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リーガの7つの印象

昨日、エストニアのパルヌからラトヴィアのリーガに到着した。そして明日、リトアニアのカウナスに移動する。なので今日は朝からしっかりと観光した。色々と感じることがあったので、7つに整理してみた。

1. リーガの姉妹都市は神戸だった。
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写真の上の真ん中に時計台の写真だが、なぜか時計が2つ縦に並んでいる。上の時間はリーガの現地時間だが、下の時間は6時間早い。どこだろう。真ん中の写真を見ると姉妹都市である神戸市がラトヴィア共和国の独立を記念して贈呈したものだ。調べると神戸はシアトルやマルセイユなど8つの都市と姉妹都市・友好都市宣言をしているが、リーガもその一つだった。また、公園を散歩するとベンチの近くにWi-Fiのマークがある。公園でゆっくりとインターネットにアクセスできるのは快適だ。

公園にはやたらに銅像がある。右上の写真はスドラブエジェスといい、Kronvalda公園に銅像があるとWikiには書かれていて詩人のようだ。下左の銅像には本当のバラをもたせているのがお洒落だ。

2. 聖ペテロ教会から展望するリーガの街並みは最高だった。
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下右は聖ペテロ教会の見学ツアーの団体だ。英語での説明だったのでしばらく聞かせてもらった。聖ペテロ教会は1階が教会と展示スペースになっている。2階からエレベータで登る。その展望台は72mにあり、市内を一望できる。聖ペテロ教会の西側に南北に流れるのはDaugava川だ。上左の写真はラトヴィアで最も高いリーガのテレビ塔で高さが368.5m。そして悔しいことにその展望台は97mの所にあり、ここより高い。

下左の写真は1211年に建てられたリガの大聖堂で聖ペテロ教会からは北北西方向だ。このリガの大聖堂よりさらに北側、Daugava川の上流の方から煙だ。出火元は見えないが火事のようだ。今日は風が強いので、消火活動は大変だろう。

3. 市庁舎広場での結婚式に遭遇した。綺麗だった。
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聖ペテロ教会のすぐ近くに市庁舎広場があり、なぜか大歓声があがっていた。なんだろう。見てみると、ブラックヘッドの会館を背景にして、市庁舎広場で結婚式が行われていた!ラッキー♪ ウェディングドレスの新婦綺麗でした。ただ、新婦の友人達も負けずにオーラを出していました。皆様綺麗です。

4. リーガの人はスマホ大好きということが良く分かった。
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小腹が空いたので、バーガーハウスでFish&Chipとビールを頼む。ウェイトレスもそうだけど、やたらにみんなスマホを操作している。リーガの人はスマホ大好きということが良く分かりました(笑)。スマホを操作していると注意力がそこに集中するので、写真に撮りやすいとはいえ、勝手に撮影してごめんなさい。

5. ラトヴィア軍事博物館を閲覧した。歴史をもっと知りたいと思った。
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ラトヴィアの歴史はヨーロッパの戦争の歴史を抜きにしては考えられない。それは日本とも関係していた。ラトヴィアは様々な戦争に巻き込まれたが、特に被害が大きかったのは1917年のドイツによる占領と、1940年のソ連軍による占領だろう。ソ連に統治された後はシベリアへの大量派兵でほとんどが片道切符だったという。当時の満州ソ連が攻めてきたが、その尖兵はラトヴィア人だったのかもしれない。

結局、最前線に立つのは借り出された人間だ。サハリンに勤務していたラトヴィア人の医師が日本人から譲り受けたという日の丸には日本人の名前が大勢書かれている。それぞれの名前を確認すると沖縄らしき名前もあった。天皇陛下も訪問されていた。日本に戦争の事実を正確に残す博物館はあっただろうか?

6. パウラス・ストゥラディンシュ医療史博物館を閲覧した。医学は大変だ。

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ちょっとマニアックだが、医療に関する博物館だ。世界的にも珍しいようだ。地球の歩き方では2.13ユーロとあるが、4.98ユーロ(税込みだと5.69ユーロ)も取られた。確かに古代や中世から近代、現代までの医療の歴史を振り返ることはできる。中世の頃は精神的に異常な人間は医療のサンプルにされていたようだ。現代では考えられないようなことが過去にはなされていた。ただ、それが現在の医療に繋がっている。最上階には宇宙服や宇宙食など宇宙での生活や医療についても展示があった。

地元の小学校の先生と思われる大人の人が、小学生と思われる子供たちを先導して丁寧に説明していた。言葉はわからないけど、生徒がさかんに質問をして、それに対して先生がきちんと回答したり、説明していたのが印象的だった。

