LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

ヘルスケアとIoMT

はじめに
 平成29年度の技術士二次試験(情報工学部門)の課題IIIの問題にトライしようと思ったら、ヘルスケア機器をIoT化する場合の利用者の価値と提供会社のビジネス的な利点を述べよとあった。さらにクラウド活用の場合のシステム構成とか、セキュリティのリスク等も複数の視点から分析して対策とともに述べよとある。流石に技術資格の最高峰と言われるだけある。これらについて600字の原稿用紙3枚にまとめる。キーワードを盛り込んで、ロジックも明確にして、分かりやすく論ずるのはなかなか大変だ。ただ、このヘルスケアとかIoTというキーワードを調べていると色々と面白い気づきがあり、とても600字×3では収まりそうにない(笑)。そのため、技術士を目指す人との情報共有の意味を込めて、このブログで少し論点を整理して見たいと思った。

ヘルスケアとは
ヘルスケアは、特に和製英語ではなかった。英語でも、そのままでhealth careという。つまり、健康の維持・増進の行為や健康管理のことだ。東洋医学では養生や未病と言って普段からの健康を管理する概念があるのに対して、西洋医学は病人を治す治療を主眼にしたものだった。しかし、近年では西洋でも普段からの健康の維持や病気の予防に注意が払われるようになっている。

ヘルスケア機器
ヘルスケア機器にはどのようなものがあるのか。Small Start.bizではこれを、予防、診断・治療、予後・介護、健康増進の4つに分類している。狭義のヘルスケアは健康増進と予防を目的とする下半分だろう。
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出典:Small Start.biz(参考1)

IoMTとは
IoMTとは、さまざまな医療機器やデバイスをインターネットでヘルスケアのシステムとつなぎ、リアルタイムでの医療データ収集や解析を可能にする技術や概念のこと。つまり、医療・ヘルスケア領域のIoTのことをIoMT(Internet of Medical Things)と呼ぶ。先進諸国のGDPにおける医療費支出の比率は、日本は約12%、米国では約18%に達しているという。医療サービスの品質を下げずに、医療費を下げるには、IoMTのテクノロジーを活用し、予防医療にシフトすることが求められている。

ヘルスケアの市場予測
平成28年度の情報通信白書によれば、ヘルスケア市場は2015年の209億ドルから2020年には626億ドルまで3倍以上に増加するという。その中でも情報機器は2015年の68億ドルから2020年の323億ドルへと5倍近くに増大するという。本当だろうか。
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出典:情報通信白書(参考2)

ヘルスケア市場
サクサホールディングスの資料では、下の図のように、ヘルスケアの機器がネットに繋がり、そこから各種データを分析することで様々なサービスがヘルスケアの分野で創造され、社会インフラ、オフィス、介護、医療の各分野で市場が拡大すると論説している。ここで重要なことはヘルスケア機器から生じるビッグデータの価値や知見を活用できる企業が他社との競争に勝ち抜くことができるという厳しい世界に突入しているということだ。
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出典:サクサホールディングス資料(参考3)

ビッグデータは誰のものか
日立コンサルティングは、予防と診断・治療と予後・介護という3つのフェーズにおいて発生する各種データが連携して活用されるべきと解いている。しかし、予防レベルのデータは医療データではないためヘルスケア機器メーカーが提供するクラウドサービス等に保存される。医療費データは病院の医療システムとして管理される。介護のデータは自治体が管理するのだろうか。これらデータは連携されず、それぞれのシステム内でクローズドな状態で使われるのが実態ではないだろうか。
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出典:日立コンサルティング(参考4)

医療と非医療の連携
宮崎には、医療の力と運動の力を総合的に活用するメディカルフィットネスフィオーレが運用されている。素晴らしい。ここでは、医療従事者とトレーナーが連携する。医師、理学療法士保健師、看護師、管理栄養士、トレーナー、健康運動指導士、健康運動実践指導者が連携して治療や指導に当たる。宮崎駅からは徒歩3分と言う至近距離にあり、有名なフェニックスカントリークラブまでも車で20分ほどだ。こんな恵まれた施設で人生最後を過ごす人は幸せかもしれない。
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出典:メディカルフィットネスフィオーレ(参考5)

