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ハープサルの7つの印象

タリンからはハープサルまでは長距離バスで2時間弱。しかも、8.5ユーロとお安い。ハープサルに到着した8月1日で印象的だったことを7つほど写真でまとめてみた。8月2日は大変な事態になるのだが、この時はまだ平和だった。

1. タリンからハープサルへバスで移動する。一面麦畑だ。
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タリンからハープサルに向かうと途中は草原が続く。ロシアがバルト諸国を弾圧した時に、農業もロシア風を強制したため、エストニア独自の農業ノウハウがそこで途絶えてしまったという。馬が放牧されているところもあったが、何を作っているのか、いまいちよく分からなかった。草原をよく見るとこの写真のように生い茂っているパターンと刈り取って巨大なトイレットペーパーのようなものが点在しておかれているものがある。刈り取った麦の茎を巻き取ったものらしい。

2.宿泊先は、このマンションの2階だ。屋上には基地局があった。
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タリンを出発する時にオーナーに連絡をするのを失念していた。ハープサルのバス停(Niine)に降りた後に、約束の15時から1時間以上早いことに気づく。ダメ元でオーナーに連絡するとすぐに鍵を持って向かうという。説明に来られたのはAirbnbの写真以上に美人のマダムだった。簡単な説明をしてもらって引渡し終了。残念なのは、洗濯機がないことと、ベッドルームにコンセントがないこと、Wi-Fiがないこと。これ以外は設備も充実していて問題なし。近くにWi-Fiを使えるコーヒショップがないかを聞くと色々と調べて教えてくれた。ちなみに、このマンションの屋上にあるのは間違い無く携帯電話の屋外アンテナだ。職業柄ついパチリ。

3. 住みたくなるようなファミリー向けのマンションだった。
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部屋は2階だという。そしてお部屋に入ると、名古屋の単身赴任マンションより広い気がする。ベッドルームがあり、リビングがあり、台所があり、シャワールームがあり、申し分ないですね。ただ、今朝の四つ星ノルディックホテルも同様だったけど、ウオシュレットはない。すごく綺麗で快適でした。

4. おしゃれな木造のお家が多い。
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Airbnbのマンションから市街&ビーチ方向に散歩すると、すぐ近くには図書館(左上)があった。入ってみたが、エストニア語の図書ばかり。日本はもちろん英語の図書も見つけられなかった。周辺は木造なちょっとおしゃれなおうちが続く。海が違いので、湘南のような雰囲気がある。

5. クレッサーレ城と笑顔の少女
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古城の塀に誘導されてクレッサーレ城を見学することにした。入場料5ユーロは結果的に安かった。その入り口に可愛い女の子が何かを売っている。写真を撮っていいかと聞くとニコッと笑顔で応じてくれた。聞くと12歳だ。日本で言えば中1だろうか。城の中にも売店があり、その出店として家族を手伝っているようだ。城の中に入るとまた同じぐらいの年代の少女が立っている。あまりに可愛いので写真を撮って良いかと聞くと笑顔で応じてくれた。ハープサルの子供は素直で可愛い。古城は展示ルームや博物館的な施設も充実している。単純に一回りするぐらいだと予想していたら、正面の監視塔を狭い通路の階段を上ってみれる。途中で子供達が騒いでいた。地下には秘密の倉庫があり、ロシアからの奪略に備えたようだ。 

6. ビーチ沿いのレストランで夕食
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さらにビーチ沿いを歩いていると、公園で子供達が元気に遊んでいる。ビーチ沿いの歩道を歩いていると、願いを聞いてくれるツリーがあるという。今日が誕生日の可愛い息子が立派な人間になるように祈る。さらに進むと海岸に面したレストランがあり、ローカルのビール(大)と、ハンバーグとポテトのセットを頼んだ。これがまた、美味しい!普段のぺらぺらのハンバーガと違って厚みがあり、コクがある。ケチャップの手製だろうか。一度ここの味を知るとなかなか元には戻れなそうだ。

7. 海水浴している子供達
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ビーチをもう少し散歩していると子供達が泳いでいた。8月とはいえ、外気は16度。それでも、普段の冬の厳しい寒さに比べれば温水プールのようなものかもしれない。チャイコフスキーのベンチがあり、ボタンを押すと3つの言語で演奏と説明をしてくれる。近くには保養所やリハビリセンターもある。なんとなく亀田病院のある鴨川に似ているような気がした。

まとめ
ハープサルでは、静かで平和な一日を過ごさせてもらいました。流れる時間もゆっくりしていた。海も空も公園もきれいだ。何よりここに住む人が優しい。心も体もリハビルが必要な時にはこんな街で生活するのがいいかもしれない。

以上