LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

スマホ事情:iPhone Xの良い点と残念な点

iPhone Xは素晴らしい
発売日の11月3日の未明にappleストアに並んで購入した甲斐はあった。よく聞かれるのは顔認証だが、その反応は驚くほど早い。初めての環境では認証しないことがあるけど、パスコードを入力するとちゃんと学習するので、次からは大丈夫だ。処理速度も速いし、複数のアプリを起動していてもストレスを感じることはない。さらに画面はきれいだし、サウンドもきれいだし、写真の光学ズームできれいな写真も撮れる。

iPhone Xで残念な点
全く不満がないかと言えば、そうとも言えない。ホームボタンがなくても、多くの操作は問題ないというか、すぐに慣れてしまう。自分は、会社支給のiPhone6Sと個人利用のiPhone Xを併用している。このため、iPhone Xの操作方法になれると、iPhone6Sでスワイプの操作をしてしまうことがある(苦笑)。まあ、操作方法が異なることの弊害かもしれない。残念な点を列挙すると次のようなところだろうか。

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対応方法と対応策
1) アプリ終了
何かのアプリを使う時はそのアイコンをダブルクリックし、それを終了する時は画面下からスワイプする。しかし、正確に言うとこれはアプリを終了したわけではなく、画面上からそのアプリが非表示になっただけだ。これを繰り返すと裏画面にアプリが10個とか20個とか起動することになる。多量のアプリを起動していてもレスポンスが遅くならないのがiPhone Xの凄いところだが、やはり使わないアプリは定期的に終了したい。その時は、画面下からスワイプして、画面中央でスワイプをストップするとマルチ画面で複数のアプリのサブ画面が表示される。その状態でどれかのサブ画面を長押しするとサブ画面の左上の閉じるボタンが表示される。この状態で閉じるボタンを押すか、サブ画面をスワイプすればアプリを終了できます。慣れれば簡単だ。

2) スクショの操作と電源オフの操作
ホームボタンがなくなって少しわかりにくいのはスクショではないでしょうか?以前は電源キー(正確にはサイドボタンという)を押しながらセンターキー押下でしたが、iPhone Xでは電源キーと音量(大)の同時押しです。ちなみに、電原オフは同じく電源キーと音量(大 or 小)の同時長押しです。電源キーのみを長押ししてもSiriが起動するだけで電源はオフにはならないので注意が必要です。ちなみに、あまり遭遇したくないけどiPhone Xが反応しなくて強制再起動したい場合には、音量(大)を押下して離し、音量(小)を押下した離し、最後に電源キーを10秒ほど長押しするらしい。これはまだ試していない。

3) 熱くなりやすい
調子に乗ってアプリを使い続けると本体が熱くなることがある。これの根本対策はアップルの尽力に期待するしかないが、小手先の対応としてはバンカーリングを使うことだ。iPhone Xに初めてつけてみたが、ホールド感も良いし、テーブルに置くときも便利だ。また、位置登録を頻繁にすると通信を伴うので、設定で無用な位置登録を外す方法も有効かもしれない。バンカーリングを購入するとフック台が付いていた。よく使うところに貼っておくと便利かもしれない。自転車のハンドルにうまくつけば自転車でのスマホホルダーを兼ねられるかもしれないが、外れた時のリスクを考えるとちょっと心配だ。

4) 電池残量の%表示
iPhone Xでは電池残量の%表示がなくなった。%表示を見る方法は2つあり、一つは残量表示を下方向にスワイプするとパネルが表示され、ここでは%表示だ。もしくは画面の左からスワイプする方法だ。ただ、iPhone Xの操作方法で疑問に感じることがあっても、ネットで検索するとすぐに色々と出てくる。便利な世の中になったものだ。

まとめ
iPhone Xの前に使っていたiPhone 6はまだまだ使える。下取りしても1-2万円だ。息子は既にiPhone 7 Plusだが、奥さんがまだガラケーなので、バンカーリング付きの可愛いケースをつけて、化粧直しをしたiPhone 6をプレゼントしようかと考えている。喜んでもらえるだろうか(笑)。

追伸:悲しい出来事
AppleのQuickPayは便利だった。スライドキーを軽く2回押下すると、画面にau Walletが表示されて、コンビニ等での精算に便利だった。でも、iPhone 点の背面にバンカーリングを取り付けると、オーマイゴッド!QuickPayが反応しない。きっと、センサー画面との距離が離れすぎるのだろう。これは悲しい。かといって、バンカーリングを外すこともできない。でも、QuickPayが使えないということはSuicaも使えないという意味か。これはまずい。取り付け位置をもっと下にするのだろうか。こまった(涙)iPhoneにバンカーリングを取り付けることは要注意だ!