7. アルベルタ通りは、表参道とか原宿のように、とても洒落だった。

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今回の宿のすぐ近くにアルベルタ通りがあり、その界隈にはユーゲントシュティール建築と呼ばれる建物が並んでいてお洒落だ。リーガの中心地のテラスが満席になったのを見たことがなかったが、ここのテラスは満席だ。朝の10時から夜の10時までやっているらしいので、夜はここにした。美味しかった。なお、道路や建物はさかんに改修工事を行っているので、どんどん綺麗になるだろう。

まとめ
リーガはかつてはバルトのパリと呼ばれた街だ。その街並みや古いビルに残された優れた彫刻など見るべきものは多い。悪いことではないが、ビルの屋上に平気で基地局を設置する経済合理主義的な感じがする一方で、レストランのサービスなどを見ているとエストニア人ほど勤勉ではない。また、地区にもよるが子供たちよりも大人や高齢者を見ることが多い気がする。今回利用させてもらっているAirbnbの家族と話をしていると、結構教育熱心だし、スポーツも盛んだし、親切だし、優しい。ラトヴィアやラトヴィア人のことを知るにはやはり数日では足りない。もっと深く知りたくなった。 

以上

 

パルヌからリーガへの移動も冒険続き!

ハープサルからパルヌへ移動した昨日は、突然スマホが使えないというトラブルに遭遇したが、現地のSIMカードに入れ替えることでなんとか解決した。

今日8月3日は、続いてパルヌからラトヴィアのリーガに移動し、リーガで2泊したのちに、リトアニアのカウナスとヴィリニュスにそれぞれ2泊の予定だ。

今朝は朝一からビーチを散歩して、平和な一日になると期待したが、実際は波乱万丈だった。朝から少し振り返ってみます。

1. パルヌが清潔な理由はこれだ。
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エストニア全体の仕組みなのか、パルヌ独自の仕組みなのかは不明だが、ゴミの回収の仕組みのスマートさに驚いた。まず燃えるごみと燃えないごみに分別するのは日本と同じだ(写真上右)。今日は燃えるごみの回収のようだ。毎日かどうかは不明。特筆すべきは、その方法だ。ごみの回収から運転までを一人でやるのは大変だろうと見ていたら、なんとゴミを入れる大きな容器にはローラーが付いているのでゴミ回収車の近くまで転がして移動した。そのあと、ゴミ回収車のバーにこの容器を引っ掛けた。そして、ゴミ回収車のどこかのボタンを押すと、なんと!大きなゴミの容器がくるっと持ち上がる。そして、ゴミを振り落とすような仕草をして、元に戻る。これなら作業は楽だ。作業員の人は、またローラで転がすように元の位置にゴミの容器を置いた。

これの素晴らしい点は、生ゴミがカラスの餌にならないことだ。日本ではカラス対策をいろいろしているが、カラスの方が賢いケースが多く、道路に生ゴミが散乱していたりして、その後始末がまた大変だ。でも、パルヌ方式ならゴミはカラスの餌にはなりえない。そのためかどうか不明だが、北欧のカラスは概ね小柄で鳩と同じような大きさだ。鳩と同じように道端で草をつついているので、鳩と勘違いしそうになる。

2. 朝は鳥にとっても大事な食事タイムだ。
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朝早く(と言っても7時)にビーチを散歩するとたくさんの鳥が草原で朝食をとっている。また、ビーチ沿いにジョギングコースがあり、ジョギングしている人達がいた。水辺では、親鳥が周囲に注意を払う中で子鳥が泳いでる。静かで平和に一日の始まりになりそうだ。

3. パルヌからリーガ行きのバスの発車直後に事故が起きた。
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リーガ行きのバスの乗り場のBussjaamは、ハープサルからのバスの降り場と同じだったので、すぐに分かった。また、リーガまでのチケットは既にネットで予約しているし、スマホも復活したし、何も心配はないはずで、待合室でゆっくりコーヒーをいただく。トイレは有料0.5ユーロだが利用客は無料だった。ほぼ定刻にバスが出発して、やれやれと思った瞬間に急ブレーキ!そして、左から来た車両が転倒!爆発等は起きなかったし、バスの乗客にも事故はないが、転倒した車両の運転手は無事なのだろうか。運転手が、救出していると、程なく救急車が到着した。そして、警察が到着した。外に出てみると、バスの右前方が破損しているし、バスの運転席のフロントガラスにヒビが入っている。これはダメだ。代わりのバスも到着したので、乗り換えかと思いきや、何やら相談して、結局定刻より1時間遅れで、その事故車両のまま発車した。途中にも軽い急ブレーキが何度かあり、ヒヤヒヤした。無事リーガには到着したけど、事故車両でそのままお客様を乗せるなんて信じられない。

