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新米技術士の成長ブログ

第25回みえテクノロジーカフェでの講演サマリー

2017年2月5日に日本技術士会中部本部三重支部が主催するみえテクノロジーカフェで講演をさせてもらった。内容は、自分の専門である携帯電話に関する話を中心に、スマホとかSNSとか、IoTとか、シェアリングエコノミーとか、参加者が興味を持ってそうな話題を集めてお話をした。

 

誰かにお話をしようとすると、その倍以上の情報量がないと説得力を持った説明はできないので、必然的に必死に調べる。でも、調べたことをそのまま話をしても解りにくいので、内容を熟成させる必要がある。

 

私の場合は、伝えたい内容が決まればまず目次を作成する。そして、その目次に沿って情報を収集してスライド群を作成する。今回は、Kindle Unlimitedでかなりの図書を流し読みした。でも、図書では最新情報が少ない(というか、図書になった段階で最新情報ではない)ので、ネットから最新情報を収集する。

 

ネットでの情報収集の基本は、私の場合はWikiです。Wikiで骨格を理解して、その上で、Wikiの参考文献で引用されている資料やHPを紐解いて、二次データではなく、元データを確認するようにしている。引用論文やHPを読むと啓発されることが多い。

 

いくら調べても、自分の能力と人脈の範囲では限界があるので、暫定版のスライド群をとりあえず是として、目次を微調整する。そして、これ以上変更すると本来の主旨から外れるものは、再度調べたり、分析したりする。

 

スライド群で大切な事は、論理である。一つ一つのスライドの内容のブラッシュアップはもちろん大事だけど、それぞれのスライドのつながりに不自然さはないか、論理の飛躍がないかを何度も精査する。そして、冗長なスライドは非表示にして、割愛する。

 

イメージ的には、60枚のスライド群を作る時は、一旦80枚〜100枚のスライドを作成して、それを60枚に絞り込む感じです。こうすることで、細マッチョのように、余分なぜい肉をそぎ取り、でも必要な筋肉(内容)を強化する。

 

 

まあ、そんなお題目はどうでもいいですね。日本技術士会からサマリーをA4(1枚)にまとめて欲しいと要請を受けたので、次の資料を作成してみた。

 

技術士はアウトプットの機会が多い。自分にとっては勉強になったが参加者の皆様にも貢献できただろうか。まだまだ課題は多い。。

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