追伸2:上部を斜めにタッチすればOK
Apple PayではiPhoneの画面を上にして、上部を下にしてセンサー部分にタッチすると反応した。これならバンカーリングがついていても大丈夫だ。良かった(^^)

以上 

 

 

 

日本人の起源:海外の相撲と日本の相撲の類似性

大相撲
「痛みに耐えてよく頑張った!感動した!」とは、2001年5月21日の千秋楽で負傷を乗り越えて優勝した貴乃花に当時の小泉首相内閣総理大臣杯を授与した時のスピーチだ。実は、この前日にお客様を連れて大相撲観戦をしていた。その日も貴乃花は勝ったけどどうも歩き方がおかしいと負傷したのではと話題になっていただけに、この千秋楽での様子はテレビにかじりついて見て本当に感動した。

大相撲の日程
日本相撲協会の公式サイトをアクセスすると、下の図のように、各年の場所の詳細について掲載されている。大相撲は日本相撲協会が開催する興行だ。そして、そもそもの相撲は日本古来の奉納相撲を起源とする神事だ。
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(出典:日本相撲協会公式サイト、参考1)

海外の相撲と日本の相撲との比較
日本の大相撲の横綱は、モンゴル出身力士が優勢だ。そのためモンゴル相撲は日本でも有名だ。しかし、調べてみると、トルコ相撲や韓国相撲があった。それぞれの特徴についてWikiベースで調べて比較したものを下の表に示す。

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トルコ相撲
トルコ相撲はヤールギュレシもしくはオイルレスリングという。「空手バカ一代」の中で、トルコ相撲の力士と大山倍達が対戦したシーンを読んで興奮したことを思い出す。このトルコ相撲の歴史は古く、トルコ民族伝統の相撲とローマ帝国の伝統を引き継いだ相撲に分化したものがあり、現在のトルコ相撲は後者だ。しかし、日本人のルーツを考えるにはトルコ民族伝統の相撲を紐解きたいが、残念ながらネットで検索するレベルでは情報を確認出来なかった。現在のトルコ相撲は相撲と言うよりもレスリングだ。ルールは相手の背中を一瞬でも地面につけるか、持ち上げて3歩歩けば勝ちだ。試合時間は無制限だったため命懸けの戦いだったが、1975年には試合時間が40分に制限された。ヤールギュレシュでは、取り組みの前に対戦相手の儀式がある。相手と握手をして、両手を交互に振り上げて踊るという。一度見てみたいものだ。

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(出典:Wiki、参考3)

モンゴル相撲
現在の大相撲の横綱である(第69代)白鵬翔や第68代(元)横綱朝青龍明徳はともにモンゴル出身だ。モンゴルではブフト呼ぶ格闘技があり、その起源は紀元前3世紀頃と言う。宗教的な奉納儀式としての要素や、軍事訓練的な要素がある。日本の相撲のルーツとも言われるが詳細は不明だ。モンゴル相撲には土俵がないが、膝や肘、頭、背中などが大地に触れると負けだ。日本の相撲と違うのは足裏だけでなく、手のひらを大地につけても負けにはならない点だ。600種類ともいう多彩な投げ技があるが、決着がつかずに3-4時間の持久戦になることがある。行事は選手ごとにいるので、審判というよりはコーチのような感じだろうか。
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(出典:wiki、参考4)

韓国相撲
韓国相撲はシルムだ。お互いに頑張りながら競うという意味のシルダの派生語だ。起源は不明だが、4世紀に築造された高句麗の古墳にはシルムを描いた壁画が残っているので、少なくとも高句麗の時代かその前の時代だったのだろう。土俵はなく、平らな広場で戦う。膝から上が地面に着くと負けだ。最近は直径8mの円内で競うがこれは土俵ではなく、円から出たら中央に戻って再開する。予選と決勝があり、予選では3本勝負、決勝では5本勝負だという。1回の負けで納得しないのは国民性だろう。宗教色はないようだ。倭の国が百済を助けた時に倭の国の相撲文化が朝鮮半島に渡ったという推察もできそうだ。
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まとめ
日本人が愛する相撲の起源を紐解けば、日本人の起源を考えるヒントになるかと考えたが、残念ながらまだよくわからない。ただ、日本の相撲の特徴は神事である点だ。海外の相撲で宗教色があるのはモンゴル相撲とトルコ相撲だ。特に後者では、トルコ民族伝統の古代の相撲の詳細を知りたいと思った。日本語とトルコ語は、ともに主語+述語+目的語という順番であったり、単語レベルでも類似点は多い(参考5)。日本の起源を調べると「ペルシャ」が出てくることが多い。最近はネットでの自動翻訳の精度も高い。パソコンにトルコ語のフォントをセットして、アマゾンで文献を調査して、ネットで翻訳する。現在はそんなことも可能だ。日本人の起源を紐解けるはいつ頃だろうか。

以上

参考1:http://www.sumo.or.jp/Kansen/year_schedule/
参考2:wiki各種
参考3:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヤールギュレシ
参考4:https://ja.wikipedia.org/wiki/ブフ
参考5:http://ir.nul.nagoya-u.ac.jp/jspui/bitstream/2237/8141/1/07kareri19.pdf

 

(追記:2018.10.28)

相撲はシルクロードを辿ったのではないかと思って、このブログを書いたが、最近YouTubeで同じような視点でまとめたものがあった。これによると、今回取り上げたトルコ、モンゴル、韓国のルートに加えて、ウズベキスタンアフガニスタン、インドというルートでも相撲文化は伝来していたようだ。

【驚愕】相撲は、古代ユダヤの神事だった‼~日ユ同祖論~ - YouTube

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教育問題:工学系教育のあり方

産官学セミナーへの参加
名古屋工業大学にて、「新たな時代の工学系教育のあり方について」と題したシンポジウムに参加した。会場は、昨年9月に竣工したNITeckホールだ。426名定員だが、300人近くが参加された。
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(出典:名古屋工業大学のホームページ、参考1)