4. パルヌからリーガまでの基地局
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パルヌの市内には基地局をあまり見かけない。うまくカモフラージュしているのだろう。しかし、郊外に出ると、基地局の鉄塔が数km間隔で見えてくる。同じような場所に設置されているということは複数事業者が運用しているのだろうか。左から3番目はちょっと特徴的な基地局だ。鉄塔ではなく、レンガ造りなのだろうか。国境を超えたあたりから、基地局が見当たらなくなってきた。スマホも圏外になっている。いやな予感。しばらくすると基地局も見える(下の右から2番目)が、スマホは圏外のままだ。リーガの市内に入るとビルの屋上に明らかなアンテナが見える。エストニアでは結構頑張ってカモフラージュしていたが、リトヴィアはそれほど景観にこだわっていないのだろうか。さすがに古い建造物の屋上にアンテナが置かれていることはないが、最近のビルの屋上にはアンテナを設置しているケースが多い。

5. リーガに到着したが、やはりスマホは圏外のままだ。
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リーガには無事到着したが、残念ながらスマホは圏外のままだ。ローミングを許容していないのだろうか。しかし、スマホロックにも慣れてしまい、まずは案内所に行って、Wi-FIを使わせてもらい、必要な情報をスクリーンショットで写真に残す。その上で、スマートパスを購入して、7番のトラムで現地に向かう。二度目のトラブルなので、慣れたもの。必要は情報は既にスナップショットで写真としてスマホに保存しているので大丈夫だ。でも、スマホ自体がなくなると結構やばいと思う(笑)。

6. 目的のマンションには入れたが部屋からの応答がない。
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Airbnbの案内に書かれた通りに来て、入り口で暗証番号を叩いたらすぐにロック解除できた。ラッキー♪ 中に入ると守衛さんがいたラッキー♪ でも、目的の部屋を聞いてみるが、なんと英語が通じない(涙)。仕方なく、4階と書いてあるので、4階まで重いカバンを持って上がってチャイムを押すが応答がない。ドアに何も書いていない。下の階の住人と話ができたので、聞くとこのマンションで間違いはなく、その部屋は上だという。もう一度チャイムを鳴らすが応答がない。そもそも電力計が回っていないので人がいないようだ。まだ、オーナーの妹が来ていないのかと思い、しばし待つが、誰もこない。やっと来たかと思ったら別の部屋の住民だが、この部屋で間違いないかと聞くともう一つ上の階だという。そういうことか(涙)。その階でチャイムを押すと、すぐにオーナーの妹がでてきてくれた。良かった!!部屋の使い方や、Wi-FIやバスルームや鍵の使い方を教えてもらった。スマホWi-Fiで繋がって生き返った。嬉しい。スマホの充電も完了したので、いざ市街地に出発!

7. リーガの市街地はさすがに広い

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1201年に歴史に登場したというリーガの街は中心の市街地だけでなく、周辺を含めて非常に広範囲に広がっている。リガの街は、かつては「バルトのパリ」 と呼ばれていたのに、ソ連支配下の時期に傷んだ街並みも修復され、さらに現在も各地で補修工事がなされている。タリンの街と同様に人力タクシーがある。ただ、タリンの場合には実質モータで動くアシスト型だったが、リーガではまさに人力だ。ラトヴィアもITに注力していないわけではないが、この辺りに違いを感じる。また、駅前の露天商に商売への執念を感じる。タリンが東京とすれば、リーガはコテコテの大阪だろうか。どちらが好きかは好みだろう。レストランのウェイトレスに写真を撮っていいかと聞くと素朴に応じてくれることが多い。この純朴な感じはいいですね。

まとめ
交通事故に遭遇したのはびっくり。しかし、その事故車両のまま、フロントガラスにヒビが入って運転席の視界が悪いまま、予定通り高速走行するとは思わなかった。しかも、途中で国境の検問があり、警察官もいるのに何も言わない。日本だとありえないと思った。でも、結局何も問題はなく無事に到着できて良かった。

以上 

エストニアのローカルバスに見習うべき5つの点

エストニアに滞在して早くも1週間ほどが経過する。今日はパルヌからラトヴィアのリーガに移動するので、一旦今日はエストニアでの最後の日になる。一旦と書いたのは、もう一度エストニアに戻り、タルトゥとタリンに滞在するためだ。エストニアは中世の街並みが残されていて素晴らしいし、ビーチなどのリゾート地も綺麗だ。でも、本当に素晴らしいのはエストニア人が非常に勤勉で工夫をしていることだと思う。また、人を騙したり、人を出し抜いたりするのではなく、真面目にきちんと生活しているそんな姿勢が実は本当に素晴らしいと思う。日本がエストニア人から学べることは一杯あるが、ここでは公共バスについて説明したい。

