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TallinnからHelsinki経由で成田空港へ。7つの印象。

日本から出発したのと同じルートで帰国する。一度通った道なので、全てが懐かしい。そして、新しい発見もあった。7つの印象にまとめた。

1. Tallinn港からのフェリーでHelsinki港に向かう。
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往路はTALINKでしたが、復路はVikingにしました。あまり意図はないが、Helsinkiに早めに到着したいと思って、朝8時発のフェリーにした。日本時間を意識し始めているので、朝の5時起きも、日本時間の11時に起きたと思えば苦にならない(笑)。Terminal Aからの出発だ(写真中)。途中フェリーとすれ違った(写真左下)。フェリーの船室にも慣れたものでデッキロビーでゆっくりとパソコンして過ごしました。国境あたりのちょうど二国の中間地点を除けば快適にWi-Fiを支えます。また、フィンランドの領域に入るとTELIA FINLANDからSMSが飛んできました。ちゃんとローミングもできている。ほどなくしてフィンランド灯台か、ランドマークのようなもの(写真右)が見えてきました。ヘルシンキに到着だ。

2. Helsinki中央駅からHelsinki国際空港に向かう。
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往路では、切符の買い方が分からなかったが、今回はちゃんと買った。売店で買う方法と自動販売機で買う方法がある。今回は自動販売機に挑戦した。フィンランド語とともに英語の表記があったので、なんとか無事買えた。自動販売機で空港までのチケットを買うと、所要時間は30分ほどだが、有効期間が90分に成っている。その間はその区間を自由に乗り降りできる(というか、改札も何もない)。空港行きの列車に向かう途中で自転車のマークが列車についていた。何だろうと思ったら、自転車の持ち込みが自由という標識だった。そういえば、ホームを普通に自転車で走っている人が散見する。どんだけ自転車先進国なんだ!

3. ヘルシンキの市内への切符の買い方(笑)。
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初めてヘルシンキ空港に到着した時には、スマホSIMカードを買うのに夢中で市内へのチケットを買うのを忘れてしまった。まずは、写真左上のような標識を見落とさないように。その近くには時刻表(写真左下)の表示と自動販売機がある。市内までは5ユーロだ。チケットを買わずに乗車したことが見つかった場合には、多額の罰金を支払うことになるので注意が必要だ!

4. Helsinki空港の従業員のビュッフェはコスパ最高だ。
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フライトは16:45の予定だ。まだ12時を過ぎたばかり。お昼をどうしよう。いわゆるファーストフードも結構いい値段する。タリンの倍はする。ちょっと高いので、何か良いところはないかとブラブラすると、入国ロビーからエスカレータで少し降りたところに従業員風の人が並んでいる。もしやと思い、覗いてみるとどうもサラダビュッフェだ。良く見ると100gで2.4ユーロとある。軽く選んで会計すると3.6ユーロだった。安い!さらには、別のコーナーのサラダは取り放題だという。飲み物も自由だという。写真右上のチキンは3分の1ぐらいだが、警備担当の人を見ていると、軽く一本取って、お皿山盛りにしている。飲み物もいろいろあるが、あまり飲みすぎても、飛行機の中で大変なことになるので、控えた(笑)。

5. ヘルシンキ空港での自動チェックインは簡単だけど忘れ物に注意。
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チェックインの方法をインフォメーションデスクに聞くとまずは自動チェックイン機を使ってくださいと案内される。予約番号やフライト番号をOCRで読み取り、パスポートを読み込ませると、席を変更しますか?と聞いてくる。通路側の席に変更すると、機内預かりの荷物があるか?と聞いてくるので、YESを押すと荷物用のタグが出てくる。すごい。あまりの出来事に驚いてしまって、画面をスマホで撮影していたら、この後出てきていたらしいボーディングパスを受け取るのを忘れてしまったようだ。荷物預かりもセルフのカウンターがありそこで処理しているとボーディングパスがないことに気づく。セルフでないカウンターに並び直して、経緯を説明すると、OKと言ってすぐにボーディングパスを再発行してくれた(苦笑)。成田も自動化を進めているけど、フィンランドの空港に比べたら10年は遅れている気がする。

6. Helsinki空港内のWi-Fiが快適に使える。さすがです。

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Helsinki空港内でスマホWi-Fi設定をONにすると、空港内のフリーのWi-Fiが使えるが、その前にフライト番号を入力するように求められる。フライト番号を入力すると、チェックインカウンターや出発ロビーをスマホの画面に表示してくれる。これは便利だ。さらには、速い。何度か測定すると下りで30Mbps近い速度が出る。喜んでスマホを操作していると電池がなくなってきたが、大丈夫!近くのカフェに入ればすぐに充電できて、50%を切っていたものが85%まで回復。まあ、飛行機内でも充電できるはずなので、無理して充電しなくても大丈夫ですが、便利な世の中になったものだ。

7. 最後はHelsinki国際空港の出発ロビーでのスループット測定(笑)。f:id:hiroshi-kizaki:20170814211348p:plain
2015年の調査では欧州では1位がタリン空港、ヘルシンキは4位の12.59Mbpsだった(参考1)が、着実に実力を上げていることがわかる。ヘルシンキ空港で出国手続きをすると、パスポートの読み取りなどはすべて自動化されていた。また、日本人よりも中国人の方が多い気がしたが、利用者に対する購買チャンスを何度も何度も与えている。ブランド力のあるショップが非常に充実している。びっくりした。ただ、ゲートからすぐに飛行機に乗るのでなく、バスで移動するのだが、飛行場の端から端まで移動する感じだった(笑)。また、往路は日本人は1割程度でほぼ外人さんだったが、復路はお盆の時期にも重なったためか、8−9割は日本人だ。残りは欧州系、中国系、韓国系が若干いるぐらい。ほとんど飛行機の中は日本人社会になっていた。f:id:hiroshi-kizaki:20170814223348p:plain
最後の待合室のスループットを調べると、Wi-Fiモードでは10Mbpsもでなかった(涙)。念のため、携帯モード(Telia)でのスループットを調べると30Mbps近く出ていた。Wi-Fiはダメでも携帯電話は4G化が進んでいることが確認できた。
参考1:http://news.asiantown.net/r/51198/

まとめ
無事、成田空港に到着しました。Wi-Fiの利用勝手やスループットが気になる。Wi-Fiは問題なくアクセスできたが、Helsinki空港のようにフライト番号を聞いてきたりはしない。普通に接続できた。携帯モードとWi-Fiモードでスループット測定した。
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結論から言えば、ヘルシンキ空港より高速だし、快適です。日本万歳!
左の携帯モードは、出国手続きをすべて完了して、鉄道に向かう両替所の間です。平均では下り40Mbpsぐらいでている。さすがだ。

Wi-Fiモードでは、到着してすぐの入国手続き前のところでは50Mbpsを超えましたが、預けた荷物をピックアップするところでは40Mbpsには達しなかったが、十分だ。

詳しくは聞かなかったけど、海外からの旅行客向けに国内で使えるプリペイド型のSIMカードも販売していた。

今回の旅行では色々と初めて見るもの、聞くことが多くて刺激的でした。英語もなかなか通じないけど、今日はに相当する言葉ぐらいは各国で使うと、現地の人も好意的に対応してくれることを実感した。しばらく海外旅行に行く機会はないが、バルト三国のことはこれからも関心を持って情報ウォッチしていきたい。

最後まで愛読頂き有難う。

2017年8月15日 9:38

以上