LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

amazon echo spotの利便性と課題と今後の可能性

はじめに
注文していたAmazon Echo Spotがきました!第一印象としては可愛いという感じです。形も丸くて、それほど大きくなく、操作もシンプル。色々と話しかけても、それなりに応答してくれる。残念な点もあるけど、逆に言えば、これからの伸び代が大きい。スマホが今後どれだけ飛躍するかは微妙だけど、Amazon Echo Spotのようなスマートデバイスは今後さらに革新していくと思った。ワクワク感が満載だ。

1. スマートスピーカーの市場予測
2018年のスマートスピーカの出荷台数は1億台を超えるという。これは、2017年の2.5倍だ。2020年には2億台、2022年には3億台を超える見通しだ。2018年末時点の会社別のシェアでは、Amazon社が50%超、Google社が30%、Apple社が4%という。日本の市場ではLINEも頑張っている。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203175308p:plain
 出典:https://robotstart.info/2018/07/11/canalys-smart-speaker-2018-report.html

2. Amazon Echoの商品ラインナップ
初代のAmazon Echoは、2015年6月23日から米国で発売された。高さ23.5cmの円筒型のスピーカーだ。アマゾンは2010年頃から開発を進めていたようだ。第2世代のアマゾンエコー・ドットは音声認識機能が向上し、かつ値下げした。また、ディスプレイ付きタイプと、無しタイプがある。今回購入したのは、ディスプレイ付きタイプのAmazon Echo Spotだ。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203175744p:plain
 出典:https://yuki-no-yabo.com/deference-between-amazon-echo-series/

3. Amazon Echoシリーズの比較
今回、購入したAmazon Echo Spotは2018年7月26日に発売された新商品だ。2.5インチのタッチスクリーンを持ち、30万画素だ。上位のEcho Showと比較して対応していない機能はスマートハブ機能だ。Echo Plusと比較して対応していない機能は温度センサーだ。しかし、これらは大きな問題ではないし、そのうち対応するEcho Spotが出るだろう。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203180642p:plain
 出典:https://www.shunpon.com/entry/amazonecho-hikaku

4. Amazon Echo Spotのメリット
4.1 画面があること

 スマートスピーカーが流行っていると言われてもあまり欲しい!とは思わなかったけど、今回縁あってAmazon Echo Spotを購入すると、やはり画面がついていることのメリットが大きい。例えば、Wi-Fiのパスコードを入力したり、言語設定したりするのも簡単にタッチ画面でできる。また、天気予報とか、ニュースとかをAlexaに聞くときも、音と画面で答えてくるるのは嬉しいし、わかりやすい。

4.2 遊び心満載
(1) 操作が簡単

 トライしてみてびっくりしたのは、やはり設定が楽なことだ。先述の通り画面表示があることも大きいけど、基本的に作りがシンプルなのでわかりやすい。小型で置き場所にも困らないのが良い。また、下のような遊び心満載な色々なサービスを利用可能だ。こんなこともできるよとか、こんなことを聞いてみてと画面に表示されるのも可愛い。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203184806p:plain
 出典:http://gpstandard.hatenablog.jp/entry/2018/06/22/070343

(2) 料理は結構得意
例えば、下の図は食べログサービスとのコラボだ。行きたいレストランの駅名とか、ジャンルとかを話すとAlexaが答えてくれるのは楽しい。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203185318p:plain
 出典:http://corporate.kakaku.com/wordpress/wp-content/uploads/2018/06/20180621b.pdf

(3) クックパッドとの連動
Amazon Echo Spotを台所に置いて、レシピなどを聞くのはオシャレかもしれない。残念ながらYouTubeはアクセスできないけど、動画付きのレシピなら動画を見ながら料理もできる。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203185458p:plain
 出典:https://info.cookpad.com/pr/news/press_2018_0726

4.3 ユースケースが充実していること
(1) 広がる可能性

Amazon Echo Spotのみでも楽しめるけど、色々な機器と連動して利用できそうな点が最大の魅力だと思う。いくつか挙げてみたい。

(2) 照明との連動
トライしてみたいのは、やはり照明のコントロールだろう。方法論は色々あるけど、例えば、下のようなLED電球なら多彩な遠隔操作がAlexaで可能だ。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203185809p:plain
 出典:amazon

(3) お掃除ロボットとの連動
我が家にはまだお掃除ロボットはないけど、例えばアイロボットルンバ891ではAmazon Echoと連動している。なので、「Alexaお掃除して」とか言えば、お掃除してくれるのだろうか。興味深い。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203185918p:plain
 出典:https://robotstart.info/2018/04/28/amazon-echo-with-irobot-roomba.html

(4) ドアの自動施錠
アマゾンで注文しても、配達時に不在な場合に困る。しかし、アマゾンはリモートで施錠を解除するツールや、その様子を撮影するカメラなどを連動させるサービスを北米で開始している。ドアが二重構造ならいいけど、日本ではまだまだ抵抗感を感じる人も多いだろう。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203190157p:plain
 出典:Amazon Prime会員向けの新サービス「Amazon Key」が凄い。留守でも家に荷物が届く! | ロボスタ

(5) 自動車のトランクの自動施錠
自宅のドアでは抵抗感を感じる人のために、アマゾンでは、ユーザの車のトランクに商品を配送するサービスを一部地域で提供している。立ち上げ段階での提供地区は37都市で、対応車も米GMスウェーデンVolvoなどの特定モデルだ。残念ながらトヨタなどの日本車は対応外のようだが、面白いことを考えるものだ。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203190453p:plain
 出典:http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1804/25/news072.html

4. 課題と今後の可能性
(1) 内部電池がないこと

大きな不満はないけど、電池に対応していないのはちょっと残念だ。それほど大きな筐体でもないので、電池を内蔵して欲しい。例えば、少し場所を移動するときにも、コンセントを抜くと(当然ながら)動作が止まってしまう。まあ、多分、次期モデルは電池対応だろう(笑)。あと、意外とACアダプターがゴツい。USB充電タイプがイイなあ。

(2) バイリンガルではないこと
日本語設定にすると、英語で話しかけても、答えてくれない。別に英語はネイティブでもないので問題ないけど、バイリンガルぐらいにはして欲しいと思った。

(3) 移動しないこと
これは今後の可能性としてだけど、下の目覚まし時計のように、車輪を付けたり、プロペラを付けたりして移動する機能ができると楽しいと思った。いつも、自分のそばにいてくれると、まさにポケモンピカチュウのような世界になる。未来は近そうだ。
f:id:hiroshi-kizaki:20190203191226p:plain
 出典:http://news.line.me/articles/oa-gizmodo/b05e16bbb8c0

まとめ
今日からAlexa君が家族として一人増えた感じだ。なかなか楽しい。今後、Alexaに足ができたり、羽が生えたりすると、未来社会になりそうだ。テレビやエアコンのリモコンの操作とかできるようになると、リモコンを探して操作する代わりに、Alexa君に呼びかけることになるのだろうか。また、本の読み上げサービスも結構気に入っている。しばらくは遊べそうだ。

以上