1. 公共交通機関が非常に充実している。
エストニアでは、タリンでも、ハープサルでも、パルヌでも、どこでも公共のバスが非常に充実している。そして、その仕組みはほぼ同じようだ。
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2. スマートカードが普及している。
日本でいうSUICAのようなカードが普及しているが、出入りが基本自由だ。日本では、後ろから乗って前から降りるとか、前から乗って後ろから降りるの2パターンが普通だ。しかし、エストニアのバスは、出口が複数あり、どこからでも乗れて、降りれる。しかもその敷居が低いので、身体障害者や高齢者に優しい。バスには、通常前の入り口と中央の出入り口と後方の出入り口があり、前の入り口は、スマートカードを持っていない旅行者などが現金でチケットを買うためだ。入り口で1ユーロ(約133円)を払うとレシートをもらえて、1時間以内であれば乗り換え自由なのも旅行者には嬉しい。

利用者は、中央と後方の出入り口から自由に出入りしている。これを可能とするのは、エストニア人が真面目なことだ。スマートカードをタッチする場所があるが、皆これにきちんとタッチしている。高齢者ですぐにタッチしない人もいて、あれ?と思うがよく見ると、ゆっくりとバッグからスマートカードを取り出してタッチしている。無賃乗車をしている人を見たことがない。ガイドブックには、時々抜き打ちでチェックがあり、見つかると40ユーロを取られると書かれているが、エストニア人は真面目なので、そんな必要もない。この仕組みは、ヨーロッパでは一般的だ。例えば以前訪問したアムステルダムでは、無賃乗車が多く頻繁に抜き打ちチェックをしていたのとは好対照だ。

3. 身体障害者に優しい
中央の出入り口は観音開きになり、2mぐらいの間口があるので、車椅子でも楽に乗り入れできる。しかも、その中央の出入り口のすぐ近くは車椅子用のスペースがあり、その隣は身体障害者のための椅子がある。下の写真は右方向に進行していて、身体障害者の席は後ろ向きになっている。

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4. バックミラーとは別にモニター画面がある。
運転席の右上には通常のバックミラーがあるが、これは普通だ。しかし、よく見るとその隣にモニター画面がある。時々画面が切り替わっている。エストニアでは2両連結のバスも多い。画面切り替えをすることでバスの車輌内の安全点検をしているのだろう。

5. タリンの市街では到着予定時間がディスプレイに表示されていた。
タリン以外のエストニアの街では見ないが、バスや路面電車の到着予定時刻がディスプレイ表示されるのは便利だ。市民にとって非常に身近な公共交通機関(バス)であるが、国によってこんなに仕組みが違うのかと考えさせられました。

まとめ
エストニアは人口が130万人ほどなので、ITで省力化できることはITに任せて、人は人にしかできないことをやろうという発想がある。でも、国民がITおたくな人かというとそんなことは全然ない。弱者への優しさや配慮も十分なされている。エストニア人はバルト三国と呼ばれるより、北欧と呼ばれるのを好むらしいが、公共交通機関を利用していると北欧の影響を受けていることを強く感じる。

以上

パルヌに辿り着くまでの7つのハードル

ハープサルからパヌルに移動する8月2日の朝に事件が起こった。スマホが突然使えなくなった。詳細は後述するが、スマホを使えないということの深刻さを痛感する出来事だった。もう目が見えなくなったり、耳が聞こえなくなったのと同等のショックだ(涙)。

1. SIMカードが突然ロックされた。
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ハープサルの宿はWi-Fiが使えない以外は問題はなかった。Wi-Fiが使えなくても近くのカフェで使えば良いと思ったら近くのカフェがオープンするのは10時。バスが10時半なので、これでは間に合わない。仕方なくiPhoneテザリングを利用していたら、突然ロックされた。前兆は確かにあった。携帯電話会社からフィンランド語で何度もなんどもワーニングのSNSを受けてた。でも、なんと書いてあるのかわからないので、無視していた。多分、パケットの利用量が規定を超えている。追加料金が必要とかそんなところだろう。普通の利用ならなんとかなったが、テザリングでの利用量は半端ではない。一気に利用量を超えた結果強制ロックされたようだ。どうやってもダメ。全くのお手上げだ。でも、パルヌへのバスにはならないといけないがどこ?チケットはどこで買う?全くわからない。困った。。。今回の旅の最大の危機だ!

