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タリンのテレビ塔とカドリオルグ宮殿に挑戦!

昨日に続いて高いところ巡りということで、エストニアで一番高いタリンのテレビ塔を目指すことにした。やはり単に高いところが好きなお馬鹿さん(笑)。

1. 朝のタリン旧市街はまだ静か
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やはり朝の5時に目覚めたが、テレビ塔がオープンするのは10時なので、朝の8時まで出発を我慢した。それでも、この静けさ。動いているのは街のゴミ回収車ぐらい。いつもお疲れ様です。

2. 旧市街の南西にあるヴィル(VIRU)門

宿から見ると南東の門。新市街から見ると旧市街に入るための門がヴィル門。この塀の内側では今日の商売のために出店の準備をしていた。

3. ヴィル門を過ぎてヴィル通りに出ると華やかなお花屋が並ぶ
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花屋は1軒ではなく、10軒ぐらい並んでいる。ちょっとした花束も10ユーロほどだ。日本よりも安いと思ううけど、それぞれ綺麗で立派だ。

4. 朝からハイテンションな若い女性たち
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朝からミニスカでハイテンションな若い女性たち。カメラを向けると満面の笑顔を返してくれた。何がそんなに面白かったのだろう(笑)。

5. タリンのバスターミナルに向かう
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タリンのバスターミナルに向かう。近くまで来ているはずだけどなかなか入り口がみつからない。でも、こんな銅像があったので、ついパチリ。あまり意味はないです。

6. ついにバスターミナル(Viru kuskus)に着く。
9:13発のバスに乗れば良いみたいだ。今は9:09なので、後4分ある。KIOSKIで買ったパンが2つある。そのうちの一つを食べていたら、バスが来た。KIOSKIでは、3日間の乗り放題のスマートカード(ウヒルカート)も7ユーロで購入した(参考1)。ヘルシンキでは上手くタッチしてログインできなかったけど、タリンでは簡単に完了。旅行者向けのグリーンカードを購入する方法もあったけど、これよりお得な気がする。
 参考1:http://eatsleeptravel.xyz/2016/06/03/tallinnbus/

7. タリンのテレビ塔に到着
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タリンのターミナルからテレビ塔まではバスで20分ほどだ。途中でバルト海が見れたり、森の中を走ったりして、郊外に来た感じがする。タリンの旧市街からだと北東に約6kmなのでそれほど遠くでもなかった。

8. 博物館と展望ルームのチケット購入
(1) まずはチケットの購入
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TV塔と博物館の両方だと15ユーロが12ユーロになると割安感を出している。つい、それに乗ってセットのチケットを購入してしまった。エストニア人も商売がうまい。

(2) 博物館ではロシアの時代の振り返り
詳細は割愛するが、右だお父さんの部屋、真ん中が子供部屋、左がお母さんがいる台所という設定で、古きロシアの時代の生活感を再現している。私は何の感慨もないけど、先に入った親子は何やら懐かしがっていた。あと、なぜか広島への原子爆弾投下の動画と陳列があった。

(3) 子供のためのエストニアでのテレビの歴史
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この展示によると、エストニアでテレビ放送を開始したのは1955年とある。街の中心に高さ180mの塔を建ててここから放送した。これはフィンランドがテレビ放送を開始する1957年より2年も早い!と誇らしげにアピールしている。日本人の高柳健次郎が電子式ブラウン管を発明したのは米国より1年早い1926年、日本の初のテレビ実験放送開始が1939年というので実は日本はテレビ先進国だった。一方、エストニアでは、1980年のモスクワオリンピックに間に合うようにこの地にテレビ塔を建設した。

(4) 展望ルームからタリンの旧市街(望遠)

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デジカメの望遠の最大でやっとこの程度。ちょっと色が霞んでいる。

(5) 展望ルームからのタリンの旧市街(広角)
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デジカメの広角だとこんな感じ。水平線から地球が球体と感じられる。タリンの市街はほぼ中央の付近だ。

(6) エストニア人が住む新興住宅はマンションだった。
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調べるとテレビ塔から見ると南方向のラスタマエ地区で現在はマンションの開発ラッシュだという(参考2)。エストニアには8つの地区があり、地区によって住んでいる人や話す言葉もかなり変わるようです。

 参考2:http://eatsleeptravel.xyz/2016/12/10/tallinndistrict/ 

(7) テレビ塔の北方向はピリタ地区
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ピリタ地区は緑が多い。この後、ピリタ修道院やカドリオルグ宮殿を訪問するが、展望台からは上手く発見できなかった。

(8) テレビ塔には家族連れがいっぱい
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エストアは長く近隣諸国に支配されたり、独立したりを繰り返しきた。歴史を学ぶと、現在のエストニアの活気は、平和的な手段で独立を勝ち取ったエストニア人の誇りと喜びなのだと感じられる。

(9) ロシアの戦車
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テレビ塔には公園が隣接されていて、子供達が遊んでいる。その横にロシアの戦車がある。説明書きには、BTR-70の仕様が書かれているが、本当は別のことを書きたかったのを我慢させられているのではないかと勘ぐってしまう。

9. ピリタ修道院を目指すが残念ながら休館
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テレビ塔からタリンにまっすぐ帰るのもつまらないので、寄り道を探すとピリタ修道院を見つける。ネット上ではオープンだったが、現地に行くと、2018年8月まで個人客は入れないようだ。残念。

10. カドリオルグ宮殿は素晴らしかった!
(1) 途中の公園
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途中に公園があった。普通の公園だけど、何かがおかしい!わかりますか?

(2) 馬が普通に放牧されている。
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これは先の公園の真ん中あたりをズームしたもの。馬が草を食べている。びっくり!

(3) カドリオルグ宮殿は素晴らしい!
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本日最高に驚いたのはカドリオルグ宮殿の美しさだ。それも突然、現れるのでもうびっくり!シャッター押しまくり。

(4) 旅行客と一緒に記念写真
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 (5) 花壇で遊ぶ子供達
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(6) 続いてKUMU美術館
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綺麗な美術館が隣接している。売店には入ったが、有料の展示コーナーは時間もなかったので、パスした。でも、結構良いみたい(参考3)。
 参考3:http://kumu.ekm.ee/ja/museum/

(7) 売店も洒落た感じ
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(8) こんなお洒落な蝶ネクタイもあった。

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お洒落な蝶ネクタイが木製だ。エストニアの特産品だという(参考4)。
 参考4:https://kiitos.shop/wooden-bowties-glory.html

(9) 博物館の庭で子供がチェスを楽しんでいた。

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今日はこれぐらいです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

以上