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ゴルフのメカニズム解明にトライ

はじめに
ゴルフはなぜ難しいのだろう。多分、フィジカルの問題とメンタルの問題があるし、フィジカルな問題にしても、姿勢の問題、体幹の問題、グリップの問題、そして、スウィングプレーンの問題がある。トッププロを目指すのでなければ、再現性と精度の向上を図れば、シングルはそれほど大変な目標ではないという気がする。

ゴルフスウィングは1軸運動か2軸運動か
これは頭の上から自分を見たときの円運動の中心が固定されている1軸運動か、それとも多少の左右の動きを伴う2軸運動かという議論だ。ショートアイアンとか、アプローチなら1軸運動もありだけど、飛距離の欲しいドライバーやロングアイアンではやはり2軸運動だろう。
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 出典:二軸理論 .1 - ナンバ | R I N G C H E C K !

トカゲ走りはゴルフにも適用できるのか
ウサインボルトの走り方は、トカゲ走りと呼ばれている。トカゲ走りとは、体軸を左右にうねらせて体感から推進力を発生させる走りだという。魚類から派生したのが3.5億円前、両生類から派生したのが3億年前、爬虫類から派生したのが2.5億年前と言われている。魚類も爬虫類も背骨をうねらせて移動する。哺乳類になってもその部分の遺伝子は受け継いでいる。確かに背骨をうねらせると動きやすい。一度試してみて欲しい。
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 出典:二軸理論 .1 - ナンバ | R I N G C H E C K !

両腕の三角形
確かにプロは両肩と両腕による三角形を維持しながらスウィングしている。しかし、アマチュアがこれを真似しようとすると、三角形を無理に維持しようとしてスウィングが無茶苦茶になる。なぜかといえば、三角形を維持できるのは、せいぜいハーフスウィングの範囲だ。ポイントはハーフスウィングでは両腕をしっかりと固めて背中を軸にした回転運動(=振り子運動)のみでもスウィングできる点だ。なので、ハーフスウィングの練習をまずはみっちりやると良いというのは、この点でも正論だ。
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 出典:https://www.honda.co.jp/golf/theory/swing20180906/

初心者の勘違い
下の図の左は初心者が勘違いしがちなハーフスウィング。猫背になっていて、手に力が入っていて、フェース面を維持しようとするので、無理な姿勢になる。一方、下の図の右はかっこいい。背筋を伸ばして、重心を落としながら、手(グリップ)はゆったりしているけど、肩から上腕、下腕はしっかりとホールドされている。初心者は、上腕&下腕とクラブを一直線にしようとしているが、上級者は一定の角度を維持しようとしている。
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 出典:「肩と両腕の三角形」は二等辺三角形ではない|ゴルフ|日刊ゲンダイDIGITAL

ハーフトップからトップはお腹の力を緩める
腹筋に力を入れた状態ではハーフトップ以上にスウィングできない。しかし、腹筋の力を緩めると、あら不思議、状態が自然に捻転して、トップの位置までくる。トップでの切り返しを感じながら、腹筋に力を入れると、過剰に捻転していた上半身をもとに戻そうとする力が働く。この時に、トップで思いっきり腹筋に力を入れるのではなく、トップからの切り返しを感じながら加速する感じで腹筋に力を入れるのがコツだと思う。そして、インパクトまできたら、腹筋の力を緩めて、あとは惰性でスウィングさせてあげる。そうしないとハーフトップで止まってしまい、引っ掛けが出たり、変な姿勢になってスライスしたり、ミスの宝庫になる。
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 出典:「パッシブトルク」を知っていますか? - スコアアップにつながるゴルフ理論 | Honda GOLF | Honda

タイミングと腹筋の強弱は感性
変に左脳で考えてスウィングしても、このあたりのタイミングはうまくいかない。どちらかといえば、感性なので、右脳に任せた方がいい。そして、右脳に指示するのは、イメージだ。どんな弾道を狙うのか、どこを狙うのか、それをできるだけ詳細にイメージしてあげる。そうすると、右脳が身体に対して自然に指令をしてくれる。何も考えなくてもスウィングできるようになるまでボールを打ったり、イメージトレーニングするのがいいかも。

方向性を決めるのは両目の使い方
以前、遠近両用のメガネをしているときに、境目があり、その境目がボールをトレースするようにスウィングしたことがある。そうすると、結果として、顔が右に傾斜したり、左に傾斜したりすることがない。顔が右に傾斜するとどうしてもスライス系のボールが出るし、逆に左に傾くとフック系のボールが出る。うまくこのメカニズムを活用すればインテンショナルなボールが打てるかもしれない。顔を傾かせないようにするためには、目を瞑るといい。目を閉じると三半規管が活性化して、平衡を維持してくれるし、結果としてまっすぐのボールになる。

ボールを打つ高さの調整
友人から合気道の極意を教わった。確かに肩から上腕から下腕から小指までに気を張ると腕の硬度が高まる。そして、その状態で三角形を維持すると効果絶大のはずだ。しかし、慣れないと、それまでよりも腕の半径の伸びるようで、結果的にダフるというミスを誘発する。これを解決するのは左足の踏ん張りだ。トップからインパクトにかけて、重心が右から左に移る時に、左足で踏ん張る。気持ち左足が長くなり、両腕の伸びと相殺される。自分の場合には、ボールを打つ高さの調整は左足の踏ん張り加減で行なっている。まだまだ、トライ中だけど、飛距離は驚くほど伸びているというか、クラブの番手通りの距離が出るので嬉しい。

まとめ
ゴルフに夢中になっていた時には、ゴルフのレッスンプロになりたいなあと妄想を抱いていた。現実にはその道は険しすぎる。エージシュートも狙っているが、これもまた非常にハードルが高い。しかし、身体と精神の健康を維持するには、合気道のような武術で少し身体と精神を鍛錬した方がいいのかもしれない。その結果として、ゴルフも上達できると嬉しい。しかし、二年ほどは夜学に通うので、合気道を習うのはそのあとかなあ。人生長いので、まあいいか。

以上

最後まで読んで頂きありがあとうございました。