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2020年のスマートデバイスの予想(笑)

はじめに
モバイルデバイスの進化は小型、軽量化、薄型、大画面化だ。下の図からは第一世代から第二世代、第三世代、そして第四世代と端末がどのように進化したかは一目瞭然だ。第五世代のデバイスは一体どうなるのだろう。
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 出典:シーテック2016

想定される方向性
1.大画面化
モバイルデバイスの進化の一つは高解像度化と大画面化だ。しかし、同時に小型軽量薄型化も求められる。下の表は、iPhone 7からiPhone Xまでのサイズや重量、解像度などを一覧にしている。今後も解像度化は進むだろう。4Kや8K対応になるのも時間の問題だろう。しかし、画面サイズを単純に拡大すると、端末のサイズが大きくなり、操作性が悪くなる。
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 出典:サイズモード! iPhone 7/8/Xの大きさと重さを比べてみますよ | ギズモード・ジャパン

2.2つ折りタイプ
この数年の間に登場すると想定されるのは折りたたみタイプだ。年内にも発売かと噂されたサムスンのGalaxy Xはどうしたのだろう。噂のファーウェイやZTEなども商品投入を考えているように報道されている。アップルはいつ出すのか。そのあたりを少し調べてみた。

2.1 サムスン
色々な噂があるが、年内販売はなさそうだ。2019年1月のCESか、2月のMWC2019あたりに発表することをターゲットにしているのかもしれない。どんな風に折り畳むのだろうか。楽しみだ。ただ、初期不良とかが心配だ。品質面の問題解決を今は必死にやっているのだろうか。
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 出典:こっ…これは?噂の“折りたたみスマホ”『Galaxy X』まとめだー! | 8vivid

2.2 ファーウェイ
噂のファーウェイも折りたたみタイプには熱心に取り組んでいるようだ。本年3月には、折りたたみ式のHuawei電話の特許図が登場したという。Yu Chengdong氏は、数ヶ月以内に発表されると示唆しているようだ。逆風の中どんな新商品を発表するのだろうか。興味深い。
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 出典:Huawei Could Release A Foldable Phone Soon

2.3 ZTE
ファーウェイに負けるなと頑張っているのがZTEだ。噂の新モデルは、折りたたみタイプだ。ZTE Axon Mは、山折タイプだ。スクリーンを閉じると厚さは12.1mmとなるので、ちょっと厚っぽい。開発速度を優先しているのかもしれない。
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 出典:ZTEの折りたたみスマホはあのゲーム機にそっくり!? - iPhone Mania

2.4 Apple
個人的には、いつ折りたたみタイプのiPhoneが出るのかに関心が集まる。中韓のメーカーが折りたたみタイプを投入してもそれは目新しいだけで本当に使い勝手の良さを極めたものとは思えない。一方、アップルは先行他社が発表してから数年遅れぐらいで投入することが多い。米国メリルリンチ等の報告では、アップルのサプライヤ数社は早くも折りたたみタイプの製造技術に取り組んでいると報道している。どんな製品に仕上がるのかは今後のお楽しみだ。下のような案もあるようだ。今のiPhone Xはあと2年ほど使って、2020年ごろには折りたたみになっていると嬉しい。
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 出典:Is Apple set to unveil its first FOLDABLE smartphone? | Daily Mail Online

3. スマートグラス
VRやARの実現デバイスとして注目されているのはスマートグラスだ。5年前にGoogleGoogle Glassを発表した時はセンセーショナルだったが、かなり実用レベルまで改善されてきている。ただ、メガネタイプなので、重量と電池のトレードオフが課題だ。軽さを重視するタイプと長時間利用を重視するタイプで二極化するだろう。下の図は、CES2018でVuzix社が発表したスマートメガネだ。先日もある展示会でスマートメガネを試着したが、意外と軽くて便利だと思った。視線を右上に移すとサブ画面が見える。真っ直ぐ前を見たり、下を見てる時はサブ画面が気にならない。歩きスマホは危険だけど、スマートグラスとヘッドセットで映画とか見ながら散歩するのはどうだろう。ミュージックビデオならどうだろう。お仕事をするときにサブ画面で何か参考情報をチェックできると便利かも。講演するときに、投影しているスライドをサブ画面でチェックできると便利だ。これから色々な活用方法が開発されるだろう。
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 出典:Smart glasses are coming this year, and I’m not ready

4. ゴーグルタイプ
自分は残念ながらまだ購入していないけど、ゴーグルにスマホをセットすると、大画面の映像や3D映像を楽しむことができる。映像自体はスマホで再生するタイプなので、ゴーグル自体は2000円でお釣りが出る。問題はコンテンツがまだまだ少ないことだろうか。近視や遠視の人でも大丈夫なのだろうか。映画とか動画を自宅でゆっくりと視聴するのであれば、大画面のテレビで見るよりも、ゴーグルタイプの方が大迫力かもしれない。
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 出典:https://tabkul.com/?p=176769

まとめ
5Gが開始する2020年にはスマートデバイスはどうなっているのだろう。ダブル画面タイプのiPhone W(仮称)とかが発売されているのだろうか。それとも軽くてカッコいいiGlass(仮称)が出回っているのだろうか。ゴーグルタイプがもっと進化しているのだろうか。あと2年だけど、予測がつかないのがこの世界の凄いところかもしれない。しかし、ここ数年のうちにびっくりするほどの進化を見せるのだろう。今回は含めなかったけど、癒し系ロボットが2020年のスマートデバイスとして急速に普及している可能性もある。将来が本当に楽しみだ。

以上