大学院大学のシラバスについて
はじめに
4月から大学院大学のMBAコースに通う予定だ。今般、シラバスが展開された。展開された科目はどれも興味深い。どの単位を取得したいのか、取得できるのか、取得すべきなのか、そんな点を少し考えてみたい。
シラバスとカリキュラムの違い
自分が学生時代にはもっぱらカリキュラムと言った。シラバスとカリキュラムはどう違うのだろう。調べてみると、シラバスとは講義の詳細情報のことだった。一方、カリキュラムとは、卒業に必要な単位等をまとめたものだった。
経営管理修士(MBA)の修了所定単位数
これは先の定義によればカリキュラムだろう。次のような規定がある。
・基礎科目:12単位以上
・専門科目:12単位以上
・応用科目:プロジェクト=10単位(いわゆる卒業研究)
ビジネスイノベータ育成セミナーもしくはビジネスリーダ育成セミナー等で2単位以上
・修了所定:48単位以上
学期の構成と申し込みタイミング
通学予定の大学院大学では1年間を次の5つに分割している。まずは、春学期の前期と後期に取得する単位を決める必要がある。これらの講義は、昼間の学生と夜間の学生が一緒の単位を取得可能な点がこの大学院の特徴だ。
・春学期前半:4月8日から15日に登録する。
・春学期後半:同上(6月3日から10日に変更可能)
・夏季集中 :7月1日から8日に申請する。
・秋学期前半:9月20日から27日に登録する。
・秋学期後半:同上(11月11日から18日に変更可能)
取得予定の単位
昼間は中小企業診断士の実習などが多い。自分が取得可能なのは平日の夜間と土曜日なので、取得可能な科目のみを選別してみると、下の図のようになった。頑張れば、火曜・水曜・木曜・土曜を通学できるが、4月から所属も変わるので、火曜・木曜・土曜の3日間のみに限定して単位取得を検討する予定だ。秋学期後半を除き各学期で5科目(=10単位)取得できるので、首尾よく行けば1年で38単位の取得が必要だ。このペースであれば、2年で取得すべき単位数の8割弱を取得できる。
修了所定単位の取得予定
上記の案によれば、基礎科目が12単位、専門教科が18単位、経営情報修士科目が4単位、応用科目が4単位となる。予定通りに初年に上記の単位を取得できれば、合計では1年の上限の38時間だ。残るハードルは、プロジェクトの10単位の取得のみとなる。また、同時に、余力のある範囲で最大28単位まで興味深そうな科目を取得することも可能だ。特に月曜、水曜、金曜の興味深い科目を集中的に履行したいなあと思う。
まとめ
土曜日はちょっと頑張るにしても、平日の通学が火曜と木曜の2回であれば、会社側も許容してくれるだろう。新職場でのミッションがどうなるのかも気になるところだ。せっかく心機一転でMBAの取得にチャレンジするのだからなんとか健康に留意し、体力配分にも注意しながら、全力で知識の習得と能力向上に活用したいなあと思う。
以上
MBAの取得を考える人の参考になれば幸いです。