AIヘルスケアサービス
まだコンセプトレベルだが、ヘルスケアの情報も医療の情報も個人の健康データとして統合的に管理して、日々の健康管理情報として本人や家族、病院で共有し、精度の高い治療に役立てることが検討されている。これは理想の姿だが、これを実現するにはハードルも多いだろう。
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出典:ウイズアス(参考6)

セキュリティリスク
ヘルスケアデータを利活用する遠隔医療モニタリングを想定する場合には、下の図のようにIotとクラウドとBig Dataの掛け合わせという構造になる。そして、それぞれがセキュリティリスクに直面する。リスクの範囲には、盗難や改竄に留まらず、ヘルスケア機器が乗っ取られたり、不適切な動作をすると生命を脅かす事態まで想定される。しかし、セキュリティリスクを複数の視点から分析せよという問題には、このようなIoTの側面、クラウドの側面、ビッグデータの側面からのリスクと対応策を述べれると分かり易い(=合格)かもしれない。
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出典:Cloud Security Alliance(参考7)

クラウド利用が進む医療系ネットワーク
日医総研の調査によると医療系ネットワークは全国309か所で構築され、うち270か所が調査に応じた。うち42%では公開WEBサイトがあるが、58%はクローズドな運営だ。まだまだ、情報公開は遅れているが、下の図のようにクラウドを活用した事例は急速に拡大している。医療系データも非医療系のデータも統合的に取り扱うようなクラウドサービスが登場して浸透すると統合的な利用が可能となるのかもしれない。
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出典:メディウォち(参考8)

最後に
医療と非医療の連携は簡単ではないだろう。少なくともデータをシームレスに連携するような仕組みは必要だ。また、データはあくまで本人に帰属するという整理をしない限り、各種データの統合的な利用は難しいのではないだろうか。クラウドサービスの利用によってシームレスな運用や統合的な活用が可能となるとしたらそれは歓迎すべきことだろう。しかし、そのようなサービスを提供する事業者がアップルだったり、アマゾンだったりした場合には、日本人の大切な情報が全て国外で処理されるという非常に危うい状況になることも危惧される。日本人の安全と安心を高めるのは難問だ。   
 以上


参考1:http://smallstart.biz/it・iot/iotでビジネス価値を生み出す-企業における10の活用
参考2:総務省|平成28年版 情報通信白書|ウェアラブル
参考3:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000029473.html
参考4:http://www.hitachiconsulting.co.jp/business/healthcare/index.html?p=top_b
参考5:http://www.mf-fiore.com/about.php
参考6:http://www.withus-group.com/service/
参考7:https://www.slideshare.net/esasahara/ss-69325550
参考8:http://www.medwatch.jp/?p=15503

テレワークを考える。

最近、ブログの更新をサボっている。これはこの3月までと異なって9時ー17時の普通の勤務に戻ったため、可処分時間が減ったことと、7月16日の技術士試験の受験勉強を優先しているためだ(言い訳)。

昨年度の情報工学部門の記述問題に取り組もうと思ったら「テレワーク」をテーマにしたものが出題されていた。600字の原稿用紙3枚にまとめよという問題だが、テーマが面白いので、久しぶりのブログのテーマにすることにした(笑)。

1. テレワークの定義
wikiを見ると、「テレワークあるいはテレコミューティングとは、勤労形態の一種でインターネット等を介して時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働く形態をいう。また、テレワークで働く人をテレワーカーと呼ぶ。」とある。つまり、会社に出社して、事務所にある業務用のPCを用いて仕事をするのではなく、それと同じことを自宅とか、サテライトオフィスとか、通勤中とか、喫茶店とかで行うことだ。

2. テレワークの分類
ベネフィットワンが提供するBowglのサイトに分かりやすく解説があった。テレワークのワークスタイルには下の図のように4つに分類できるという。つまり、上が雇用型で下が自営型、右が在宅型で左がモバイル型だ。営業担当が出先で仕事をするのは左上だ。スタバでお仕事をしている人たちは左下だ。同じ在宅でも、雇用形態で右上と右下に分かれる。でも、自宅がオフィスの自営業の場合に在宅ワークがテレワークになるのだろうか?まあ、そんな細かいことを横においておこう。
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出典1) https://bowgl.com/2017/12/14/telework/

