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リスクマネジメント#3を受講して

はじめに
リスクとは何か。どう対処するか。現代はリスクに囲まれて生活している。あまりマイナスなことにばかり神経を使うのは好きではないが、自分を守り、自社を守り、家族を守るには必要なスキルだろうと思う。

CRO
CxOは流行り言葉だ。もっとも有名なのはCEOだろう。アップルのCEOといえば、かつてはスティブジョブズ(1955年2月生)だったし、現在ではティムクック(1960年11月生)だ。次に有名なのはCTOとかCFOとかCOOだろうか。リスクに関していえば、CRO(Chief Risk Officer)だ。
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 出典:Collect ceo cfo cio cto owner president leads by We_expert

CROの資質
CROの任務を担うのは社長であったり、会長であったり、CROであったりする。何れにせよ、法律の知識と財務の知識とリスク管理の知識が必要だ。最初のCROは、中国広州出身の中国人でGEキャピタルのJames Lam(1961年生)で1995年から1998年までCROを務めた。CROは優れた分析スキルに加えて、リーダシップやコミュニケーションスキルを用いて有事の際に組織をリードする資質だ。
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 出典:James Lam & Associates

リスクマネジメント
色々な定義や説明がある。経済産業省では、リスクマネジメントに関して次のような説明をしている。
リスクマネジメントとは、リスクを組織的に管理(マネジメント)し、損失等の回避又は低減を図るプロセスをいい、ここでは企業の価値を維持・増大していくために、企業が経営を行っていく上で障壁となるリスク及びそのリスクが及ぼす影響を正確に把握し、事前に対策を講じることで危機発生を回避するとともに、危機発生時の損失を極小化するための経営管理手法をいう。 出典:4 リスクマネジメントの必要性

リスク算定
重要なリスクなのか、そうでもないリスクなのかを判断するためには、通常は二軸で評価する。つまり、横軸は発生する可能性であり、縦軸はそれが起きた時の影響度だ。その係数は1から5とかが多いが、これは色々だ。
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 出典:リスク評価(Risk Evaluation)|リスク管理Navi [用語集]

リスク算定の事例
(1) 兼松ロジスティクスアンドインシュアランス株式会社の例
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 出典:リスクマネジメント | 兼松ロジスティクス アンド インシュアランス株式会社

(2) 株式会社アイ・エフ・クリエイト
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 出典:総合リスクマネジメント|株式会社アイ・エフ・クリエイト

リスク算定のプロセス
多くの場合には、その会社の役員にアンケートをとったり、社員を含めてアンケートをとって平均したりする。ただ、ここで注意すべきなのは、平均すると、極端な数字ではなく、丸まった数字となることだ。また、役員と社員を同列に判断して良いのかとか、製造系の企業だと工場の社員の比率が高く、工場のウェイトの高い結果になる。このため、次のような対策を講じることが多い。しかし、本当の課題は、
(1) 役員と社員で重みを変える。
(2) 部門別に集計する。必要に応じて、部門毎の数字から全社の数字を作る。
(3) バラツキの具合を加味して、可視化する。

宿題
先週の宿題は論文を読むことだったが、すっかり忘れていた。記憶というよりもメモに残すのを忘れていた。なぜかといえば、授業が終了する5分前にはもうPCを閉じている。先週は時間終了後に宿題の説明があった。もう体力も気合もなくなった状態だった😅 今週もPCを閉じてから宿題の説明があった。何かロジックチャートを示せのような感じだった。すでに記憶が薄まりつつある。しかし、同じミスは許されない。今度はちゃんとやっておこう。

以上

最後まで読んで頂きありがとうございました。