評判を高めていくことにしよう。

2.3 技術士事務所の設立準備
会社とは個人事業主としての技術士事務所を設立することについて合意を得ている。当初は申請書を提出する必要があると説明を受けていたが、年明けに確認するとそれもいらないという。設立には、簡単な書類を書くだけと言われるけど、実際にやってみないと分からないことも多い。ぜひトライしよう。

2.4 日本技術士会活性化委員会
修論をまとめるにあたっては、活性化委員会の協力も得た。アンケートの結果などは、活性化委員会でも披露することになっている。日本技術士会が月間で発行している「技術士」にも投稿することになっています。こちらも頑張ろう。

2.5 IT21の会
2018年度には副会長を担当させてもらった。色々アイデアを出したり、講演講師への依頼をしたり、定例会を運営したり、他の幹事や会員の協力を得ながら進めた経験は財産となっていると思う。2019年度と2020年度は特に土曜日に授業やゼミがあり、IT21の会の定例会は第一金曜日だったので、ほとんどパスしてしまった。残念。また、興味深いテーマがあれば、積極的に参加したいなあと思う。

2.6 SukiYaki
名古屋ではSukiYaki手羽先の会に参加して、ガッツリと活動した。2018年度は東京SukiYaki塾の活動に参加したけど、前述のIT21の会の幹事をし始めてからは徐々にフェードアウトして現在に至っている。タイミングが合えばまた戻ってもいいけど、ちょっと悩ましい感じ。

2.7 子供安全研究グループ
2016年度に総合技術監理部門に挑戦した。その口頭試験の当日に月間「技術士」を読んでいたら、そこにこのグループの紹介が出ていて、すぐに申し込みをした。その時に、午後から口頭試験と余計なことを書いた。後で例会に参加したら、その幹事が口頭試験の試験官だったのには驚いた。また、参加したい。

2.8 CPD研鑽
日本技術士会では、21の部門(一部は合同)ごとに勉強会を開催していて、結構興味深いテーマも多い。2018年度はもう時間が取れる範囲で思いっきり参加したけど、ここ2年間はサボりぎみ。テーマを選んでまた参加したいし、自分が講師をできるパートがあれば積極的にトライしていきたい。

3. マッチングビジネス
修論での研究をベースにして、次にやるべきことはニーズとシーズのマッチングだ。

3.1 社会の課題の整理(ニーズ)
現代社会の課題は山積している。闇雲に課題を集めても解決しないのでは意味がないけど、解決しそうな課題だけを集めるのも片手落ちだろう。まずは、社会的な課題を網羅的に調べてみて、それをグループ化して、緊急度や重要度から精査するようなアプローチだろうか。

3.2 課題を解決する技術の整理(シーズ)
未来を築くような技術の要素も多岐にわたっている。本当に貴重な技術は水面下にあり、表面的な調査では見えてこないものも多い。このため、重要度と緊急度でニーズを整理して、特に重要度が高く、緊急度が高いニーズを解決する技術を集中的に調査して、その裾野を徐々に広げるようなアプローチだろうか。

3.3 マッチングプラットフォームの整理
社会的な課題としてどのようなものがあるか、それをどのような技術で解決できるのか。これはまさにマッチングだ。マッチングさせるには、それなりのボリュームのニーズ群とシーズ群とマッチングスキームが必要だろう。特に重要なのが、マッチングスキームだ。これは、いわばプラットフォームビジネスと言えるかもしれない。最も難しいけど、最も楽しい分野だ。これはぜひ挑戦したい。

4. ゴルフ
コロナ禍が運動不足だ。いわゆるコロナ太りも課題だし、折角なのでベストスコアも更新したい。

4.1 室内練習場での練習
以前、このブログでも取り上げたけど、室内練習場に通っている。修論を優先した頻度は月に数回だったけど、これからは、曜日を決めて定期的に練習したい。今、想定しているのは、毎週火曜日の夕方にセルフで練習して、毎週金曜日の夕方にレッスンを受ける感じだ。やはり練習せずに上達はない。

4.2 月次ゴルフでの実践
2003年ごろに同じ職場だった(元)同僚と定期的にゴルフを楽しんでいる。名古屋に単身赴任していた3年間にもなんとか可能な範囲で参加した。多分15年ぐらいは続いているような気がする。しばらく手抜きゴルフをしていたが、ちゃんと練習して、ゴルフにも真摯に向き合いたい。

4.3 オープンコンペへの挑戦
定期的なゴルフは必要だけど、やはり新しいコースや上手なメンバーとゴルフしないと腕前は上がらない。以前は、利根パークのオープンコンペなどにも参加していた。コロナ禍も落ち着いてきたら、オープンコンペにも参加して、腕をあげていきたい。

5. 放浪の旅
これは妄想の域を出ないけど、元気なうちに行ったことのないところに旅したいなあ。

5.1 ヨーロッパ
2017年の夏にバルト三国を旅した。楽しかった。経営工学部門の受験を頑張っていて、その試験の後に3週間ほど休みをとって、エストニアラトビアリトアニアをAir BandBを使って旅行した。また、3週間ほど休んで旅行したいなあ。もしくは再雇用の終了時に半年間ぐらいパリを拠点にして、ヨーロッパを旅行したいなあ。

5.2 バイカル湖
このブログで頻繁にアクセス数の上位に入るのは、2017年9月にアップした「日本人の起源:ブリヤート人が日本の祖先なのか」だ。ブリヤート人とはシベリアのバイカル湖畔にすむ人々だ。バイカル湖畔のマクソホン村にすむブリヤート人縄文人は、ミトコンドリアDNAがかなり一致するという。実際にそこに住む人々は日本人に近いという。司馬遼太郎ブリヤート人仮説の推奨者だという。ぜひ、このマクソホン村やキリギスタンを訪れてみたい。
日本人の起源:ブリヤート人が日本の祖先なのか - LuckyOceanのブログ

5.3 アジア諸国

ブリヤートやキリギスタンを含めて、日本の祖先を探索する旅をしてみるのも一興だ。最近なら、ポケトークを使えば言葉の問題もかなり低減できるだろう。
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6. 家族
息子はこの3月に大学を卒業して社会人の仲間入りをする。社会に入ってからも大変なことが多いかもしれないが、やりがいのある職業だ。ぜひ、コツコツと頑張って成果を上げてほしいと思う。実の母親は93歳、義理の母親は83歳、自分は63歳。老老介護が近づいてくる気もするが、いつまでも元気で健康にいてほしいと思う。

7. まとめ
妄想のパートも現実のパートもまぜこぜだけど、やりたいことを書いてみると頭の整理になるものだ。今後もあまり無理せず、コツコツとやれることを広げて、いつも新しいことに挑戦する姿勢は貫きたいと思う。

以上

最後まで読んでいただきありがとうございました。