LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

技術問題

iPhone X:変革の本質と目指すべき将来の可能性

iPhone Xの噂iPhone X(テン)が2017年9月13日(日本時間の2時より)にAppleより発表された。噂で、今回の発表はiPhone 8とiPhone 8 PlusとiPhone Xの3機種になると報道されていて、本当かなあと思っていたら、本当にそうだった。 iPhoneへの思い故Steve Jobsが…

エネルギー問題(その4):将来への3つの方向性

エネルギー問題その1では電力のためのエネルギー確保が可能か、その2では各発電方式の環境への影響、その3では環境への影響軽減策を考えてきた。今回は、その4として、マクロな視点でのスーパーグリッド構想とミクロな視点でのLCCM構想、さらにこれを後…

エネルギー問題(その3):環境への影響軽減策

エネルギー問題その1では電力のためのエネルギー確保が可能か、その2では各発電方式の環境への影響を考えてきた。今回は、その3として、環境への影響を軽減するための方策はどのようなものがあるのかを深堀したい。 1. 人類は必要なエネルギーを将来にわ…

エネルギー問題(その2):環境への影響

エネルギー問題前回は、エネルギーを将来にわたって確保できるのかについて深堀してみた。今回は、その2として、環境への影響について考えてみたい。 1. 人類は必要なエネルギーを将来にわたって確保できるのか。2. エネルギーを消費することで環境への深刻…

エネルギー問題(その1):エネルギー確保は可能か

エネルギー問題エネルギー問題は重要な問題だが、その原因や対応策が多岐にわたっている。人類のエネルギー消費に伴って地球の温暖化や環境・生体破壊が発生しているが、それがなぜ問題なのか、現在行っている対策は本当に有効かつ十分なのか。自分は、エネ…

リニア問題:騒音問題を解決できるか?

リニアモーターカーと騒音問題学生時代にリニアの研究をしている同窓生がいた。リニアモーターカーは空中を走行するので、静かで、高速だと言っていた。そもそもの動機は善であった。しかし、速度が上がるにつれて騒音問題が大きくなることを当時は私も同窓…

リニア問題:HyperLoop構想は実現するか。

リニアの父リニア中央新幹線が、幾多の困難に直面しながらも、実用化計画にまでたどり着いたのは、やはりこれを推進した技術者がいた。その代表は京谷好秦さんだろう。東京と大阪の間を1時間で結ぶ高速鉄道を夢見てた技術者だ(参考1)。インタビューの内容が…

リニア問題:リニア中央新幹線はいばらの道だ。

リニア中央新幹線東京と名古屋の間285.6kmを最高速度505km/hで約40分で走行するという壮大な計画だ。2027年までに東京〜名古屋、2037年までには大阪まで延伸する計画だ。以下「リニア中央」という。 メリットより短時間で東京と名古屋を移動できることが大き…

エストニアのローカルバスに見習うべき5つの点

エストニアに滞在して早くも1週間ほどが経過する。今日はパルヌからラトヴィアのリーガに移動するので、一旦今日はエストニアでの最後の日になる。一旦と書いたのは、もう一度エストニアに戻り、タルトゥとタリンに滞在するためだ。エストニアは中世の街並…

技術士へのチャレンジ

昨日は、日本技術士会が実施する技術士二次試験(筆記試験)が全国の各地で開催された。私は、すでに電気・電子部門と総合技術監理部門に合格して、登録しているが、今回経営工学部門にチャレンジした。振り返ると、4年前に会社から技術士にチャレンジする…

小池知事による豊洲問題への対処方針の発表

本日、豊洲問題について小池知事から対処方針の発表がなされた。都議会選挙までの日程を考えると計算し尽くされたタイミングだと感じた。 その内容は、短期的には豊洲市場に移転するが、中期的には築地市場を取り崩してオリンピックの開催期間はデポとしても…

ABC分析を突き詰めると自動運転による移動販売へ(笑)

ABC分析商品の在庫とか販売量とかを分析するときに優先度を分類することで効率化する手法であり、パレートの法則に基づく考え方である。(出典:http://www.rapport.ne.jp/mailmagazine/121023.htm) パレートの法則イタリアの経済学者であるパレートが着目し…

VRは普及期に向かうのだろうか

ガートナー社のハイプ曲線ハイプ曲線とは、米コンサル会社のガートナーが商品を黎明期、流行期、幻滅期、回復期、安定期の5つのフェーズに分けて、イノベーションがどのフェーズに入るかを示すもの。例えば、2015年版ではVR技術が幻滅期後期だが、2016年版…

安心安全は英語でなんというのだろう。

安心安全日本語では、安心と安全をセットにして、安心安全という。しかし、安心と安全は意味することが違う。 安全技術的には、まずこちらの安全が重要である。客観的な事実が具体的な基準に基づいて合格レベル(安全)なのかどうかで論理的に判断することが…

手形の電子化が遅れていたとは盲点だった

本日の日経新聞(14面)で麗沢大学の中島真志教授が私見宅見に「手形交換の電子化 急務」という記事を投稿されていた。 日本は手形電子化に遅れている?内容的には、日本では手形の電子化が遅れている。海外では1990年代以降にドイツ、フランスで、2000年代以…

築地市場を豊洲に移転する文化的な側面

築地市場の豊洲移転問題を論じる場合に、安心・安全というキーワードで議論が進んできた。 これは必要な議論だし、食の安全を担保するという意味では重要だ。 飲料対象外の地下水が基準を超えていても安全面では問題ないが、それだけでは安心できないという…

フレネルゾーンをご存知でしょうか?