3. テレワークのメリット
テレワークを導入するとどんな効果があるのだろう。もちろん従業員にもメリットがあるが、テレワークの導入を決定するのは会社なので、会社にとってのメリットが重要だ。大きくいえば、優秀な人材の確保や生産性の向上など、人材の有効活用の効果が大きいのではないだろうか。また、東日本大震災の時には、テレワークの効果は絶大だった。上司からリモートデスクトップのためのUSBを渡されて、個人所有のPCに接続したら、なんと会社のデスクトップにアクセスできる!正直初めてなのでびっくりした。災害時対応として、やるべきことは山積していたので、リモートデスクトップの効果を実感した。
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出典2) 出典1と同じ

4. テレワークの方式
リモートデスクトップ方式とは、テレワーク端末から会社のPCにアクセスして、会社のPCのデスクトップをテレワーク端末に表示して操作できるもの。一種のなりすましだ。これの利点はデータはすべて会社のPCのハードディスクやサーバーに保存される点だ。問題は印刷指示したら会社のプリンターに印刷することだ(涙)。にて非なるものが仮想デスクトップ方式だ。会社のPCのデータをすべてサーバーに格納する方法だ。テレワーク端末には基本データを保存しないので、廉価なPCやタブレットスマホでも可能だ。問題はネット環境がない場合には使えないことだ。飛行機内で仕事をしようと思っても厳しい(涙)。また、クラウドを活用するのがクラウド型アプリ方式だ。処理したデータはサーバーにも保存できるし、テレワーク端末にも保存できる。利用者からいえばこれが最も使いやすい。もっといえば、同じクラウドをPCでもタブレットでもスマホでもシームレスに使えるのが嬉しい。ただ、問題はリモート端末内部に保存できるため情報流出などのセキュリティの問題が懸念されることだ。アプリケーションラッピング方式はリモート端末内部にデータを保存できないように規制する方法だ。個人的には余計なお世話だが、セキュリティを高めるには止むを得ない(涙)。
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出典3) 総務省のテレワークセキュリティガイドライン
    http://www.soumu.go.jp/main_content/000545372.pdf

5. 東京オリンピックパラリンピック
2012年にロンドンで開催されたオリンピック&パラリンピックでは、期間中の交通混雑を緩和するためにテレワークを実施した。ロンドン市長によるとテレワークはオリンピックの社会的な遺産(レガシー)として定着しているという。こんな話が大好きな小池都知事は2020年の東京オリンピックパラリンピックで二匹目のドジョウを狙っている。夏の暑い時に会社に出社しなくても、自宅や近くの喫茶店などでお仕事ができればそれはそれで嬉しい。でも、近所のスタバがさらに混むので、営業時間の開始時には行列ができたりするかもしれない。

6. テレワークのリスク
テレワークは万能ではない。メリットがあればやはりデメリットもある。これは仕方がない。総務省ガイドラインでは、下の図のように分かりやすく、テレワークの脅威と脆弱性について説明している。悪意を持った悪い人はいる。最近ではランサムウェアと言って、他人のPCにウイルスを感染させ、データをすべて暗号化し、復号キーを教えて欲しかったらお金を払えと迫ってくる。その代金も銀行口座振込みとかだと犯人がすぐ見つかるので、ダークウェブにアクセスする方法を説明して、痕跡が残らない仕組みのなかで仮想通貨を買わせるのだという。これは賢い方法かもしれないが、賢い人がそんな悪いことをしてはいけない。
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出典4) 出典3と同じ

7. テレワークの留意点
テレワークを活用しようと決めたとする。その場合にはどんなことに留意すべきなのだろう。先の技術士の試験でも当然ここをついている。総務省ガイドラインでは、下の図のように、ルールと人と技術のバランスを保つことが大切だと説明している。ルールを決めてもそれを守らなければ意味がない。そのルールを守っていても、セキュリティの甘いシステムでは感染してしまう。この3つのバランスをとると言った主旨で回答すれば合格点は貰えるだろうか(笑)。
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出典5) 出典3と同じ