基調講演
基調講演は文部科学省高等教育局の福島崇企画官による「大学に於ける工学系教育の在り方について」だ。現状のままでは、ハード志向、下請け志向になって日本がジリ貧になる。society4.0に向けて工学系の人材育成をいかに進めるかについて熱く語られた。キーワードはダブルメジャー俯瞰力と感じた。つまり、複数の専門分野をマスターし、世の中の動向を俯瞰し、ビジネスモデルを構築できるような工学系人材が必要という主張だと理解した。その中で「大学における工学系教育の在り方に関する検討委員会」の座長KDDI株式会社の小野寺会長が担当されていることを知った。

パネルディスカッション
パネリストは、山口大学室蘭工業大学東京工業大学名古屋工業大学の副学長等であった。コメンテーターは、文科省の福島さん、高校校長の川村さん、メーカから栗山さんが参加された。全体のコーディネートは名工大の内匠さんだ。

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(出典:当日の撮影写真、筆者)

工学教育の課題
各パネラリストの意見や議論を聞いて、工学教育の課題は次の3点だと理解した。
1)通常学生への高等教育とリカレント教育の充実
少子化に伴い18歳人口は、2017年の119万人から2040年には88万人まで減少する。このため今後の大学は企業に勤務してから大学に戻って学ぶとか、働きながら学ぶ、定年後に学ぶ、そのようなリカレントの仕組みを導入する必要がある。下の図はリカレントの概念を説明していてわかりやすいと感じたので引用する。
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(出典:大学をまちづくりの中心に、参考2)

2)情報革命を牽引できる俯瞰力の育成と複数の専門分野
単一の専門性を磨くような専門バカではなく、複数の専門分野、もしくは主となる専門分野と副となる専門分野をカバーできる人。メンタルに強い人という要求もあった。工学に加えて、バイオ、医学、社会学、心理学、経営学を学ぶダブルメジャー制やメジャー・マイナー制が提案されていた。全く分野のことなる専門分野を持つような人材は今後さらに求められるのだろう。医者とか弁護士とかの資格を持っていれば生きていける時代ではないようだ。一つでも大変なのに複数の1級資格を取得するような人を養成するということだろうか。下の図は京都大学での説明図だ。

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(出典:京都大学のホームページ、参考3)

3)社会を牽引する産業界を支える人材
サイバーな世界でのプラットフォームを構築するようなシナリオを作れる人材、クリエイティブな人材が求められる。世界と互角に戦える人材の育成が必要。要はビジネスモデルを構築して、それに沿った技術開発や研究開発をするような人の養成が必要という主張だ。これに対してノーと言う人はいないだろう。しかし、養成が必要なのか、活用が必要なのか、資金支援が必要なのか。学生が考えたビジネスモデルをやってみて、失敗を教訓として、また次の事業にチャレンジする。そんなチャレンジングな風土を日本人が持てるのだろうか。パネルディスカッションの中で東京工業大学のパネリストがある海外からの留学生から「我々は勉強して祖国に役立ちたいと考えている。自分の国を良くしたいと考えている。日本の学生は良い会社に入るために勉強するという。そんなことでいいのか。」と言われた。その留学生は強く憤慨していたという。

今回のシンポジウムで議論されなかったこと
1)グローバルなポジションと課題
大学の世界ランキングで日本の大学がなかなか上位に食い込めない。これの原因と対策については言及がなかった。
2)学費の高騰とこれへの対処
文科省の基調講演の資料には記載が一部あるが、講演の中では割愛された。勉強したくても、卒業する頃には学費の借金が膨大になるような事態を改善することはできないものか。大学教育の提供者目線にあるように感じた。
3)産官学での起業支援
米国では、大学の教授が起業したり、在学中に学生が起業することが多いと聞く。日本の大学でも起業を通じて学ぶことも多いのではないかと感じた。

まとめ
簡単に結論が出る問題ではない。現在のエリート受験戦争を生き抜いた人材だが、一方で勉学以外の実体験が乏しい生徒、メンタル的に弱い生徒もいる。将来の日本を支える人材像としては、かつての江戸時代や明治時代に戻っていわゆる文武両道というか、人間力を高める教育にシフトすべき時期に来ているのではないと思うが、残念ながらそのような議論はなかった。しかし、情報教育の進化はこれからも加速度的に進むことは確実であり、そのような環境に置いて日本が担うべき役割、その役割を全うする人材をどのように育成・活用するかは永遠の課題だ。機会があればリカレント教育の一環の中で学びなおしたり、または教員として学生に指導する機会を作っていければと思った。

以上

参考1:http://www.nitech.ac.jp/news/news/2016/4981.html
参考2:https://www.manabi.pref.aichi.jp/contents/10003058/0/kouza/section10.htm
参考3:http://www.hsd.cpier.kyoto-u.ac.jp/ja/program/3nendboule.html

スマホ事情:噂のiPhone Xをゲット!素晴らしい!

噂のiPhone Xをついにゲット!
現在の私のiPhone Xです。なかなか快適です。機種変更して良かった!嬉しい!

