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バルト三国観光のための7つの旅のヒント

旅も後半に突入。いろいろな失敗や教訓を感じることが多い。今後、バルト三国を旅行される人のためにちょっとした旅のヒントをまとめてみた。

1. スマートカードをうまく使う。
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今回は4都市でいわゆるスマートカードを購入して使ってみた。それぞれデザインが個性的なだけでなく、多少クセもあるが、うまく使えばお得だし、楽だ。現地のKiosku/Narvasonでまず購入するのがお勧めだ。また、短期間の滞在の場合は、だいたい1ユーロなので、コインさえ用意しておけば都度払いでも大丈夫だ。あと、抜き打ち検査が確かにある。カウナスで遭遇した。

1) Helsinki:24時間のカードと72時間のカードを購入できる。どちらも、最初に使った時から所定の時間ないまでは乗り放題だ。自分は24時間のカード(9ユーロ)をKIOSKIで買った。今から思うとやはりフィンランドは物価が高い。ただ、うまくタッチできなかったので、もしかしたらまだ新品かもしれない(笑)。

2) Tallinn:こちらは3日間の乗り放題。カード代が2ユーロ、3日分が5ユーロで合計で5ユーロだ。Helsinkiと同じようにタッチしてからタイマーが動く。旧市街の観光に飽きた頃からの利用。スマホも元気だったので、適当に乗っては、スマホで帰路をチェックし、また適当に郊外に外出した。十分に元は取った。

3) Riga:2泊だったので3日間カードにした。売店のNarvasenで10ユーロで購入。
スマホの調子が悪く、ベストルートを検索できないので、必要最低限しか使っていない。ちょっと元を取れなかったかも。

4) Kaunas:これは旅行者用ではなく、住民用みたいだ。基本料金が1.5ユーロで、4回分の乗車料金が2.8ユーロで合計4.3ユーロ。このカードを使うと30%引きに成るが、基本料金がかかるので、損益分岐点は5回だ。今回は4回なので、元は取れていない。コインで2回使っているので、最初から売店のNarvasonでスマートカードを購入すればよかった。

2. 携帯電話のSIMカード
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モバイルWi-Fiを手配するかどうかを思案したが、見積もりを取るとなんと3万円。これは高いと現地でプリペイドSIMを購入することにした。ヘルシンキで購入したカードは非常に快適だったけど、使っているうちに追加料金を払えと何度もSMSで催促が来るが、何が書いてあるか理解できないので無視していたらついに通停!しょうがないので、ParnuでプリペイドSIMカードを8ユーロで買うとすぐに使えるようになった。でも、何と、ラトヴィアに入国した途端に使えなくなった。ラトヴィアのリガには2泊しかしないので、Wi-Fiで我慢。今回、リトアニアのカウナスについてので再度プレペイドSIMカードを2ユーロで買うと、数時間は不安定だったけど、そのあとは快適に使えた。③は1GB、②は5GB、①は無制限(と言っていたような)と条件の違いがあるが、料金が違いすぎる。というか、なかなかまともに動かないのは困ったものだ。どれがお勧めとは現時点で言えないのが辛いです。すいません。

今回は、プリペイドSIMカードではいろいろ苦労したが、データ通信できない場合にもiphoneでは現在地を表示してくれる。これだけでも、旅行中にどれだけ助けられたか。また、行きたいところは事前に「お気に入り」に登録しておけば、そこへのルートを検索したり、位置関係を確認しながら歩けるので超便利だ。これはもう必需品だ。

3. レストランやカフェのWi-Fiが安心だ。
携帯電話会社のSIMが使えない場合にもWI-FIがあるが、Wi-Fiも注意が必要だ。
1) パブリックWi-Fi公共機関にはフリーで使えるWi-Fiが用意されていることが多い。でも、パスワードもかかっていないし、セキュリティも心配だ。