8. テレワーク導入の手順
情報システムを担当する立場で、テレワークの導入が決まった。あなたはそのマネージャだ。どのような手順で進めるかを述べよ。こんな問題は出そうだ(笑)。BowglのHPには下の図のような分かりやすい流れが記載されていた。この中で特に大切なことは、目的を明確にすることだ。PDCAを回すにしても、その判断基準となるのは目的を達成したのかどうかであるべきだ。そして、テレワークに限らないが、情報システムの導入や利用で重要なことは改善を繰り返すことだ。最初は多少問題があっても、課題を明確にして、その課題を解決して行く。そんな繰り返しを継続することが何より大切だ。
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出典5) https://bowgl.com/2017/12/14/telework/

9. まとめ
働き方改革と言いながら実態は残業カット政策にとどまることが多く残念に感じることがある。2020年の東京オリンピックパラリンピックに向けて、東京都が主導する形で、テレワークの導入や活用が進むならそれはそれで嬉しい。労働時間ではなく、仕事の成果で評価することは難しいことだが、それを可能にすることが働き方改革の本命だと思う。

以上

AKB世界選抜総選挙を考える。

最近テレビを見てもAKBグループを観る機会が減った。まあどちらかと言えば乃木坂46欅坂46の方が正直観ていて華がある。しかし、昨日は家族で久しぶりのすき焼きを突っつきながらリアルタイムでAKBグループの世界選抜総選挙のテレビ放送を視聴した。とは言っても、実際は途中でチャンネルが変わったので、後半は録画したものを観た(笑)。そこで感じたことを数点コメントしたい。

1) 大きな流れを変えるのは大変だ。
2) 当事者は結構客観的に自分たちを見ている。
3) ハイプ曲線でいう幻滅期に突入している。
4) 世界のアイドル文化が根付くかどうかの試練。

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(出典:Wiki)

1) 大きな流れを変えるのは大変だ。
 大島優子前田敦子が競っていた黄金期のような新鮮さと勢いが重なった状況ではなく、このままで良いのか、大丈夫かという心配と期待が重なったような状況に感じた。アイドルには寿命がある。秋元先生はこれをグループにすることでリスク分散したが、グループとしての寿命、つまり新鮮さの維持が難しいことが顕在化した。テレビで視聴する機会は減ったが、熱烈なファンは存在する。そのファンを大切に地道に活動するしかないだろう。

2) 当事者は結構客観的に自分たちを見ている。
 印象に残ったスピーチは須田亜香里と総監督宣言した向井地美音だ。須田は世の中は48グループのことをそれほど知らないと俯瞰しながら、自分はブスだと客観視しながら、それでも頑張れば二位になれるとメンバーを鼓舞していた。向井地はAKBグループセンター試験で一位をとったことを誇りながら総監督を目指すと宣言した。総選挙の結果は順位だけど、その順位ではなく、少しでも上を目指す。少しでも多くの人に48グループのことを知ってもらう。そのような謙虚なひたむきさが48グループの良さだと思う。松井珠理奈は闘争心を全面に出すタイプだ。個人的には松井怜奈の方が好きだった。アイドルとして生き残るのは難しいのではないか。

3) ハイプ曲線でいう幻滅期に突入している。
 ITの世界や技術革新の世界では、ガートナー社が提唱するハイプ曲線が有名だ。これは、黎明期、流行期、幻滅期、回復期、安定期という5つの段階を踏んで世の中に浸透するという経験則だ。48グループ誕生からの最初の5年は黎明期、次の5年は流行期だったのかもしれない。現在は幻滅期だろう。しかし、大切なことはこの幻滅期の間にどれだけお客様の声を真摯に聞いて不満点を解消するかだ。お客様のニーズを満足するような商品になれば、また回復期、そして安定器を迎える可能性もある。目標とすべきは宝塚歌劇団だろう。1914年に設立し、100年以上の歴史を有する。テレビではあまり放映されないが一部の熱烈なファンに支えられているし、これに入団することは現在も非常に厳しい。