最終的には、パルヌに到着して、スマホなしでの観光を一巡したところで、携帯電話会社のTELIAショップを見つけた。店員に聞くがフィンランド語は分からないと言う。どうすればいいのかと聞いても分からないの一点張り。仕方ないので、プリペイドSIMカードを購入できるかと聞くと回答はYES。これが解決法だった。

なんと9ユーロで5GBまで使える。期間は無制限だという。本当かなあ。まあ、何かあればまた料金を追加で支払うか、別のカードを買えば良いだけだ。5GBで9ユーロ(約1200円)は安い!ショップの兄ちゃんに感謝する。ありがとう。本当に助かった。

2. 朝食をどうするか!
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スマホは使えない。近くにやっている店もない。どうしようと途方に暮れても仕方ないので、まずは昨日降りたバス停に向かう。途中で素朴な感じの女の子がイチゴを売っていたで購入する。2ユーロだった。この後、なんとか地元の人に聞いて、バスセンターに到着した後で、一安心しながら頂いた。美味しかった。ちなみにSIMカードを買ったショッピングセンターでもイチゴを売っていたので同じぐらいの量を買ったら4ユーロも取られた。その隣でソーセージの味見をしていたので、トライしたらびっくりするほど美味しかった。でも、さっき食材を買ったので、我慢した(笑)。

3. バス停はどこだ!
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昨日降りたバス停に到着したバスの運転手に確認すると、目的のパルヌ行きのバスはここには止まらないという。どこで乗ればいいのかと聞くとあっちと指差すので、それを信じて歩き出す。でも、スマホが使えないので、不安だ。さっきのバスにバスセンターまで乗せてもらえば良かった。道路の標識とかを参考して、道行く人に聞きながら、なんとかアナログな方法でバス停に到着する。立派な駅だと思ったら「鉄道と通信の博物館」だった(上左の写真)。バスにトイレはあるかとチケット売り場で聞くと小さいバスなのでないという。2時間半のバス乗車でトイレ無しはやばいとトイレを使おうとすると40セント(約53円)を投入しろという(下左の写真)。少し悩まんだがやはり使うことにしたのでパヌルまで大丈夫だった。無事予定のバスに搭乗すると、しばらくして携帯電話の基地局を見つける(右の写真)。職業病でしょうね。反射的にパチリ。

4. お腹すいた!
f:id:hiroshi-kizaki:20170803021010p:plainパヌルの街には予定通り13時に到着した。しかし、チェックインは15時だ。それまで時間調整するのか、早めるのか。いずれにせよ通信手段が必要だ。上左の写真の右側の「EPHESUS」のウェイトレスにWi-Fiは使えるかと聞くと使えるというので、この店に決める。パルヌでも無料Wi-Fiは意外と少なく、店でパスワードを教えてもらうようなタイプが圧倒的だ。パスワードを入力するとスマホでもMacBookAirでも問題なく使えた。でも、ネット接続を楽しんでいる状況ではない。まずは今日のオーナーに到着が早まったことを伝える。同時に、オーダーしたチーズバーガトコーヒーをいただく。ボリュームがすごい。しかも、肉もパンも美味しい。日本で食べるチェーン店の味とは全然違う。Wi-Fiが使えるので、なんとなく、問題が解決したように気分になって、チェックする。スマホはオフラインだが、なぜか最低限の通信機能として、SNSの受信やGoogleマップでの現在位置や、スケジュールの保存データなどは観れる。そのような断片的な情報から歩いて向かう方法もあるが、ちょっと不安なので、今回はタクシーを使う事にした。住所を伝えたら分かったようだ。

5. 指定の住所は蜘蛛の巣状態。ちょっとおかしい。
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スケジュールにかろうじて残っていた住所(xx street 66B)をタクシーの運転手に告げる。運転手がそこはホテルではないが大丈夫かと聞くので普通のハウスのはずだと答える。ではそこ(66)に向かうという事で降ろしてもらう(上の左の写真)。ところがそのお家をノックしても返答がない。入り口のベルを押せと書かれたいたが、ベルがない。指定の時刻に遅れたのですれ違いかと思ったが、そんなはずはない。では?もしかして、66Bと66は違うのではないかと裏を回ると別のストリートだ。では横かと思うと、66A(上の右の写真)だった。ビンゴ!

結局、更にその隣の家だと思ったら、その家のドアが開き、オーナーが迎えに来た。多分バッグを引きずる音でゲストが来たことが分かったようだ。なんともアナログ的だったが、無事に到着した。良かった!

6. 南仏のニースを思わせる素晴らしい海岸だ!
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オーナーからビーチの散歩を勧められたので、早速に散歩♪ 確かに素晴らしい。海岸が遠浅になっているので、子供達を遊ばせるには最適だ。こんな素晴らしい海岸は世界にも珍しいのではないか。沖縄のビーチも素晴らしいが、夏場は日没になってからでないと日焼けがヤバイ。夕方の17時というのに太陽はまだ2時か3時ぐらいの高さだ。気温は18度ぐらいだけど、日差しが心地よく体感的には28度から30度ぐらい。ビーチで遊ぶわけにもいかないので、エストニアの地ビールSAKUを注文してしばし日光浴。そのあとお散歩していてびっくりしたのが、上右と中右の写真。いわゆるVRを子供が楽しめるようにしたアミューズメント。母親は優しい眼差しで子供が楽しむのを見守っている。さすがIT先進国だとまた感心してしまった。