プラチナバンド 携帯電話は、現在ではほぼどこでも使えるようになった。でも、エリア拡張時にはA社はプラチナバンドを使っているから有利だけど、S社は繋がりにくい2GHzを使っているからエリアが広がらないと言った説明を聞いたものだ。このプラチナバンドと…

壁に耳あり障子に目あり

IoTが実現し、あらゆるものがインターネットに接続された状態というのは、プライバシーは確保されているのだろうか? 「壁に耳あり障子に目あり」とは古くからのことわざだ。英語では、「walls have ears; sliding doors have eyes」という。(出典:http://e…

第25回みえテクノロジーカフェでの講演サマリー

2017年2月5日に日本技術士会中部本部三重支部が主催するみえテクノロジーカフェで講演をさせてもらった。内容は、自分の専門である携帯電話に関する話を中心に、スマホとかSNSとか、IoTとか、シェアリングエコノミーとか、参加者が興味を持ってそうな話題を…

技術士の記述問題への対応(技術士を目指す人へのエール)

技術士とは 皆様は「技術士」をご存知でしょうか? Wikiを見ると、『技術士とは、科学技術分野での最高位の国家資格であり、「高度な技術力を持った技術者の称号」となっている。』とあります。なんだか難しそうですね。一言で言うと、技術コンサルタントと…

マストドン(MASTODON)は新たなSNSの潮流となるか?

SNSは停滞期か SNSは、ウェブからブログ、FB、Twitterと変遷してきた。 でも、最近はFB疲れとか、SNS疲れとかが問題となるようにSNSを利用することのメリットに加えてデメリットも顕在化してきている。個人的にも、FBへの書き込みはめっきり減った。投稿のチ…

マルウェアは良いソフトウェアではありません。悪いソフトウェアです(涙)。

皆さんはマルウェアをご存知でしょうか? Wikiによると、「マルウェアとは、不正かつ有害に動作させる意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称」です。最近では、非常に巧妙になっていて、一度感染すると自分が感染するだけではなく、ア…

サービスサイエンス

サービス科学 技術士の勉強をしていて、サービスサインスということをを知りました。Wikiによると、「サービス科学 (service science) とは、経営工学、社会工学、システム科学、生産管理、サービス・マーケティング、マーケティング・サイエンス、法律学、…

子供の安全から自殺の増加とその要因と対策まで

子供の安全 今日は、子供の安全について少し考えてみたいと思います。消費者庁の資料を見ていると、次のように不慮の事故が子供死因の上位に上がっています。 出典:http://www.caa.go.jp/kodomo/project/pdf/130509_project.pdf 長期的な傾向 1950年から201…

リニア中央新幹線の課題と社会的な影響

リニア中央新幹線の課題品川と名古屋間は、中央新幹線として2027年を目標に営業運転を開始する予定です。つまり、10年後には東京と名古屋が40分で繋がる。個人的には途中駅の中津川とか、飯田、甲府、相模原への移動が楽になるのが楽しみ。特に、例えば飯田…

バイオミメティクス

日本技術士会の勉強会に参加した。テーマはバイオミメティクス。 このバイオミモティクス(biomimimetics)とは、生命(Bio)とパントマイム(mime)と模倣(mimic)を組み合わせた造語である。 フナクイムシをヒントにしたシールド工法や、蓮の葉をヒントにした超…

自動車の走行速度規制を自然に学ぶ

自動操縦の自動車が実用化がカウントダウンの時代になりつつある。2020年には自動操縦車が走り出すという。これを実現しているのは、各種センサー技術や、ディープラーニングをベースとする人工知能がキーテクノロジーとなっている。しかし、ディープラーニ…

第三次AIブームが目指すものは「さんま」を超える「さんま」のような癒し系かもしれない。

現在のAIは、第三次AIブームと言われる。 最初のAIブームは、1960年代のコンピュータが誕生した時期。 第二次AIブームは、1990年代でルールベースのサーバーマシンが誕生した時期。現在の第三次AIブームは、深層学習機能による人工知能。 第一次の時には、社…

モバイル&データセンターの講演資料の作成

モバイルの技術動向x3とデータセンターの技術動向x1の講演を予定している。 4回分の資料をまとめるのはなかなか大変だ〜!・最新のモバイル技術動向(1) - モバイルの振り返り、モバイルの基本的な仕組み、レガシーから最新5Gまで – ・最新のモバイル技術動…

ランサムウェアがどんどん強力になっている!

最近、ランサムウェアの脅威が増えている。 ランサムとは、人質のこと。要は、PCの忍び込み、ディスクを暗号化して、使えないようにして、使いたければ、お金を払えと要求する手口だ。 PCに忍び込む際には、TORと呼ばれるアクセス経路を辿れないダークネット…