2) パスワード付きのWi-Fiコーヒーショップやレストランに入るときには、必ずWi-Fiは使えるかと聞くと、ほぼ使えると返事がある。そして、オーダーのときにパスワードは?と聞くと、その場で答えてくれたり、紙を渡されたりする。ウェイトレスとしばしの会話を楽しめるし、セキュリティの問題もない。ただし、性能はピンキリだ。Wi-Fiを使うたびに条件反射的に速度サーベイでをしている(笑)。

(3) 高速バスのWi-Fi高速バスは事前に予約しておくと安心だが、直前でもバスセンターで購入することもできる。長距離の場合には大抵Wi-Fiがセットされている。ただ、長時間占有しないようにちょっとタイマーセット等がされていることがある。ヘルシンキとタリンの間のフェリーでは、チケットにWi-Fiの暗証番号が書かれていた。

4. 速乾性の下着は助かる。
今回、旅行前に速乾性のパンツを購入して、これを愛用している。シャワーを浴びる時に、下着も一緒に洗って、少し絞って室内に干す。速乾性は朝には完璧に乾いている!すごすぎる。普通の靴下は大抵湿っていて2日ぐらい干してからでないと使えない。なので、速乾性パンツなら正副と予備の計3枚があれば十分です。あと、ポータブルなハンガも便利だ。

5. 小さめのティッシュペーバは超便利だ。
高級ホテルならティッシュぐらいはあるが、Airbnbで使うホステルや民家では自由に使えるティッシュが用意されていないことが多い。小さいのでいいので、ティッシュを箱ごと持ってくると超便利だ。あと、出発前に100円ショップを物色してコップのような水筒を購入した。お湯を自由に沸かせるので、お茶を入れて、コップに入れておいたり、大きなミネラルウォータを購入して、小分けして使ったりするとお得だ。

6. スーパーマッケットには何でも揃っている。
旅行前に何かを買うならちょっと我慢して、旅行先で買うのはお勧めです。朝8時から夜23時までやっているのは凄い。実際に入った店はどこも広い!品揃えも充実していて1.99ユーロとか、2.99ユーロと行った端値商法を徹底している。カバンも洒落たものが売っている。名古屋で買ってなければ、こちらでいいのがあったのに残念(涙)。レジは、自動(セルフ)と係りの人がやってくれるのがある。自動は慣れれば便利だが、グラム売りが多く、その操作がなかなかできない。係りの人がやってくれるところは楽だけど結構並んでいるので待たないといけない。あと注意点を少し列挙しておく。
・レジ前はベルトコンベヤになっていて、そこに商品を置く。
・隣の人との区切りのためのバーが用意されてるので、それを置く。
・ファミリー優先のコーナーに注意。私は間違ってそこに並んでしまった。
・係りの人は、後ろのファミリーを優先するから待ってと優しく説明してくれた。
 (リトアニア語なので全然聞き取れないが、多分、そんな感じ)。

7. クレジットカードは本当にどこでも使える。
北欧やバルト三国ではクレジットカーどが使えるとは聞いていたが、本当にどこでも使える。おまけに必ずレシートを発行するので、記録に残すにも便利だ。ただし、パスワードの4桁は忘れないように。もし、忘れたら、出国前にクレジットカーど会社に確認しましょう。あと、スマホSIMフリーかどうかは、例えばiPhoneならApple Storeや携帯ショップで確認しておきましょう。逆に高額紙幣を使うと何度もなんどもスキャンして偽札かどうかをチェックされる。偽札問題が深刻なのかもしれない。

まとめ

フィンランドもそうだったけど、バルト三国も治安がしっかりしている。また、スマートパスやプリペイドSIMカードなども使いこなせば便利この上ない。右側通行なので横断歩道では必ず左からチェックするように意識しなければならない。注意は必要だけど、バルト三国はそれぞれ個性を持ちながらも共通しているのは安全と居心地の良さだ。レストランでも北欧ほど物価が高くないのに結構美味しい。ぜひ旅を楽しんでほしいと思う。

以上