LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

技術士二次試験(情報工学部門)受験してきました。

今日も暑かったですね。

本日、東京大学駒場キャンパスで実施された技術士二次試験にトライしてきました。今回が四部門目です。総合技術監理部門のみ別の会場でしたが、残り三部門はここでした。

最初に行った時は右も左もわからず、お昼はキャンパス内の公園のベンチでおにぎりを頂きながら勉強してたら蚊に刺されてえらい目にあいました(涙)。

2回目は経営工学部門で、少し慣れたので、お昼はキャンパス内にあるイタトマでアイスコーヒーを頂こうとしたらすごい混んでいた。コンビニでおにぎりを買っていたのをこっそり頂きました。今回もコンビニでおにぎり買って持ち込んだけど、イタトマ空いていたので、ホットドックとアイスコーヒーを頂いた。クーラーも効いていてよかった。

そんな話はどうでも良い(笑)。

肝心の試験の状況はこんな感じ。

1. 択一問題(必須科目I)
 20問から15問を選択して、そのうちの6割以上正解していることが合格の条件だ。今回の試験問題を見て、気づいたのは、全てが適切なものを選択しろだった。以前は、不適切なものを選ばせる問題が混じっていたので、ちょっとびっくり。過去問は5年分しっかりやったけど、同じ問題はほとんどなかった。1問だけハフマン符号の問題で同じものがあると勘違いしたけど、設問の与件が違っていた。危うく引っかかるところだった。情報工学の先生は、設問の材料には困っていないようだ。新しい問題が多いのが特徴だ。

2. 記述問題(選択科目II)
 最初、問題を開いたときに絶句した。だって、「マルチコアプロセッサーにおけるプロセッサ間のキャッシュコヒーレント方式を2つ挙げて説明せよ」とある。全くわからない。でも、よく見たらコンピュータ工学とあった。こちらが専門でなくて良かった(汗)。今回受験する情報ネットワークの問題をみると、比較的かけそうな問題があってちょっと安心した。どの問題にするかは悩んだけど、結局次の問題にした(内容を要約)。
・一枚もの
1) SDNにおけるネットワーク仮想化技術の仕組みと企業LANに導入する場合の得失。
2) IoTボットネットの仕組みと影響とIoT機器を開発・提供する際の対策。
・二枚もの:ISDNの中継網をIP化する場合の技術的な懸念事項とISDNの代表的な利用事例への影響
 
3.記述問題(選択科目III)
 いわゆる課題IIIだ。口頭試験で試験官が手にするのがこの3枚ものだ。出題は2つあるが、今回選んだのは、次の題材だ(これも内容を要約):スマートスピーカを企業で使う場合の個人利用との比較と、問題と、対策方法

 個人的には、ブロックチェーン絡みの問題とか、ランサムウェア関連の問題とか、量子コンピュータに関する問題とか、CSIRTやCISOを含めたセキュリティー体制問題とかを想像したけど、全くやまは外れた。やまは外れたけど、まあなんとかかんとか文字は埋めた。内容については疑問だが、運が良ければ吉報だろう。個人的には持てる知見を総動員して書いたので、これでだめなら情報工学とは縁がなかったと思うことにしよう(笑)。

 今回は、持論の勉強法を実践することで、実力のない自分が、合格率7%という難関の情報工学に合格するかという実証実験を兼ねている。そのため、必勝と勝手に思っている勉強法を愚直に実践した。合否は別にして、情報工学についての知見も少しはアップしたと思う。

 今回の受験にあたっては妻にも多大な応援をしてもらった。息子の帰宅が遅かった翌朝に私が5時起きしたりして、睡眠不足になっているそぶりも見せず朝食を笑顔で出してくれた妻には感謝の言葉が尽きない。しかし、嬉しかったのは、その妻からよく頑張ったとスタバのカード(しかも上限いっぱい入金されていた)をプレゼントしてもらったことだ。

 スタバにも大変お世話になった。これからもよろしくお願いします。

 以上