LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

技術士へのチャレンジ

昨日は、日本技術士会が実施する技術士二次試験(筆記試験)が全国の各地で開催された。私は、すでに電気・電子部門と総合技術監理部門に合格して、登録しているが、今回経営工学部門にチャレンジした。振り返ると、4年前に会社から技術士にチャレンジする人の募集があり、これに応じたのが始まりだ。

 

2014年:技術士の一次試験(経営工学部門)にチャレンジして合格。以下は二次試験。
2015年:電気電子部門にチャレンジして合格。
2016年:総合技術監理部門にチャレンジして合格。
2017年:経営工学部門にチャレンジ中。

これだけ見ると順調に見えるが、結構長く険しい道のりだったり、それぞれでプロの指導を受けたのが功を奏した面が多い。改めて指導いただいた方々に感謝します。指導ありがとうございました。

 

2014年の一次試験(経営工学部門)
ここでは、会社が費用負担してくれるということで新技術開発センターの通信教育のコースを受講した。一次試験は選択問題のみであるが、その範囲が広く結構難関だ。ただ、一次試験の受験部門と二次試験の受験部門は同じでなくても良いという仕組みだ。会社からは電気電子部門の登録を求められているので、電気電子部門の一次試験を受験するのが基本だが、どうも難しい。。特に計算問題とかが難解そうだ。情報工学を見ても結構難しい。部門ごとの合格率を比較すると経営工学部門は合格率が高い。また、その問題も、かつて中小企業診断士を目指した時に勉強した分野と結構かぶっていて、知識問題が多いので、理解すれば解けそうだ。ということで経営工学部門で受験を申請して、なんとか合格した。この時に勉強は知らないことが多くて、結構楽しかった。

 

2015年の二次試験(電気電子部門)
ここでも、会社が費用負担してくれるということでNTT-ATの通信教育&添削講座を受講した。ここは添削数の上限がないという。それならばということで、講座元からのテーマ提示に先立ち、過去問題についてトライしたものを送付したら、特別にということで添削してくれた。講座元からのテーマもすぐにトライして展開していたら、受験申込書を提出する4月の段階で60近い添削をしてもらっていて、受講生の中では(内容ではなく)提出数でダントツだった(笑)。しかし、その結果は、いずれも合格レベルではないとケチョンケチョン(涙)。これではダメだと、心機一転して一次試験でお世話になった新技術開発センターのセミナーをスポットで自費負担で受講した。結果的にはここで講師から技術ノートの重要性と有効性を聞き、またそのサンプルも見せて頂いた。5月から6月までの2ヶ月間はNTT-ATには添削依頼をせず、ひたすら技術ノートを作成した。まずは100個を目標にして、最終的には150個ぐらいまで行った。その技術ノートには900文字相当の情報があるので、これを参考にしながら600字の原稿用紙に特徴と課題と対策を簡潔にまとめる練習をした。結局、ほぼすべての技術ノートは第2版から第3版になった。さすがに第3版まで改訂したものは内容も整理できている。そこで自力を付けた後は、NTT-ATの添削もほぼ合格レベルになった(単に採点が甘くなった気もするが、、)。また、原稿用紙に書いた内容はスマホに録音して、繰り返し聴き直すことで記憶に定着させるとともに、おかしな点や論理の飛躍などがないかチェックして、木になる点は直すようにした。結果的には問題なく合格した。口頭試験もなんとよく知っている先生だったので合格を確信した。

 

