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カウナスを好きになった7つの印象。

現在のリトアニアの首都はヴィリニュスだが、杉原千畝が滞在していた時にはカウナスが実質的な首都だった。また、現在、ポーランドとの高速鉄道もカウナスまで伸びているが、ヴィリニュスへの延伸は2025年予定だという。古い街並みと新しい街並みが混在していて古都の京都や奈良のようなダイナミズムを感じる。好きなった。

1. 銀行でユーロに両替する。
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近くのショッピングセンターは朝の8時から夜の23時までオープンしている。日本のようなコンビニはないけど、こちらのスーパーは朝早くから頑張っている。特に買い物はないが、両替所のレートが意外と良心的なので、少しユーロに両替した。対応してくれたのは英語も話せる美人さんだ。

2. バスのスマートカードを購入する。
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ショッピングセンター内の売店でバスのスマートパスを購入した。でも、最初に対応した売店のおばさんは英語がほぼ話せないため、ちょっと待っててねと言って、さっきの両替のお嬢さんを連れてきた。ははは。英語を話せるお嬢さんを通訳代わりにしてなんとか問題解決した。

3. 杉原千畝の記念館を目指す。
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まずは、明日のヴュリニュスへのバスのチケットをバスセンターで購入した。また、カウナスといえば千畝!快適に動き出したスマホで検索すると結構近い。バスセンターからは徒歩で10分とある。方向的には、写真上左の鉄塔が立っているあたりだ。

写真下左のようなアーチを超えて、200段ほどの階段を登りきると写真中下のような通りに出る。途中、まだ青いが果物が一杯なっていた。近隣の犬に吠えられながらも、なんとか「命のヴィザ」の看板を見つける(上の写真右)。しかし、、(絶句)杉原千畝記念館は工事中か!

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番地で確認すると工事中のお家だった(写真右上)。しかも、日本語で「工事中」と書かれている(写真左)。だめだこりゃ。でもよく見ると、変な看板が道路脇にひっそと置いてある(写真中と右)。よく見ると日本語で「入口」と書かれている。もしかしてと工事中のお家に入ると、受付嬢もいるではないか。せめて「営業中」とか「OPEN」と書いて欲しい。まじに諦めて帰るところだった(涙)。

4. 杉原千畝記念館を見学する。
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聞くと記念館は朝の11時から夕方の16時まで開いているという。昨年は4千人以上の人が来訪されたという。途中の案内もなく、道順もなく、表札もない。地球の歩き方を見なければ探せなかっただろう。杉原千畝知名度を考えるともっと来場しても良いと思う。改装を機にもっと大勢の人が来れるようにしたいと思った。最初にビデオを2本視聴する。岐阜県八百津町が編集したものと、福井県敦賀市が編集したもんだ。いずれも涙無くしては見れない。受付嬢は、日本にも行ったことがあり、日本語も少し話せる。ユダヤ系に見えるが、さすがに聞く勇気は出なかった。親切に案内し、対応してくれた。寄付の意味も込めてお土産のチョコレートを購入した。

5. MAXIMAのCANCAN
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お腹が空いたので、MAXIMAというショッピングセンターの中のCANCANというピザ屋に入る。シーフード炒め(?)が美味しそうだったのでこれを頼む。また、ミネラルウォータが250ccで2ユーロ、500ccの生ビールが1.79ユーロなので、迷わずビールを頼む。また、食後にはアイスクリームも1.99ユーロ。これだけ食べて10ユーロとは!料理も美味しいし、ビールも最高!なお、隣はスケートリンクとなっていて、テーブル席から観覧できる。年中無休で練習できるスケート場があるのは凄い。

6. カウナスの人は自転車大好き!乗り物大好き!
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カウナスの街は直線で続く象徴的な道が新市街にも、旧市街にもある。また、自転車専用レーンが整備されているので、自転車で街をサイクリングする人も多い。中にはセルフスタンディング型の電動スクータを乗り回す人もいる。左下は歩きだけど可愛いのでついパチリ。また、博物館や旧市街の建物や見るものがいっぱいある。旧市庁舎の隣のコミュニケーション博物館の壁には、なぜか「ありとキリギリスの銅像」があった。作者はイソップである。ヘロドトスの歴史によると、紀元前6席にアイソーポスが伝えた寓話がイソップ物語りであり、カウナスの人がその絵を描いたらしい。

7. 熱心なカトリック教徒
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旧市庁舎の少し手前のキャセードラル協会に入ってみた。リトアニアには、敬虔なカトリック教徒が多いと聞くが、確かに熱心に祈りを捧げていた。カウナスの人は、古いものに対する敬意を払いつつも、新しいものにチャレンジすることで、その両方が共存しているようなダイナミックな感じが好きだと思った。

以上