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インセンティブは重要(笑)
資格試験へのチャレンジにインセンティブアップは不可欠だ。私はインセンティブを高めるために、合格したらああしよう!こうしよう!といつもご褒美を決めている。今回は技術士(経営工学)にチャレンジして、まだ面接が残っているが、筆記試験に合格したらiPhone Xをご褒美と決めジブンゴト化した。愛しい奥様からもOKを貰っていた。現在のiPhone 6の機能や操作には全く不満はないものの、容量が足りなくなってきていてヤバイ状況だったが、全て問題は解消した。現在、iPhone Xを購入するかどうかを考えている人のために、その事前準備から契約、登録処理、良かった点、残念な点などをまとめてみたい。

1.事前準備
1.1 iPhone Xの予約
(1) Appleのサイトで予約
iPhoneの予約は10月27日(金)の16時からネットで受付を開始した。私もジャストにアクセスしようとしたけど、ちょっと出遅れた。すると、もうappleストアにアクセスできない。最初はappleストアのアプリでやっていたが、どうもweb版の方がレスポンスが良さそうだ。当日受け渡しの予約は結局取れなかった。というか、そもそも大型のAppleストアでは当日引き渡しを受け付けていない。結局、Appleのウェブの自宅配送の予約をした。

(2) 引き渡しは12月
引き渡しは12月6日から12月13日の予定という。技術士2次試験の面接日が12月9日なので、その時期にiPhone Xで遊んでいるのはまずい。ケータイにはauからのプロモーションメールも来ていたのでこちらにも予約したが、引き渡し日が記載されていない。販売当日にAppleストアに並ぶしかないと決心する。

1.2 Appleストアに並ぶ
(1) 深夜の行列に参加
これまで国内初のiPhone 3GiPhone4SiPhone6を購入したが、いずれも販売当日ではなく、auショップでひと段落した時だった。でも、今回は、並ぼうと決意する。でも、問題は何時から並ぶかだ。発売開始は11月3日(金)の8時から。その日は祝日で、幸い講座の予定はない。でも、その前日は新潟だ。新潟から東京経由で名古屋まで新幹線を乗り継いでマンションに到着したのは夜の21時だった。一旦、シャワーをして、ビールを飲んで、MaciPhoneを充電して休憩するが、どうも落ち着かない。結局、深夜の1時ぐらいに身支度して自転車で栄のappleストアに向かう。並んでいる人を数えると107人ほど居た。と言うことは自分は108番目か。ダウンジャケットとベストと厚手のパンツと、バスタオルを持ってきたが、周りの人は椅子とか寝袋とか、厚手の防寒具とか、準備は万全すぎるほど万全だ。ちょっと甘く見たと反省した。

(2) 高まるワクワク気分
幸い、近くにセブンイレブンがあったので、トイレや食料の補充には便利だった。並んでいる人たちも中国人らしき人も散見されるし、欧米の人も散見されるが皆行儀よく並んでいる。同じ志を持つ仲間という感じで楽しい。早朝の4時ぐらいまでが一番冷え込んで辛かった。でも、6時になると空も明るくなり、7時を過ぎるとappleストアの人が視察に来たり、撮影に来たり、クッキーを配ったり、コーヒーを配ったり♪そして、発売が開始される8時になると歓声が上がり、列の先頭に並んでいる人からappleストアに入館していく。徐々に行列も前に進む。なんだか嬉しい。ディズニーランドで並んでいるようなワクワク感だ。

(3) 引き渡しは12時から
入館したら店頭に並んでいるiPhone Xを触ることができる。簡単な説明もある。しばらくすると店員さんがタブレットスマホを手に機種や氏名などを聞いてきて、それに答えると引き渡しは12時から12時半だという。12時までまだ3時間以上あるが、自宅まで自転車で戻る元気もない。結局、最寄りのスタバで時間調整する。

3. Appleストアでの契約
(1) 機種変更かSIMロックフリー
iPhone Xの色はシルバー、容量は256GBと決めていた。店員からは機種変更にするかSIMロックフリーにするかを聞かれる。夏にはエストニアを旅行して、SIMロックフリーの威力を実感していたので、迷わずにSIMロックを選択する。でも、機種変更にしないために後から飛んだトラブルに遭遇するが、それは後で説明する。

(2) Apple Careへの加入
悩ましいのはApple Careに入るかどうか。加入料が22,800円と高額なので悩ましい。毎年買い替えるような人なら加入しないほうがいいだろう。でも、自分は最低でも3年間は使うつもりだし、端末を壊してしまう自信がある(笑)ので、加入することにした。参考に次のようなメリットがある。
画面修理が3400円で行える(保証外だと31,800円)。
・バッテリー交換を2年間で2回無償で行える(保証外だと8,800円)。
・本体修理も11,800円で行える(保証外だと60,800円)。

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(出典、appleのホームページ、参考1)

(3) iPhone Xの保護カバー
しばらくすれば100円ショップでも保護カバーが発売されそうな気がする。でも、大事なiPhone Xが壊れるのは困るので、appleストアオススメのTech21のカバーにした。最大2mから落としても大丈夫らしい(参考2)。ワイヤレス充電はまだ試していたないが、それにも対応するらしい。

(4) iPhone Xの保護シート
Appleストアでは2種類の保護シートを用意していた。ちょっと高いと思ったけど、appleストアで綺麗にセットしてくれるので、安い方を購入した。それでも2000円以上した(涙)。

3. auショップでの契約
3.1 SIMカードの交換
新しいiPhone Xを操作しているとどうもおかしい。LINEの引き継ぎができない。ショートメッセージ(SMS)も届かない。電話の発信も着信もできない。これはまずいとauショップに駆け込んだのがショップの営業終了時間の5分前だった。ラッキー!auショップ曰く、iPhone 6iPhone XではSIMカードが違うという。詳しくは説明してくれなかったが、iPhone 6は3GとLTEの対応だが、auiPhone XLTEのみに対応な為だ(参考3)。SIMカードの変更手数料として3000円も発生する(涙)。正しいSIMカードに変更すると、無事に通話もSMSも利用できるようになった。ああ良かった!