4) 世界のアイドル文化が根付くかどうかの試練。
 48グループのフィロソフィはなんだろう。起業に例えれば、夢のように売れていた時期をすぎて、あれ?このままではまずいと皆が考え始めた時期だ。戦線離脱する人も増えるだろう。そんな時に48グループはどのような思想を持って活動するのかという原点を見直すべきだろう。お客様は何を求めているのか。そして、自分たちは何ができるのか。やるべきこととやってはいけないこと。目指すことと現状のギャップを分析し、真摯に努力する。そのような辛い時期を過ごしたら48グループ2.0のような新しい何かが始まるのではないだろうか。大事なことはきっと夢を見続けることのような気がする。努力を続けることだろう。そして、総選挙もそうだが、自分たちで自分たちを律する自主ルールのようなものを明文化することも大事かもしれない。そんな地道な活動をできるのは、次期総監督を宣言した向井地美音ぐらいかもしれない。長く感じる冬もその先には春があることを忘れずに頑張って欲しい。

以上

夏風邪でダウン!やっと回復しました!

技術士にチャレンジしている人へ
ダウンするなら今のうち(笑)。私も申込書を出してからちょっとアクセルを踏んで技術ノートの作成とか、択一問題の勉強をしている。日本技術士会の分科会にも顔を出す。ボランティア団体にも名を連ねる。さらには仕事の内容も勤務先も変わるということで、ちょっと変化を盛り込みすぎたようで、先週の土曜日からダウン!

最高で39度の発熱(涙)
当初はちょっと風邪ひいたかと思い、土日を安静にすれば月曜日には復活しているだろうとたかを括っていたらとんでもない。月曜日の朝になっても熱は下がる気配がない。仕方なく休みを申請して、病院に行って、薬を飲んで、これで大丈夫だと思ったら39度まで体温が急増した。これはやばい。脳細胞が溶けるぜ。

解熱剤を飲んだら急低下(苦笑)
体温が下がらないのでおかしいと思ったら肝心の解熱剤を飲んでいないことが判明した。理由は割愛するがいずれにせよ気づいて良かった。解熱剤を飲んだら体温が下がった。良かった。それまでは悩を冷やすためにアイスノンを2時間おきに取り替えていたが、それが不要!もう朝まで久々に熟睡できた。

それでも38度の発熱(汗)
朝、気持ちよく起きたつもりだが、体温を計るとまだ38度前後。これはまずいと2度目の解熱剤を飲むと、すぐに37度前後に落ちる。解熱剤の効果はすごい。ただ、やはり全身がだるい。喉もいまいちなので、もう1日お休みを頂くことにした。そして、ゆっくり休むとやっと36度5分の平熱に戻った。良かった。

出勤したが下痢と咳
平熱に戻ったのでもう大丈夫と出社することにしたが、どうもお腹がゆるい。結局、その朝の1時間の間に3回ぐらいトイレに行った。ゆるゆる。そちらが収まったと思ったら今度は咳。会社で咳き込むのもよくないので、近くのコンビニでマスクを買う。出社後も会社の近くの診療所に行ってせきの薬を出してもらう。

午後からはなんとなく元気に
午前中はいまいち浮ついた感じだったけど、お昼を頂いて、薬を飲んでしばらくしたら、何と無く元気になってきた。これで全回復かなあ。それだと嬉しいなあ。

試験勉強は健康が条件
受験するからには合格したい。でも合格するためにはそれなりの勉強をする必要がある。その結果として自由な時間が減ったり、無理して朝起きしたり、結果として睡眠時間が短くなるかもしれない。でも、合格の絶対条件は健康な心身だ。少なくとも、受験当日に風邪を引くのは最悪だ。そういう意味ではまだリカバリーが可能なこのタイミングで身体をリフレッシュできたという良い側面はあるかもしれない。

残り最後の1カ月頑張ろう!
皆さんも大変多忙な中でこの難しい技術士試験を受けようとされているのかもしれない。でも、月涙が健康一番。適度にリフレッシュしながら、自分のリズムでコツコツと頑張りましょう。なぜコツコツが良いのかというと新しいことを記憶したり、記憶を維持するには定期的に脳細胞を刺激することが効果的なためだ。

それにしても、この1週間のロスは痛い。まあ、ぼちぼちと行こう。

以上

技術士に合格する勉強時間は過労死認定レベルか?

