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技術イノベーションの講義を振り返って

はじめに
玄場公規教授の授業は面白い。最初はそれほどでもないが、途中で乗ってくると、まるでターボが働きだすかのように一気に加速する。話が面白くなったらさらに面白くなる。簡単にレビュしておきたい。

本講義の目的
企業が技術開発を実施し、それをイノベーションに結ぶつけるまでには、様々な不確実性が存在する。本講義ではその不確実性を克服し、イノベーションを実現するための戦略論を提示する。

講義の進め方
基本的には、講師によるケーススタディを中心とする授業と、グループディスカッション。ゲストスピーカーによる講義も予定する。今回のゲストは10月26日でテーマは健康経営だ。結構面白かった。これはブログにすぐにまとめた。
hiroshi-kizaki.hatenablog.com

初回(9月21日)のキーワード
 スピンアウトとトリクルアップ
 ショートサイクルモデルと異業種間競争
 リニアモデルと需要表現
 持続的イノベーションと破壊的イノベーション
 バリューネットワークとクリステンセンの低減

2回目(9月28日)のキーワード
 技術融合とメカトロニクス革命
 パラダイム変化とモジュール化
 モジュールとインテグラ
 オープンアーキテクチャ

3回目(10月5日)のキーワード
 研究開発多角化データ
 多角化と収益性
 技術機会と多角化
 コアコンピタンス多角化

10月12日は台風直撃により休講

4回目(10月19日)のキーワード
 オープンイノベーション
 徹底した外部活用
 大胆な権限移譲
 
5回目(10月26日)外部講師のキーワード
 起業とベンチャー戦略論
 ヘルスケアと技術イノベーション
 企業を成長させる健康経営

6回目(11月2日)のキーワード
 環境イノベーション
 Porter仮説
 コストリーダシップと差別化戦略
 グリーンサービサイジング
 環境経営と利益
 CSRCSV

7回目(1月18日)

レポート提出課題
 講義中に提示した概念・基礎理論を用いて「日本企業のイノベーション戦略場の課題と今後の展望」について論じること。A4用紙で5枚程度。

まとめ
玄場教授の講義は初めてだったけど結構面白かった。ケーススタディに基づく講義が多く、ここは結構ディープな話題も多かった。キーワードを列挙してみると、全貌がわかりやすい。補講をするタイミングがなく講義が終わるのは1月18日だけど、レポート課題は12月21日だ。当初は11月30日だったけど、それは厳しいと交渉すると12月に伸ばしてくれた。ありがたい。でも、どのようにまとめようか。うーん。結構むずい。

以上

最後まで読んでいただきありがとうございました。