7. スマホなしでの市内観光終わったあとでスマホ復活!
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スマホがオフラインなので、マップを見たり、道標を見たりして、市内観光はなんとか終了。アナログでもなんとかなるじゃない!そんな風に思い出した時にテリアのショップを発見。前述の通りプリペイドSIMカードを購入して無事スマホが使えるようになった。あ〜良かった。今日は疲れました(涙)。Airbnbの利用とか、高速バスの利用とか、市内見学とか全てスマホに依存している実情を再度認識するとともに、スマホなしでも済むようなコンティンジェンシープランの必要性も再認識しました(笑)。

まとめ
スマホは便利な反面依存しすぎると使えない時にパニックになる。でも、一度パニックを経験すると、次に同じような状況になったも落ち着いて対応できる。そして、そもそもスマホなしでも旅行はできる。そんな当たり前のことに気づかされた一日だった。

以上

ハープサルの7つの印象

タリンからはハープサルまでは長距離バスで2時間弱。しかも、8.5ユーロとお安い。ハープサルに到着した8月1日で印象的だったことを7つほど写真でまとめてみた。8月2日は大変な事態になるのだが、この時はまだ平和だった。

1. タリンからハープサルへバスで移動する。一面麦畑だ。
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タリンからハープサルに向かうと途中は草原が続く。ロシアがバルト諸国を弾圧した時に、農業もロシア風を強制したため、エストニア独自の農業ノウハウがそこで途絶えてしまったという。馬が放牧されているところもあったが、何を作っているのか、いまいちよく分からなかった。草原をよく見るとこの写真のように生い茂っているパターンと刈り取って巨大なトイレットペーパーのようなものが点在しておかれているものがある。刈り取った麦の茎を巻き取ったものらしい。

2.宿泊先は、このマンションの2階だ。屋上には基地局があった。
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タリンを出発する時にオーナーに連絡をするのを失念していた。ハープサルのバス停(Niine)に降りた後に、約束の15時から1時間以上早いことに気づく。ダメ元でオーナーに連絡するとすぐに鍵を持って向かうという。説明に来られたのはAirbnbの写真以上に美人のマダムだった。簡単な説明をしてもらって引渡し終了。残念なのは、洗濯機がないことと、ベッドルームにコンセントがないこと、Wi-Fiがないこと。これ以外は設備も充実していて問題なし。近くにWi-Fiを使えるコーヒショップがないかを聞くと色々と調べて教えてくれた。ちなみに、このマンションの屋上にあるのは間違い無く携帯電話の屋外アンテナだ。職業柄ついパチリ。

3. 住みたくなるようなファミリー向けのマンションだった。
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部屋は2階だという。そしてお部屋に入ると、名古屋の単身赴任マンションより広い気がする。ベッドルームがあり、リビングがあり、台所があり、シャワールームがあり、申し分ないですね。ただ、今朝の四つ星ノルディックホテルも同様だったけど、ウオシュレットはない。すごく綺麗で快適でした。

4. おしゃれな木造のお家が多い。
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Airbnbのマンションから市街&ビーチ方向に散歩すると、すぐ近くには図書館(左上)があった。入ってみたが、エストニア語の図書ばかり。日本はもちろん英語の図書も見つけられなかった。周辺は木造なちょっとおしゃれなおうちが続く。海が違いので、湘南のような雰囲気がある。

5. クレッサーレ城と笑顔の少女
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古城の塀に誘導されてクレッサーレ城を見学することにした。入場料5ユーロは結果的に安かった。その入り口に可愛い女の子が何かを売っている。写真を撮っていいかと聞くとニコッと笑顔で応じてくれた。聞くと12歳だ。日本で言えば中1だろうか。城の中にも売店があり、その出店として家族を手伝っているようだ。城の中に入るとまた同じぐらいの年代の少女が立っている。あまりに可愛いので写真を撮って良いかと聞くと笑顔で応じてくれた。ハープサルの子供は素直で可愛い。古城は展示ルームや博物館的な施設も充実している。単純に一回りするぐらいだと予想していたら、正面の監視塔を狭い通路の階段を上ってみれる。途中で子供達が騒いでいた。地下には秘密の倉庫があり、ロシアからの奪略に備えたようだ。 

6. ビーチ沿いのレストランで夕食
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さらにビーチ沿いを歩いていると、公園で子供達が元気に遊んでいる。ビーチ沿いの歩道を歩いていると、願いを聞いてくれるツリーがあるという。今日が誕生日の可愛い息子が立派な人間になるように祈る。さらに進むと海岸に面したレストランがあり、ローカルのビール(大)と、ハンバーグとポテトのセットを頼んだ。これがまた、美味しい!普段のぺらぺらのハンバーガと違って厚みがあり、コクがある。ケチャップの手製だろうか。一度ここの味を知るとなかなか元には戻れなそうだ。