3.2 料金プランの見直し
ピタッとプランが導入された関係なのだろうか、計算してもらうと7,700円が5,940円に値下げになった。現在住んでいる単身赴任用マンションではWi-Fiの契約をしていないので、最近はデータ利用の20GBが普通になっている。データ利用料が少なければもっと安いのだろう。

3.3 メールの設定
iCloudメールやGメールだと端末の設定で登録すれば簡単だが、ezwebメールは少し複雑だ。auショップでは時間が足らないので操作方法を書いたパンフレットを貰った。基本的には昔からあまり変わらないので、以前の操作を思い出しながら設定完了した。

4. 自宅&スタバでの設定
4.1 MacBookAirの容量確保
iPhoneiPadのバックアップを愛用のMacBookAir(MBA)で行っているが、このMBAの空き容量がほとんどない。やばい。外付けのハードディスクに普段使わない文書を退避させ、写真や動画も退避させ、古いiPhoneのバックアップを削除してやっと200GBほどの容量を確保できた。

4.2 iTuneへのバックアップ
愛用していたiPhone 6MBAにバックアップさせる。時間は30分以上かかったが、順調に終わる。やはり空き容量が十分にあることは大事だと実感する。東京に戻ったらデスクトップ型のiMACの安いのを買おうと密かに決める。

4.3 iPhone XiOSの更新&iPhone Xへの復元
iPhone XMBAに接続して、復元させようとするとバージョンが古いという。iOS11はリリース以降矢継ぎ早にマイナーバージョンアップをしたため、新品のはずのiPhone Xに登録されているiOSが古いという珍現象が発生していたのだ。結局、iPhone XiOSのバージョンを最新にして再度MBAに接続したら、無事復元が出来た。これもまた30分以上かかった。

4.4 各種ペアリング
iPhone 6Bluetoothでペアリングしていたapple watchとヘッドセットを新しいiPhone Xで使うにはiPhone 6とのペアリングの解除と、iPhone Xとのペアリング設定が必要だ。ヘッドセットの方は簡単だが、apple watchでは何度も失敗した。apple watchとの設定には時間もかかり、結構手間取った。横道にそれるが、apple watchiPhoneをペアリングするとiPhoneの電力消費が早まるように感じることがある。これを節約するヒントの一つはGPSを必要最小限にすることらしい(参考4)。早速試してみよう。

4.5 顔認証登録(Face ID)
iPhone Xといえば、顔認証!この登録は簡単だった。2回ほど自分の顔をパノラマ写真でも撮るように、横方向に180度回転させながら撮影する。iPhoneからはもっと上を撮れとか、下を撮れとか指示がくる。例えば右上に矢印が表示されるとiPhoneを右上に持ち上げるが、なかなかうまくいかない。逆に顔を左下に向ければ良かった。スマホから見ると上目の顔を頻繁に使うためらしい。ちなみに、顔認証の時には、なんだか楽しいので自然と笑顔になって登録していた。実際に使う時に、ブスッとした顔をしていると認証しないことがあるが、笑顔にすると認証した。表情の変化まで見るのだろうか(笑)。やはり人は笑顔の方がいいので、いつも笑顔でいるには、顔認証は笑顔で登録するのがオススメだ。顔認証は今後本格化するだろう(参考5)。

4.8 Siriの登録
「はい、Siri」と言えと言われる。登録は終わったけどどうだろう。使うかなあ。Siriの回答はなかなかおしゃれなので楽しいが外出先でSiriを使っているとちょっと怪しい人に見られそうなきがする。

5.iPhone Xの良いところ!
5.1 顔認証は便利
指紋認証と比べて顔認証は自然だ。スマホを使う時には画面を見ようとするので、必然的に画面と顔が相対する。しかも、顔認証の処理時間が短いので、顔認証をしていることをあまり感じないほど自然だ。ただ、笑顔で登録すると笑顔でないと認証してくれないことがあるので、笑顔をキープしよう(笑)。

5.2 容量が大きいのは安心!
今まで使っていたiPhone6は128GBだが、音声とか、写真とか、動画とかを詰め込むとも空き容量がなかった。でも、今回ゲットしたのは256GBなので、余裕のよっちゃんだ!空き容量に余裕があるのは安心だ。

5.3 画面が大きくて綺麗!
大画面の5.8インチの有機EL画面は素晴らしい。ネットで調べると斜めから見ると色が変わるとか、焼き付けの心配があると書かれている(参考6)が、そんな気配は全くない。大画面になれるともう小さい画面には戻れない(笑)。しかも高精細が素晴らしい。初代のiPhoneでは320x480ピクセルだったが、iPhone Xは1125x2436ピクセルだ。ピクセル数にして17.8倍だ!NHKが衛星試験放送を始めた4K放送では、3840x2160だ。ピクセル数にしてiPhone Xの3倍だ。8Kでも7680x4320なので、iPhone Xの12倍だ。つまり、同じようなペースでスマホの高精細化進むとすれば10年以内に8Kレベルの映像を観れるということになる。