2016年の二次試験(総合技術監理部門)
電気電子部門の合格はほぼ確信できたので次のステップとして総合技術監理部門にトライしようと2015年末ごろから準備をしていたら、すきやき塾の塾長である鳥居先生が直接に指導頂けるコースがあることを知り、これは自費で申し込む。すきやき塾の名古屋組織である手羽先の会にも参加しようとしたら、「合格が発表されたら参加してね。」とのこと。まあそれはそうでしょう(笑)。鳥居先生からはまたもケチョンケチョンに厳しい指導を受けた。特に、安全管理面のキーワードにKYというのがあり、空気が読めないのKYではないと思い、鳥居先生に質問すると、なんと危険予知の略だという。未来を予知するなんて超能力者でもない普通の人間ができるのかと疑問に感じたが、鳥居先生からはそんなことも知らないのかとあきられた。また、KYとはなんの略ですかと聞き続けると一瞬つまっていた(笑)。工事現場に行くと、確かにKY朝礼とかしている。まあ、そんな話はどうでも良いが、総合技術管理部門は、この安全管理や社会環境管理、経済性管理、情報管理、人的資源管理という5つの管理技術を総合的に駆使して複雑な技術課題に対応することを目的としている。したがって、専門技術の目線ではなく、この5つの管理技術の目線で考えることを何度も指導された。基本は、これら管理技術のキーワードを活用することだが、それもきちんと意味を理解して正しく使わないと逆効果になる。5つの管理技術に対する選択問題(40問=5科目×8問)全てに回答する必要がある。さらに記述問題は600字の原稿用紙5枚にまとめる必要がある。ここでは技術ノートは作成せず、日本技術士会が発行しているいわゆる青本を全てスマホに録音して繰り返し、繰り返し聞くようにした。青本を3分冊にしたものと、選択問題を科目ごとにまとめた5分冊を用意し、3分冊は3日でローテーション、5分冊は5日でローテーションするように持ち歩いて、勉強にトライした。ただ、正直持ち歩いただけの日の方が多かった。総合技術監理部門は難関だが、選択部門と記述問題の合計点が60点以上で合格なので、選択部門を頑張れば頑張るほど合格に有利になる。ちなみに私は選択問題はほぼ8割正解だったので、結果的には楽勝だった。また、記述問題も意外と高評価だったことが口頭試験で確認された。

 

2017年の二次試験(経営工学部門)
これには受験しようかどうか結構悩んだが、決定打になったのは、先述の手羽先の会の会合の後、総監に合格した人と慰労して、次はと言う話になり、その人は経営工学部門にトライするという。それを聞いた人も経営工学部門に登録している。私も実は一次試験は経営工学部門でしたと話をすると、ぜひ二次試験にもトライしろという。最大限の応援もしてくれるという。だが、悩みはその受験部門だ。サービスマネジメントと生産マネジメントが候補(他には物流と金融工学)だ。保持者は物流、もう一人はサービスマネジメントでトライするので、私が生産マネジメントだと3部門を制覇できるので、生産マネジメントがいいのではという。でも、自分はメーカに勤務したわけでもないのでとかなり悩んだが、経歴を示すと、需給の分野が生産マネジメントにピッタリだし、これなら合格すると太鼓判を押されてしまう。いろいろ悩んだが、過去問題を見ているうちになんとかなるかと生産マネジメントに決めて出願した。悩んだ理由は、問題を見てもキーワードが出てこないためだ。そのため、2年前を思い出して、まずは100のキーワードに関する技術ノートを作成することにした。自覚していた通り、技術知識がまった不足している現状を目の当たりにした。ただ、知らないことを理解していくのは楽しいものだ。結果的には、5月の1ヶ月でほぼ140ぐらいの技術ノート(第1版)を作成した。ただ、これだけでは、記述の能力に結びつかないので、これをまた600字の原稿用紙に書いていく練習をした。1枚30分なので。1時間あれば2枚。ノルマは1日4枚にしたひたすら書いた。書いた。書いた。その結果、技術ノートは半分ぐらいが第2版となった。電気電子部門ほどではないけど、まあまあこれぐらいかと言うレベルには達した。一通り技術ノートの作成を終えたところで、過去問題にトライすると、結構かけることに喜びを感じた。そりゃそうだ。過去問題からキーワードを抜いているのだから(笑)。また、苦手意識のあった統計問題もトライすると、意外と明確な落とし所が隠されていて、スッキリする良問が多く好きになった。実際の試験でも統計問題が出たら、今回は連(7つ連続してセンターラインより同じ側に外れる事象)がポイントだった。試験問題を作成する人に機会があればお会いして話を聞きたいぐらいだ。

 

経営工学の二次試験は、まだ途中。合格発表が10月末で口頭試験が12月なので、これにつながることを信じて、しばしゆっくりする。

 

2018年にも何かにトライするかどうかはまだ決めていない。今年の8月で還暦を迎え、来年の3月で定年なので、まずは自分の進路を決めないとね。

 

ではでは、