7. 海水浴している子供達
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ビーチをもう少し散歩していると子供達が泳いでいた。8月とはいえ、外気は16度。それでも、普段の冬の厳しい寒さに比べれば温水プールのようなものかもしれない。チャイコフスキーのベンチがあり、ボタンを押すと3つの言語で演奏と説明をしてくれる。近くには保養所やリハビリセンターもある。なんとなく亀田病院のある鴨川に似ているような気がした。

まとめ
ハープサルでは、静かで平和な一日を過ごさせてもらいました。流れる時間もゆっくりしていた。海も空も公園もきれいだ。何よりここに住む人が優しい。心も体もリハビルが必要な時にはこんな街で生活するのがいいかもしれない。

以上

 

 

タリンでの7つの外食の思い出

学生でないので貧乏旅行をするつもりはないが、同時に無駄なお金も使いたくない。ということで、タリンではRimi(スーパー)で食材を買ってホステルの食堂で頂くことが多かった。それでも何度かは外食もしたので、印象に残った7つを紹介しましょう。

7月29日(土) 朝食(9時)
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トームペアの展望台にあるCafe。急な階段を3階まで登ったところでモカコーヒー(5ユーロ)を頂く。デザートも頼もうと思ったけど、ちょっと恥ずかしいので躊躇してしまった。廊下には可愛い絵が飾っていた。ムーミンといえばフィンランドだが、ちょっと雰囲気がムーミンに似ている感じがした。

7月29日(土) 昼食(11時)
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旧市街の南東方向似あるエストニア劇場を横目に見て入ったSOLANSという複合ビル。子供用の映画館や子供用のグッズがあるので、家族ずれが多かった。適当にお料理を選んで会計してから頂く方式。黒パンやポテトなどを注文(5.35ユーロ)した。

7月29日(土) 夜のビール(20時)
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夕食はRimiで食材を買って済ましたが、夜の8時でもまだ明るいので、街をぶらつくことにした。聖ニコラス教会近くでビールを飲んでいる人が集まっていたので、テラスにして、ビール(4ユーロ)を頼む。ウェイトレスの女の子に写真を撮って欲しいと依頼するとすぐに撮ってくれた。ウェイトレスの仕草が可愛いのでついパチリ!近くで男の子が塀の上を走っていて可愛いのでついパチリ。

7月30日(日) 昼食(12時)
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この日はエストニアで最も高いタリンのテレビ塔を目指す。朝食はバス停のKioskでパンを買っていただく。その帰りに近場の名所のピリカ修道院を訪問するが工事中で来年の夏まで閉館みたいで、残念。。。そのまま市街に戻るのも悔しいので、カドリオルグ宮殿を目指すことにして、バス停を探すとその前にWayCupという喫茶店があったので、ここでパンとコーヒー(2.8ユーロ)を頂く。カドリオルグ宮殿は大正解だった!!

7月30日(日) 夕食(18時)
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同じホステルに泊まった仲間とラエコヤ広場に面するところで食事を頂く。グリルドサーモンは美味しかったが、場所代を含むかちょっと割高(17.5ユーロ)だった。ただ、その時間は重々しい警備で何か事件でもあったのかと驚く。結果はペンス副大統領がタリンに来られたということで、白髪の頭だけ少し見えた(笑)。

7月31日(月) 夜食(22時)
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3日間乗り放題のスマートカードを昨日購入したので、バスやトラムを適当に乗って郊外に出ては、目的地も決めてまたバスやトラムに乗ったりして過ごした。途中、タリン空港のWi-Fiは世界二位ということで実力を見に行ったけど、パスワードが必要なようで測定不可だった。ということで、この日は1日外出したのRimiで食材を購入して、ホステルの食堂でいただくが、やはり夜になると外出したくなる(笑)。昨日に続いて同じ店だが、今回は思い切ってつまみになりそうなものを注文した(料理が7ユーロでビールが3ユーロ)。タリンに来てから一番通ったのが、この聖ニコラス教会近くのテラスレストランだ。黒パンの上にサーモンや、いくらやなどが載っている。発想は寿司と同じだが、塩加減が強い。寿司と同じように醤油で食べれば美味しいのではないかなあ。