5.4 アニ文字
iPhone Xの新機能として、Animoji(アニ文字)がリリースされた。アニメ絵文字の略と理解している。残念ながらまだ使っていないが、これについては別途試してみたい。日本文化がこんな風にグローバルに広がるのは嬉しいものだ。

6. 改善して欲しいところ
実機を手にするとチョット厚く、チョット重い感じを受ける。ただ、これは技術的な問題なので来年、再来年はもっと薄く、もっと軽くなるだろう。個人的には3-4年後にはダブル画面のiPhone Wが出るのではないかと予想している。その次は何だろう?ゴーグル型のディスプレイと連動したiPhone Gが出るかもしれない。画面をくるくると巻いて小さくするようなiPhone Rが出るかもしれない。まだまだスマホの可能性を感じさせてくれるのがiPhone Xだ。欠点があるからこそ成長の伸びしろがあると考えよう。

7. まとめ
今回は、使っていたiPhone6の空き容量がほぼゼロという必然性もあり、iPhone Xをゲットした。これも3年間は使い続けたい。次に機種変更するのは3年後東京オリンピックが終了して、パラリンピックが閉幕する9月6日の頃に発表される新商品になるだろう。2020年と言えは、第五世代携帯システム(5G)がサービス開始をターゲットにしている時期でもある。しかし、その時期にリリースされるiPhoneが5Gに対応する可能性は低いが、それを一部先取りした機能は取り入れられるだろう。個人的には、LTEWi-Fiのアグレイゲーション機能が実現していると嬉しい。現在は、Wi-Fiを使うか、LTEを使うかの選択をユーザに求めるが、5Gの時代にはLTEも5GもWi-Fiも使えるものは全部合算して使えるようにするのでユーザは選択する必要がない。これはユーザインターフェイスの進化の意味でも大きな進歩になると期待している。

以上  

参考1:http://simfree-smart.com/2017/09/14/iphone-x-applecare/
参考2:https://www.apple.com/jp/shop/product/HLQY2ZM/A/tech21-evo-elite-case-for-iphone-x
参考3:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1709/20/news088.html
参考4:http://blog.livedoor.jp/gameyarisugi/archives/51485546.html
参考5:http://news.livedoor.com/article/detail/13762103/
参考6:https://iphone-mania.jp/news-191952/
参考7:http://japanese.engadget.com/2017/09/09/iphone-x-animoji-3d/

資格試験:技術士(経営工学)へのチャレンジ

筆記試験の合格発表
10月31日の早朝6時に技術士の二次試験(筆記試験)の結果が発表されました。私も経営工学(生産マネジメント)を受験したが、幸い合格だった。よかった!

経営工学部門へのチャレンジ
経営工学部門には、次の5部門がある。私が受験した生産マネジメントでは42名がリストに載っていた。経営工学部門全体では72名の合格者で、そのうち約6割が生産マネジメントだ。生産マネジメントは工場での製造ライン、品質管理、受発注管理等の問題が出題される。受験者の得意分野で不公平にならないように、複数の課題から回答できそうな課題を選択できるのが技術士の試験の特徴だ。

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X bar-R管理図
筆記試験では、600字の原稿用紙x1枚の問題が2つ、2枚の問題が一つ、3枚の問題が一つなので、合計7枚の原稿用紙に論述する。その中でも3枚ものは出題の内容から課題を抽出し、その対策を検討し、さらにはその対策の留意点を解説する。3枚ものは、工場の海外進出の問題と、X bar-R管理図による品質管理の問題だ。学生時代のアルバイトを除き、工場勤務の経験がないため、前者はちょっと書きにくい。X bar-R管理図も基礎データが表に示されていて、なんだかとっつきにくい。これは困ったと思ったが、品質管理でトライするしかないと腹をくくる。

7つの連
X-R管理図とは下の図のように中心線(CL)と上方管理限界線(UCL)と下方管理限界線(LCL)を引いて、サンプルのプロットがUCLとLCLの間から外れないかどうかで品質をチェックするものだ。しかし、UCLとLCLの間にあっても、例えば7つの連続プロットがCLの上方(もしくは下方)に続くと、これは異常事態が発生していると判断し、すぐに原因を調査して対処する必要がある。今回の出題はまさにその点を突いたものだった。
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(出典:MONOist、参考1)

中小企業診断士
30歳の頃にグループ会社の増資を担当する部署に異動したことがあった。しかし、自慢ではないが、日本の経理も知らない。英国の会社の出資案件に対応するため、英国式の財務会計を勉強した。そのあとは米国の会社の出資案件に対応するために米国式の財務会計を勉強した。でも、どうも本質的なことが理解できていないので、これではいかんと中小企業診断士の勉強をし始めた。そうすると技術者にとっては初めて聞く話ばかりで面白い!すっかりハマってしまった。しかし、最初の一次試験では、ダメだなという実感だったのだが、なぜかまぐれで合格していた。すっかり調子に乗って2次試験を受けるあえなく不合格。一念発起して1年間ミッチリと勉強して、それなりの手応えがあり、これは合格したなと思ったら、悲しい不合格。中小企業の支援施策の説明のところが多分間違ったと思う。そうこうしているうちに、技術部門に異動になり、当時の中小企業診断士は一度一次試験に合格すると永年有効だったので、まあまたの機会に二次試験を受ければいいかと後回しにしたのが失敗だった。技術部門の仕事は希望した仕事だったので、これはこれで面白くハマってしまった(笑)

