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デジタル広告#2を受けて

はじめに
デジタル広告の二回目の授業だ。前回参加したけどやめた人が1名、前回は不参加だったけど今回参加した人が2人ということで前回より1名増加して、より多彩なメンバーでの受講となった。その分高田教授も熱が入る。200分話し続けるのは大変だと言いながらも絶好調だ。

GAFAへの投資
先週提示された課題は、10年間で100万円をGAFAに(分散)投資するとしたらどんな比率にするかだった。自分はGoogleの1社に100%投資。なぜGoogleかと言えば、初期のパソコン、現在のスマホに続いてモビリティのプラットフォームをGoogleが提供することを狙っていて、これが成功すると大きな広告ビジネスになると考えたからだ。高田先生の一押しは、Googleではなく、Amazonだった。そして、AppleGoogleにも分散投資してリスク回避を図る案だった。まあ、どれが正解かは神のみぞ知るだけど、大切なことはIRなどの情報を読み込んで論理的に説明できるようにすることだ。
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 出典:https://www.sankei.com/premium/news/190102/prm1901020001-n1.html

目指せデータサイエンティスト
データサイエンティストというと、高度な分析技術を有する優秀な科学者というイメージがある。ビッグデータから有益な情報を見つけ出す(データマイニング)。RやPhythonを駆使するイメージがある。そのようなツールは使えるに越したことはないが、現在は売り手市場なので、高額報酬を期待したいならデータサイエンティストは狙い目の選択肢だという。
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 出典:https://www.sbbit.jp/article/cont1/35466

FBは独禁法とプライバシー保護が課題。
日本では2011年3月11日の東日本大震災が発生したときに、安否確認が簡単にできるということでFBやTwitterが注目された。今も、国内ではよく使われるエリアとそうでもないエリアがある。前者は被災地だ。しかし、そんなFBも国内ではLINEやTwitterやインスタグラムなどのSNSに押されている感じだ。露骨な広告に嫌気を感じるユーザも多い。日中韓以外のアジア諸国や欧米諸国ではFBの利用率は非常に高いが、かつての勢いはない。現在の課題は独占禁止法とプライバシーの保護だ。
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 出典:https://www.sankei.com/politics/news/190417/plt1904170027-n1.html

AMAZONは最強、でも、4兆円の離婚がリスク。
デジタル広告の世界ではアマゾンはうまく検索連動広告を実現している。PCやスマホで簡単に注文できるし、そのキャンセルも比較的簡単だ。楽天でキャンセルしようとしたら煩雑だったので、そのあとは原則AMAZONにした。ALEXA経由でも注文できるが、間違ってオーダーすることもあるかもしれない。AMAZONではALEXA経由の方式を奨励するために、無条件に注文をキャンセルできるという。知らなかった。
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 出典:http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51993516.html

Appleはセンスが良い。米中貿易摩擦がリスク
日本ではiPhoneが好きな人が多い。特に若い女性はiPhone大好きだ。Appleでは、パソコン(Mac)や時計(Apple Watch)なども販売しているが、iPhoneへの依存度は半分以上と高い。個人的には、遅くとも10年内にはApple Carが実現すると期待している。
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 出典:https://iphone-mania.jp/news-126801/

Googleは検索事業がダントツだけど成功事業が少ない。

検索の世界ではダントツだ。これほどダントツの事業者は珍しい。しかし、Googleで成功した事業は少ない。GドライブやGマップは成功だけど、Google+は不調だった。クラウド系も期待ほどではない。傘下に入れたYouTubeははさすがだけど、高田教授からの評価は想定以上に低かった。個人的には、PCやスマホに続くプラットフォームの本命はモビリティだと思う。Apple Carはスタイリッシュなイメージだけど、Google Carは今のところ可愛い感じだ。Googleが狙っているのはEVのOSだ。GoogleがOSを無料で提供して、EVメーカーがEVを開発して提供するという関係だ。スマホで成功したモデルだ。
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 出典:Google自動運転車の10月度月次報告:事故ゼロ、ハロウィンは役に立つ | TechCrunch Japan

テスラの自動運転技術はGPUで画像処理がコア技術
今時のセレブはベンツではなく、テスラを選択するらしい。テスラが納車したEVは累計78万台に達する。購入時に追加料金を支払うと、最新の自動運転機能がインストールされる仕組みだ。テスラはマネタイズを頑張っているけど結果としてのファイナンスが弱い。テスラがこけてアップルが救済すると最強の提供者になりそうだ。テスラの自動運転走行実績はすでに30億キロメートルを超えており、後続を突き放す。
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 出典:https://forbesjapan.com/articles/detail/30787

Traffic Acquisition Cost (TAC)
TACは、ネットワークのトラフィックを獲得するために支払うコストのことだ。例えば、アフィリエーターやパブリッシャーやサードパーティの企業などに支払うコストだ。

課題
今回は、次の2つの課題だ。締め切りは次回の講義までだ。
 課題1:ホリスティックなアプローチの代表例をA41枚程度にまとめる。
 課題2:前回と同様に資産運用を考える。候補は電通博報堂サイバーエージェントの3社だ。それぞれについて70字程度でまとめる。

まとめ
今回の講義も面白かった。ただ、書きにくい部分は割愛したので、本来の講義のエキセントリックスな魅力を再現できないのが少し残念だ。最後にYouTuberの話になった。3000万人に対して、CTR1%だと30万人がクリックする。しかし、最近はCRT率が80%を超える熱烈なファン的なセグメントがあるという。このようなCTRだとニッチな話題で対象が50万人でもCRTが80%だとすると、40万人がクリックする。こちらの方がクリックする人が多くなる。データサイエンティストを目指すには、得意のフィールドに絞り、自らの課題を解決するべきだ。トライの価値はありそうだけど、企業に雇って貰う必要があるし、実際のデータから新事実を見つけ出す必要がある。後者には興味がある。自分の得意な分野で実績を重ねて実力を磨くことが先決だろう。

以上

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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 出典:http://www.seoaxis.com/knowledge/modules/plzSeo/223.html