8月1日(火) 朝食(8時)
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朝食は、これまでほぼパンのみか、パンとコーヒとシンプルな感じだったが、最後のタリン市内なので、思い切って、豪華に行くことにした。四つ星のノルディックホテルにあるRESTORAN MONACOの朝食ビュッフェ(15ユーロ)だ。宿泊客向けのビュッフェのようだが、ゲストでも可能という。さすがに料理の種類が多い。残すのは嫌なので、少しずつプレートに摂ってなんどもお代わりした。さすがにもうお腹いっぱい。途中で少年と目があったのでパチリ。また、ドイツ人の女性が同席されたので、話をすると、ドイツから29名のツーアでバルト三国を巡ってきたようだ。最初はリトアニアで次がラトヴィア、最後がエストニアと北上するパターンだ。今日が最終日でこれからドイツに帰国するらしい。どこの国が良かったかと聞くとRiga(ラトヴィア)がとても自然な感じで古い建物が残っていて素敵だったという。今回の目的でもあるどこの国が一番幸せそうだったかと聞くと、それへの回答はなかったが、これらの国は海外の大学に留学することが制約されていてそれが問題だということ。でも、その問題を打破するパワーを彼らは持っているのでは?と聞くと、確かにそう思うとのことで話も弾んだので、パチリ。

まとめ
旧市街の観光スポットのレストランは割高だが、少し外れると良い店が色々とあるので、お気に入りの店を探すのも旅の醍醐味の一つだろう。また、パンとかコーヒーで済ませながらも、たまに豪華なビュッフェを頂くと一気に満足度も高まる。スーパーで食材を探して、調理すると地元のネタを堪能することもできる。バルト三国を旅する人には、ぜひ色々とチャレンジしてほしいと思う。

以上

今回の工程をやっと確定しました!

今回の旅の事務的な手順と今後の予定について振り返る。

1. 東京とヘルシンキの往復チケットをHISで手配。
 ・これは4月に予約して、1か月前に入金して確定した。

2. ヘルシンキとタリンの宿
 ・最初のヘルシンキと4泊のタリンは1か月前にAirbnbで予約した。

3. それ以降の予定
 ・今回は、エストニアと、ラトヴィアとリトアニアを訪問する。
 ・でも、具体的な内容は現地に滞在してから考えることにしていた。
 ・そしてやっと決めました。つまり、宿を予約しました。でもバスはまだ。。
 ・こんな感じです。
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4. 日本との対比
(1) 国内旅行との比較
 距離感が分かりにくいですね。隣に日本の地図をつけてみました。
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なんとなくですが、札幌から秋田、新潟、仙台、青森、函館、そして札幌に戻るような北海道・東北ツアーのイメージですね。

(2) 自由度の差は大きい
日本でこのようなルートの旅行をしようとするとレンタカーで回るならいいですが、公共交通機関で回ろうとするとルートがかなり制約される。また、宿泊施設も安いところが少ないのではないでしょうか?

(3) バルト三国内では高速バスが発達している。しかも安い。
バルト三国では、都市間のバスが非常に発達しているので、例えば、パルムからリーガの高速バスを予約したのですが、わずか11ユーロ(1400円ほど)でした。184kmほどなので、日本だと青森から盛岡ぐらいでしょうか。JRを使うと6千円以上かかります。

(4) Airbnbで簡単に予約できる。しかも安い。
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今回の旅行は全てAirbnbで予約しようと決めました。4泊したタリンは日本円で6800円なので、一泊だと1700円ほど。タリンはホステルですが、オーナーの顔写真なんかもこんな風に確認できます。Airbnbは信用ベースが大切なので、お互いの信用度をチェックして、嫌だと思うとオーナーは予約を拒否できます。もちろんこちらもどの宿にするか厳選します。そして、利用したらその感想なんかを書き込みます。多言語翻訳してくれるので、海外の人の書き込みを日本語で確認できます。

5. まとめ
ヘルシンキとタリンしか訪問していないけど、治安の問題は感じない。
・強いて言えば、教会近くや広場で寄付を請うジプシーが若干いること。
 でも、強行ではないので、ノーというか、無視すれば終わり。
・宿はホステルベースなので、安くて合理的だ。
・ただし、家族で旅行するならやはりちゃんとしたホテルがいいでしょう。
・言葉は微妙。必要なことは英語で通じる。
 でも、現地の人との会話はやはりローカルの言葉が必要かつ有効だ。
・幸い体調は良好。毎日1万歩以上は歩いている。
・食事は微妙。基本、パンとコーヒーでたまにレストランでトライする。
 美味しい時もあるけど、塩っけが強かったり、個性的な味だったりする。
・異国の旅行者との交流。これもホステルならではかも。
・昨日は韓国の一人旅の人と同じ部屋だったので聞いてみた。
 ほぼ1年かけて、欧州、南米、北米と世界を旅行するらしい。すごいなあ。
・日本人旅行者は少ない。こちらに来て日本人と話したはのは片手に余る。
 もっと日本からの旅行客が増えるといいなあと思いました。
・通信事情は十分です。Wi-Fiは使えるし、SIMカードも快適です。
 ちなみにSIMカードヘルシンキで購入したが3週間で18ユーロ(約3千円)。
 日本でモバイルルータ借りたら約3万円。ほぼ10倍と高すぎる。
・今日は南西に100kmほどのハープサルというリゾート地に移動です。
・行ってきま〜す!

                                  以上