中小企業診断士技術士(経営工学)
中小企業診断士は財務分析をベースに企業の問題点を抽出し、その経営課題を解決するための方策を検討して提案するというパターンだ。技術士(経営工学)は財務分析というよりは、技術的な問題、効率性の問題、品質管理の問題、物流の問題等を抽出し、それに対する解決策をアドバイスするというパターンだ。似ているが違うものだ。でも、機会があれば、中小企業診断士にもリベンジしたいなあと思う。

日本経営工学会
経営工学の関係の学会を調べると日本経営工学会が出てきた。このホームページには経営工学の3つの特徴をうまくまとめていたので引用する。

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(出典:日本経営工学会、参考2)

まとめ
技術士として企業のコンサルをする場合には、経営工学的アプローチや中小企業診断士的なアプローチ、ITコーディネータ的なアプローチは有効だろう。企業の真の姿は一面では分からない。いろいろな視点からその企業を観察し、分析する中で何が問題か、何が課題かを抽出することができればそれは大きな武器になるだろう。まだまだ、研鑽すべきことは多い。

以上

参考1:http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1210/11/news003.html
参考2:http://www.jimanet.jp/activities/study-im

 

安全問題:温暖化と寒冷化

地球の温度変動
地球の温暖化が問題となっている。特に温暖化効果のある二酸化炭素の削減は全地球的な課題である。しかし、本当に地球は温暖化の方向にあるのだろうか。少し、期間を広げると、地球は温暖化と寒冷化を繰り返している。下図の図表によると、温暖化と寒冷化を繰り返している。中央年の間隔は平均すればおよそ1600年前後の周期で繰り返していた。
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(出典:史書に基づく倭、参考1)

最近の気候変動
尾瀬ヶ原の泥炭層を調査した結果、紀元前7000年から現在までの気候変動の傾向が判明した。その調査結果に基づくと、1600年程度の周期で温暖化と寒冷化を繰り返しながらマクロ的には寒冷化に進んでいた。寒冷化には緩やかな寒冷化と急峻な寒冷化があり、後者は惑星の衝突や火山噴火が原因だ。
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(出典:史書に基づく倭、参考1)

太陽の黒点地震の関係
太陽の黒点数がほぼ11年周期で変動する。その黒点の数が少ない時は太陽からのエネルギーが少ない時だ。地球は温暖化の傾向と言われているが、一方で太陽の黒点は減少している。つまり、長期的には寒冷化の傾向が強い。そして、理由は不明だが、黒点が少ない時期にはなぜか大震災が発生しやすい。太陽活動が低下すると、太陽風のシールドが減少するために地球に降り注ぐ宇宙線が増大し、地球の活断層にあるマグマが気化し、活発化するという説もある。
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(出典:地球と気象・地震を考える、参考2)

国家の変遷
紀元前15世紀から現在までの国の変遷を示した図を引用する。これによると最も古い国はエジプトやヘブライバビロニアなどの国々だ。Wiki(参考4)によると独立国家としてはエチオピアは紀元前2000年のアクスム王国に遡れる。また、最古の共和国はサンマリノで石工マリヌスがキリスト教迫害を逃れて入ったのが301年9月3日だという。そして、伝承上の国家として最古なのは、紀元前660年の建国した現在の日本とCIAが発行する『ザ・ワールド・ファクトブック』に記載されている。

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(出典:万世一系、参考3)

気候と戦争
戦争がなぜ起こるのか。その原因の一つに気候変動が考えられる。分かりやすく言えば、気候が温暖化の時代には南方の民族が北方を攻め、寒冷化の時代には北方系の民族が生き残りのために南方を攻める。例えば、3世紀の頃には、晋の敦煌は中原王朝の重要拠点だったが、モンゴルやチベット系の五胡が侵入した。五胡とは匈奴鮮卑、羯、氐、羌だ。地球の寒冷化に伴い北方の遊牧民が生き残りのために南下した。これを食い止めるために建造したのが万里の長城だ。
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(出典:敦煌探勝、参考5)

シルクロードがつなぐ西洋と東洋
秦一族は大陸から当時の日本に渡ってきた渡来人だと言われている。最近のDNA調査の結果では、秦河勝は秦の始皇帝と同じY染色体(O2a2b1a1a)であることから秦の始皇帝の子孫ではないかという。さらに秦の始皇帝のは母方はヨーロッパ系の人種だという。西から東への民族の流れが感じ取れる。
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(出典:聖徳太子の謎、参考6)