技術士にトライしている人は一体どれほどの時間を学習に当てているのだろう?

技術士にトライする人は、主任技術者として、もしくは監理技術者として寝る暇もなく重要なプロジェクトを任されてるようなベテランが多いかもしれない。そんな人たちはなかなか学習の時間を確保することは難しいかもしれない。

しかし、勉強時間を確保しないと学習が進まない。択一問題への対応も、記述式問題への対応も合格レベルに達しようとするとやはりそれなりの時間が必要だ。

例えば、自分は現在、情報工学部門にトライしているが、分かっていないこと、理解していなかったこと、知らなかったことが本当にたくさんあることを痛感している。自分の無知を知ることはできた。しかし、それだけでは合格しないので、次のような学習をしようとしている。

1) 択一問題
 a) A5のルーズリーフの表に問題(1問)、裏に解答と解説を書き込む。
 b) これを理解したもの、理解していないもの、その中間に仕分けする。
 c) 理解していないものとその中間の理解を集中的に深める。
 d) また、3つに仕分けする。
 => aは済んだがbの途中。まだまだ道は遠い。

2) 記述問題
 a) 100の技術ノートを作成する(第1版)
 b) 技術ノートを見ながら600字の解答用紙に課題と対応策を記述する。
 c) 解答用紙への記述内容をもとに技術ノート第二版を作成する。
 d) 第二版を見て、伏せてから、600字の解答用紙に課題と対応策などを書く。 
 e) d)の内容をスマホに録音する。
 f) 録音した内容を繰り返し聞く。
 => まだcの途中です。まだまだ道は遠い。

3) 模擬試験
 a) 択一問題で理解していないものを中心に20問選定する。
 b) 過去の記述問題でまだトライしていないものを選定する。
 c) 実際の試験の時間に合わせてa)とb)を解く
 => 全く未着手。7月になったら何度かはやりたい。

 このように考えるとまだやるべき内容の3合目か4合目ぐらいだ。まだまだ先は長い。現在、出勤前の2時間を会社近くのスタバで、帰宅時には最寄り駅のスタバでやはり2時間ほど学習時間に当てている。平日では4時間がせいぜいだ。明日は飲み会だから朝のみだ。そして土日は5−6時間は当てるようにしている。これらを合計すると月の学習時間は4x20+5.5x8=122時間ほどだ。これは過労死のラインの100時間を超えている。

 技術士試験に限らないが、最難関の試験に合格するにはやはりこれぐらいの学習時間は必要かもしれない。しかし、それもあと1ヶ月ほどだ。試験が終わったら、飲み会にも参加して、ゴルフにも行って、漫画喫茶にも行ってと妄想は広がる。

 ちょっとお疲れ気味なので、インセンティブアップに繋がることを考えないといけないと妄想する日々が続く(笑)

 以上

労働安全コンサルタントの可能性

日本技術士会の分科会主催の話力のセミナー
講師は、一般社団法人話力総合研究所の理事長である秋田義一さんだ。秋田さんは情報工学部門の技術士でもあるが、現在はビジネスコミュニケーションの啓蒙活動に尽力されている。
理事長あいさつ|話力総合研究所

「聞く」と「聴く」と「傾聴」と「訊く」
話力というと話し方教室と勘違いする人がいるかもしれない。話力は話す力とキク力を総合したものだ。そして、キク方法は多様である。まずは聞く。そして、目と心を加えて「聴く」、さらに相手に心を傾けて聴く。最後は相手に質問をぶつけながら訊く。

秋田先生の講演は素晴らしい
最初に登壇された時の笑顔、姿勢、お辞儀、そして発声、さらには話の組み立てや、聴衆者を味方につけながら聴衆者の心をがっちりと掴みながら話を進めるテクニックは大変勉強になった。さすがだ。しかし、本当に見習うべきはやはりその姿勢だろう。今日参加した人に伝えたいことをしっかりと伝えるという使命感や責任感を感じた。わたしも講演することが多いが、自信を持って、堂々と、時にユーモアを交えて話せる時は多くない。

