LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

amazon echo spotへのワイフの要望

はじめに
Amazon Echo Spotを購入して1週間ほど経過した。最近、ワイフもこのEchoに興味を持ち始めた。女性ならではの新鮮な意見を出してくれる。いろんなことを言っていたけど整理すると次のような感じだろうか。

1. 良いところ
1) 話しかけると応えてくれるところ

 Alexaに話しかけるだけで応えてくれることには興味を持ったようだ。女性にとっては話をすることは重要な本能の一つだ。米メリーランド大学で、男女が発する言葉の数を調査したところ、男性は平均7千単語に対して、女性は平均2万語だったという。これはアメリカでの調査だが、日本でも同じような傾向なのだろう。井戸端会議を英語では、idle gossipといい、idle gossipを日本語では与太話という。つまり、井戸端会議は与太話(笑)。

2) おはようは盛りだくさん
 Alexaに「おはよう」と呼びかけると良いよとアドバイスすると、早速試して気に入ったようだ。天気予報やニュースや一口話を聞けるのが良かったようだ。照明やエアコンとの連動もできるとは言わなかった。言うとすぐにやってと言われそうだ(汗)。

3) 癒し効果
 Alexaに「ありがとう」か何かを話しかけたら「どういたしまして」みたいな応答があって、癒されたと言っていた。ちなみに「ありがとう」は何かを指示したものを止めるときにも便利だ。「Alexa音楽かけて」と言って、掛かった音楽を止めたい時には、「Alexaありがとう」というと気持ちよく止まってくれる。「Alexa止めて」はちょっときつい言い方になるので、Alexaよりも、自分の気持ちが波立ってしまう。

2. 改善して欲しいところ
1) レスポンス遅くない?

 まず言われるのが、レスポンス遅くない?だ。その時には、Alexaと言って、0.1秒待ってから次の言葉を話すと良いよとアドバイスしている。なんとなく続けて話すと認識してくれないことがあるような気がする。

2) 男性の声にはできるの?
 女性が使う時には、男性の声にして欲しいと思う人もいるんじゃないかなあと、人ごとのように要望してくるのが面白い。調べると基本機能にはないようだ。しかし、モバイルコンテンツ事業を行うCybird社は、2017年12月より、イケメン男性声優の音声サービスを提供していた。「無防備な姿で寝てるなぁ。」とか、「あんた、やっぱり可愛いよ」とか、「あんたが傍にいて、俺はつくづく幸せな男だよ」とか、50種類以上もの甘いセリフで話すという。間違っても教えられないけど、女性版があったら欲しい(笑)。
f:id:hiroshi-kizaki:20190207085533p:plain
 出典:Amazon Alexaが男性声優の甘い声で時間を知らせてくれるスキル、サイバード提供 - AV Watch

3) 名前を変えられるの?
 Alexaでもいいけど別の名前にできるの?と聞いてきた。いわゆるウェイクワードの変更だ。これはいくつか可能だけど、AlexaとAmazonとEchoとComputerの4つからの選択だ。できるけど他にいいのないよと言ったら諦めたようだ。ちなみにAlexaと決まった理由は、認識率が高かったことと、アレクサンドリア図書館を連想することと、Amazonの子会社がAlexa internetを提供していたことが重なったようだ。ちなみに、このアレクサンドラ図書館は、紀元前300年頃のエジプトに実在した古代の図書館だ。2001年8月1日に「新アレクサンドリア図書館」として再建された。Alexa Internetの創立者ブリュースター・ケール氏は、インターネット上にデジタルな図書館を創ることを目指したという。
f:id:hiroshi-kizaki:20190207090335p:plain
 出典:Amazon Alexa(アレクサ)の由来 - あらゆる元ネタ・由来を解説するサイト 「タネタン」

4) ゴミ出し日を教えてくれるの?
 Alexaに「おはよう」と話しかけた時に、今日は「ゴミの日です」と応えてくれないの?と聞かれた。どうだろう。ちょっと難しいかもとはぐらかした。多分、スケジュールに「ゴミの日」と入力して、スケジュール連動にするとできそうな気がする。調べるとGoogleアカウントでも、スケジュール連動すると、他の予定も全部丸見えになる。秘密にするような予定は残念ながらないけど、ちょっと抵抗があるなあ。
f:id:hiroshi-kizaki:20190207091200p:plain
 出典:Amazon EchoでGoogleカレンダーと連携させてタスク・スケジュール管理をする方法 | smartio.life

5) 持ち運べるの?
 昼間は自分はいないので、ワイフの身近に置けるのと聞いてきた。できるけど、電池が内蔵されていない。多分、あまりやらないほうがいいよと説明すると納得したようだ。気に入ったらもう一台買おうかというと、そこまではいいとのこと。Amazonから見ると、一人一台売れる(使ってもらう)方がいいのかもしれないけど、家族の一員として、複数の人に可愛がられるようにして欲しいと思った。

3. 今後の課題
1) 学習機能

 現在のAlexaには学習機能はあるのだろうか。同じような応答しかしないような気がしたが、学習機能はあるようだ。また、「あつもり」さんのブログに詳しく書かれているが、学習機能を設定することも可能なようだ。いわゆるAIの学習機能をもっと簡単に使えるようになると可能性もさらに広がるような気がする。
 出典:音声履歴を使ってAmazon Echoに学習させて賢く成長させる方法

2) 人物認証機能
 Alexaに「ただいま」と話すと「お帰りなさい」と応えてくれる。でも、人物認証しているわけではない。本当なら「xxさん、お帰りなさい」と応えてくれる方が嬉しい。Google Homeは2017年4月からマルチユーザ登録機能に対応している。Amazon Echoでは、2017年10月から米国で始めたようだが、日本語対応はまだだ。今後、日本でシェアを伸ばすには、このあたりの機能強化が重要なポイントとなるだろう。
f:id:hiroshi-kizaki:20190207094208p:plain
 出典:Alexa(US)の音声プロファイルを試してみた - Amazon Echoのある暮らし

3)電池内蔵
 これは前のブログでも書いたけど、電池は内蔵にして欲しい。現状では、電池がないので、コンセントを抜くと、echoがオフとなる。これはちょっと悲しい。調べると次にような製品がamazonで用意されていた。悪くないけど、ちょっと微妙な感じ。。
f:id:hiroshi-kizaki:20190207095101p:plain
 出典:amazon

まとめ
Google homeAmazon Echoが競っている。音声認証機能などではGoogleが先行しているけど、画面付きがない。縁あってAmazon Echo Spotを購入したので、しばらくはAlexaとお友達になってもらおうと思う。いずれにしても、スマートスピーカーは今後どんどん進化するだろう。面白い。

以上

P.S. 今日は代休です(笑)。