楊貴妃の謎
世界三大美女の一人とも、古代中国四大美人(西施、王昭君貂蝉楊貴妃)の一人ともされる楊貴妃は、唐の国の玄宗皇帝の妃だったが、安史の乱を起こしたとして処刑された。玄宗は地方の駐屯軍の将軍と財政官の役割を担う節度使という制度を導入し、その節度使には異民族の将軍を登用した。安禄山はその一人だ。楊貴妃より14歳も年下だったが、楊貴妃の養子になり、平盧・范陽・河東の三節度使を兼ねる大勢力を誇った安禄山玄宗に反逆をした。一説には楊貴妃は処刑を逃れて、小舟で向津具半島(現在の山口県長門市)に逃れたという。楊貴妃の墓を囲むように平家の墓が点在するため平家も渡来人ではないかという説があるようだ。
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(出典:Wiki、参考7)

まとめ
いろいろ調べると、時代の流れや、地政学的な流れ、日本人や日本語の起源について興味が尽きない。理工系を進んだ(言い訳)こともあり、日本史・世界史・地理・政経をまともに勉強してこなかった自分の非学を恥じるばかりだ。遺伝子やDNA/RNAの解明が進めば、日本人の祖先や歴史の真実が今後明確になるのだろう。また、ネットに掲載されている文献をビッグデータとしてAIに分析させて、日本人の祖先は?とか、日本語の起源は?とか聞くと答えてくれるようになるかもしれない。真理を知りたいというのは理工系の性癖だが、真理を知ることが必ずしも政治的に正解でない場合もあるだろう。そんな場合に、AIはどのように判断するのだろう。興味は尽きない。

以上

参考1:http://www.max.hi-ho.ne.jp/sundaymorning10/16abindex.html
参考2:http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2016/01/3099.html
参考3:https://www35.atwiki.jp/kolia/pages/253.html
参考4:https://ja.wikipedia.org/wiki/世界最古の一覧
参考5:http://tabi-dunhuang.com/literature-history-09.html 
参考6:http://yohane.natsu.gs/00 0 0%20syoutokutaisi.htm 
参考7:https://ja.wikipedia.org/wiki/楊貴 

安全問題:賞味推奨期限なら誤解を防げるのではないか。

食の安全
食品には安全・安心して頂けるように期限を表示する義務が、「食品衛生法」や「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)」で規定されている。

消費期限と賞味期限
その中で対象とする食料品の種別に寄って、消費期限と賞味期限という2つの概念を定めている。糀屋本店の説明を引用する。

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(出典:糀屋本店のホームページの写真を加工、参考1)

Wikiでの記載
Wikiで見ると、食品の消費期限では、「 食品の消費期限:製造者が定めた、ある保存方法で概ね5日間経つと品質劣化する長期間保存できない食品の食用可能期限。」という。一方、食品の賞味期限は、「劣化が比較的遅い食料品を包装状態のまま所定の環境に置いた状態で、製造者が安全性や味・風味等の全ての品質が維持されると保証する期限を示す日時である。」という。

農林水産省のホームページ
賞味期限と消費期限の違いを農林水産省では、次の図で分かりやすく説明している。つまり、短期間で安全に食べられなくなるものに対する期限が消費期限であり、安全上の問題はないが劣化が始まる時期が賞味期限であると言える。

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(出典:農林水産省のホームページより、参考2)

Hoods Channelのホームページ
賞味期限についても、製造日から3ヶ月以内の食品は年月日表示が義務つけられているが、それ以上の場合には年月表示も許容されているという。冷凍食品の加工技術が進歩していて、最近のコンビニの冷凍食品は安くと美味しい。ただし、冷凍食品の賞味期限は未開封でマイナス18度以下に保存した場合を前提としている。スーパーやコンビニで買ってから自宅まで常温で移動し、家庭用の冷凍室で再冷凍するケースでは実質2-3ケ月程度と思ったようが良いようだ。 

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(出典:フーズチャネルのホームページ、参考3)

英語の消費期限と賞味期限
賞味期限を英語ではなんと言えば良いのか。アメリカ英語ではbest-by date、イギリス英語ではbest-before dateという。一方、消費期限はアメリカ英語では、expiration date、イギリス英語ではexpiry dateが使われている。use-byという表現も使われている。英語の方が具体的にイメージしやすい表現だ。

賞味期限の誤解
台風21号の影響で、2017年10月23日に東海道新幹線こだま705号が熱海駅に長時間停車した時にJR東海が配った乾パンの賞味期限が切れていたことが話題になった。一部の新聞ではまるで健康問題があるかのように誤解を与える報道があり、ネットでも話題になった。これはそもそも賞味期限を切れると安全に食べられる限界を超えているのではないかという誤解を与えやすいからではないか。

賞味推奨期限
法律で定めた表現ではないが、経年劣化が発生する乾電池にメーカーは利用推奨期限を明記している。個人的には、食品に関しても賞味期限より「賞味推奨期限」という表現の方が実際の内容を連想しやすく誤解を与える可能性を下げられるのではないか。また、国内でも日本語を読めない海外からの旅行者のためにも、日本語の表記に加えて、英語の表記を併記するようにするべきではないだろうか。

まとめ
消費期限と賞味期限の違いを正しく理解している人は多いだろうか。意外と知らなかったり、誤解していたり、逆に勘違いしたりしている人もいるのではないだろうか。それを消費者の勉強不足とするのではなく、海外からの来日者を含めて誤解のないような表現に改善していくことが必要だ。

以上

参考1:http://www.saikikoujiya.com/kouji/mame_0005.html
参考2:http://www.maff.go.jp/j/jas/hyoji/kigen.html 
参考3:https://www.foods-ch.com