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技術士の記述問題への対応(技術士を目指す人へのエール)

技術士とは

皆様は「技術士」をご存知でしょうか?

Wikiを見ると、『技術士とは、科学技術分野での最高位の国家資格であり、「高度な技術力を持った技術者の称号」となっている。』とあります。なんだか難しそうですね。一言で言うと、技術コンサルタントとしての実務能力を有するかを問う国家資格です。企業内技術士が多い一方で、独立した技術士事務所を開業している人も8%ほどいる。

技術士になるには

通常のステップだと、一次試験を受けて、二次試験(筆記試験と口頭試験)を受けて合格すると技術士として登録が可能です。認定校の場合には一次試験が免除されたりします。土木、建設などの20部門と総合技術監理部門の計21部門があります。特に難関なのは、記述問題が多い筆記試験です。合格率は一次試験が50%程度、二次試験(筆記)が20%程度、二次試験(口頭)が80%程度なので、最終合格率は8%程度ですね。

筆記試験とは

筆記試験には、選択問題と記述問題があります。選択問題は、例えば、建設であれば、建設部門全般の問題20問から15問を選び、そのうち6割以上=9問が正解であれば合格です。過去問題をしっかりやっていれば大丈夫ですが、将来これの見直し(選択問題をなくす)が検討されています。難関なのは、記述問題で600字の原稿用紙に計7枚を限られた時間で書く必要があります。論旨が通っていて、適切なキーワードが盛り込まれていて、理解しやすい解答を1枚30分で書く能力が求められます。これは厳しい。

記述問題への対処方法

技術士を目指す方から記述問題の添削を求められたのでアドバイスしました。その時に作成した図表を参考に引用します。これは特に原稿用紙3枚に特徴や課題、対処方法を記載する問題への処理フローイメージです。限られた時間にこれだけのことをしないといけないので大変ですが、日頃から技術ノートをしっかりとまとめていれば、なんとかなるでしょう!

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ゴールデンウィークはまとまった時間が取れる(かも)

今年受験する人は、4月28日までに受験申請しているので、ゴールデンウィークは勉強する絶好のチャンスです。でも、友達との旅行とか、家族サービスとか、出勤とか、いろいろあってなかなか勉強する時間を取れない人が多いかも。でも、これほどまとまった時間を取れるチャンスは少ないので、ぜひ技術ノートを10個ぐらいはトライして欲しいですね。頑張って。

以上