労働安全コンサルタントと労働衛生コンサルタント
今回のこのセミナーの主体は日本技術士会の中の労働安全衛生コンサルタントグループという分科会だ。皆様は労働安全衛生コンサルタントという言葉を聞かれたことがありますか?恥ずかしながらわたしも耳にはしていたけど詳しくは理解していなかった。調べてみると、厚生労務省が認定する最難関の国家試験が労働安全コンサルタントと労働衛生コンサルタントだった。労働三法には含まれないが、労働者の安全と衛生を守るために昭和47年に労働安全衛生法が制定された。そして、労働者の安全と衛生を守るための指導や診断を行うのが、労働安全コンサルタントであり、労働衛生コンサルタントだ。前者は技術面を担当する。後者は産業医などが取得することが多い。

労働安全コンサルタント
労働安全衛生法第82条に基づき認定された国家資格である。厚生労働省に登録することで労働安全コンサルタントを名乗ることができる。試験には機械、電気、化学、土木、建築の5種類がある。試験はこれらの分野を選択した上での記述試験と、分野にかかわらず共通の産業安全一般と、産業安全関係法令の択一試験があり、この一次試験に合格すると、口述試験の二次試験に進むことができる。概ね一次の合格率が2割、二次の合格率が8割と難関だ。

技術士による一次試験の一部免除
機械、電気、化学、土木、建築に相対する部門の技術士試験に合格している場合には、一次試験の記述試験が免除される。また、経営工学(生産マネジメント)に合格している人は産業安全一般の択一問題を免除される。ということは、電気・電子部門と経営工学部門に合格しているわたしのような技術士は、択一の産業安全関係法令を受験して、合格したら口頭試験に進めるということだ。これはラッキー!

まとめ
問題は、現在勉強中の情報工学部門への受験と労働安全コンサルタントの受験を同時にトライするのか、どうかだ。これはもう少し考えてから決めることにしよう。

技術士(情報工学部門)へのトライと停止性問題

情報工学部門へのトライ
技術士には過去にトライしてすでに3つの部門で登録しているが、今年度は情報工学部門にトライすることにした。昨年度の二次試験の実績で言えば、合格率はわずか7%と非常に難関な部門だ。大丈夫だろうか。情報工学部門でも、他の部門と同様に課題Iは必須科目(択一問題)で、課題IIと課題IIIが選択科目(記述問題)だ。このいずれもがムズイ。

情報工学部門の択一問題
二次試験では、まず択一問題だ。情報工学には、コンピュータ工学、ソフトウェア工学、情報システム・データ工学、情報ネットワークの4つの科目があるので、この4つの科目から合計20の問題が出題され、そこから15問を選択し、さらにそのうちの6割以上なので9問が正解である必要がある。単純計算でいえば、各科目から5問ずつ出題されるわけだ。何度かトライしたが、いずれもなかなか難問だ。答えが違うのではないかと感じる問題もある。まあ、もう少しトライしたら、一度出題傾向を分析して、傾向と対策を整理したい。

情報工学部門の記述問題
次は、記述問題だ。これも課題IIにおいて600字の1枚ものを2題と、2枚ものを1題選択して回答し、課題IIIでは600字の3枚ものを1題選択して回答する。つまり、合計で600字ものを7枚書き上げる必要がある。受験するのは、情報ネットワークなので、インターネット関連、セキュリティー関係、Wi-Fi通信プロトコルなどの問題が多い。これについては、5月のゴールデンウィークで頑張って、技術ノートを100個作成した。そのあと、この技術ノートを見ながら600字の解答用紙にそれぞれのキーワードの特徴や課題、課題への対応をまとめるドリルを実施した。技術ノートを見ながら30分ほどかけて600字の解答用紙にまとめるので、技術ノートの内容よりも、解答用紙の内容の方が整理されていることが多い。このため、作成した解答用紙の内容をベースに技術ノートの内容を改定して、第二版を更新しているところだ。これが結構時間がかかる(涙)。

停止性問題
技術ノートとして整理したキーワードの中にチューリングマシンがあった。数学者のアランチューリングが提唱した単純化・理想化した仮想機械だ。当時の計算機はプログラムが間違っていると無限ループに陥った。アランチューリングは、停止性問題として、あるチューリングマシンはそのような無限ループに陥らずに一定の時間で停止することが可能かを問い、それは無理だと結論つけた。

Appleの爆弾マーク
皆さんはAppleの爆弾マークを見たことがあるでしょうか?30年ほど前に初めてLCIIというAppleのPCを購入した時には、よくLCIIはハングして、画面には爆弾マークが表示された。会社の一部の部門でAppleのPCを導入した時も、あちこちで悲鳴が聞こえた。頑張って作成した資料も、PCがハングすると復元できずに無駄になるからだ。

iPhoneの爆弾マーク
最近はほとんど見ないが、日本で初めて売られたiPhone3Gを購入して使っていると、懐かしい爆弾マークを見たことがある。やはりAppleのOSで動いているので同じなんだなあと妙に納得したことを覚えている。

将来のAIロボット
コンピュータ技術が進歩して、一人一台のAIロボットを使うような時代になっても、この停止性問題は解決しないのだろうか。世の中にはノンストップコンピュータは実現しているが、これは停止性問題の解決ではない。停止性問題とは、ある入力(指示)に対して、無限ループに陥るのではなく、これは無限ループに陥るから嫌だと拒否するか、無限ループに陥っていることを理解して自らの処理をストップすることだ。

人間は停止性問題を解決できるのか
そもそも人間はどうなのだろうか。通常の問題であれば、着手してから何分も何時間も考えても解けなければこれは無理と判断する。その意味では人間は停止性問題を解けるといえる。しかし、常にそうかというとそうでもない。例えば、電通に勤務していた女性社員が自殺した問題がある。詳しくは分からないが、非常にやりがいのある仕事ではなく、意味が不明な仕事を大量に強いられ、思考能力も低下し、結局自らの死で決着をつけた。本来は、そうなる前に停止すべきだったが、停止できなかった。そのような意味では、人間も停止性問題を解決できるとは限らないのかもしれない。

汎用AIは停止性問題を解決できるのか
レイ・カーツワイル人工知能が人間の知性を超えるシンギュラリティの到達を2045年と予想したが、そのような時代に稼働している汎用AIも、所詮は計算機だ。チューリングマシンが解決できない停止性問題を解決することができるのだろうか。つまり、どれだけコンピュータの技術が発達しても、なんらかのミスやトラブルがあり、想定外の事態に陥ると無限ループから抜け出せなくなる可能性はゼロではない。

フェールセーフ
大切なことは、そのような時に一声かけることだ。先の電通の女子社員にしても、周囲の人が大丈夫?と声を掛けていたら最悪の事態を回避することができたかもしれない。汎用AIが世の中に多数存在するような社会においても、特定の汎用AIは無限ループに陥るかもしれない。そんな時には、周囲にいる人間か別の汎用AIが大丈夫?と聞いてあげるような優しい社会が実現できれば、停止性問題は解決するのかもしれない。

未来を予測する最善の方法は未来を創ることだ
これはスティーブ・ジョブズとともにiPhoneを開発したアラン・ケイの有名な言葉だ。子供達にITの啓蒙活動講座をする時にも、次の絵を見せて知ってる?と聞くとほとんどの生徒は知らない。1968年にアラン・ケイが描いた絵といっても、アラン・ケイを知っている生徒はほとんどいない。それでも、50年前にこんなことを想像したことが今は実現している。50年後にはどんな世界になっているのだろう?どんなことができるようになっているのかを目を閉じて想像してごらんと言うと、素直な子供達は色々な想像をしてくれる。そして、想像するだけでなく、ぜひ創造してと言うと眼が輝く子供達がいる。(出展:https://the01.jp/p000966/)
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まとめ
ブログの更新が途切れがちだが、気になったことやびっくりしたことなどは今後も定期的にはアップしたいと思う。以前ほど深い内容を頻繁にアップすることはできないけど、無理のない範疇で、無限ループに陥らないように、マイペースで更新するので、気が向いたら覗いて見てください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上