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人前で講演するときに、講座の満足度を高めるテクニック

人前で講演する機会はありますか?もし、講演を頼まれたときには、ちょっとしたコツというか、テクニックを知っているだけで講演に参加した人の満足度は高まります。

メルビアンの法則

 ・人の行動がどのように他人に影響を与えるかを調べたものです。
 ・講演をするときには、何を話すか(=言語情報)、どのように話すか(聴覚
  情報)に気を配ります。
 ・メルビアンの法則によると言語情報はわずか7%、聴覚情報が
  38%。
 ・残りは何かというと、視覚情報(55%)なのです。
 ・つまり、人は目で見るもので大きく作用されるということです。
 ・したがって、スライドを使うときに文字を一杯書くのはダメ。
 ・それよりも伝えたいイメージを図表で示す。
 ・そして、それを口頭で補足するのが効果的なのです。
 ・スライドと説明は完全に同期するよりも、若干説明が先行して、それ
  に続いてスライドを切り替えると理解も深まり、印象も高まります。
 ・ただ、次のスライドを全部覚えておくのは大変です。
 ・例えば、パワーポイントなら、スライドショーの「発表者ツール」
  だと現在のスライドとスクリプト、次のスライドを同時に見れる。

TEDの十戒(内容編)

 ・TED (https://www.ted.com)をご存知でしょうか?
 ・技術と教育とデザインの頭文字です。それらの分野を中心に5分から
  10分程度のプレゼンを楽しむショーです。
 ・基本英語ですが、字幕で内容を確認できます。字幕も、日本語で見
  れるものもあります。
 ・内容編の5つと、伝え方編の5つが次のように紹介されています。

 ・内容編の5つ
  1) 自分の得意なこととの説明に止まるなかれ。
  2) 大きな夢を語れ、驚きを誘う新しい何かを示せ。
   初めての秘話を語れ。
  3) ストーリを語れ。
  4) ステージ上で売り込みをするな。
  5) 笑いは宝と心得よ。

 ・伝え方編の5つ
  1) 好奇心と情熱を惜しみなく示せ。
  2) 自分の意見をはっきり述べて、よく総合に理解しあう。
  3) 自慢話はしない。失敗談を話せ。
  4) 原稿を読まない。
  5) 時間厳守する。持ち時間を決してオーバーしない。

 ・どうでしょうか?参考になりましたでしょうか?

プレゼンの達人になるための7つのポイント

 ・このようなタイトルの書籍だったのですが、出典は確認中です。
 1) How toの前にHow Wonderfulを!
  この話は聞き手に役立つ素晴らしい内容と自分自身が確信する。
 2) プレゼンの実践力を磨くには日頃からネタを意識する。
  日頃から使えるネタを仕入れていつでも使えるように磨く。
 3) 身の回りの物事を3つのポイントにまとめる。
  魔法の3つ。3つの要因に分けて考えるように脳を鍛える。
 4) 超ポジティブキャラを演じる力を身につける。
  緊張するのは当然。それを聴き手に見せないことが聴き手への礼儀。
 5) プレゼンの上達には手本を見つける。
  好きなプレゼンターを見つけその人のスタイルを徹底的に真似る。
 6) 無関心は敵。道の事柄に興味を持とう。
  伝えたい気持ちと知りたい気持ちは密接につながっている。
 7) プレゼンテーションの機会は自ら作り出す。
  プレゼンが得意な人は、自らその機会を作る出す。

話し方の5つのポイント
 ・これは私の経験則からのコツです。
 1) 短文で明確に話し、適切な接続後を効果的に使う。
 2) 3つありますというとその瞬間に脳は3つの引き出しを用意する。
 3) 声量は部屋の大きさと参加者の人数に合わせ声の高低を活用する。
 4) 相手の立場や言葉、レベルで話す。相手が理解できる言葉で話す。
 5) 間を意識する。

その他のテクニック
 ・これは講演に先立って研修を受けた時によく指導された点です。

 1) 目線はZ字片方見る。
 2) きちんとした姿勢でボディランゲージは多めに。
 3) 真っ直ぐにきちんと立つ講師の姿は信頼感や安心感につながる。
 4) 演台の後ろでなく、演台より前やセンターで話をする。
 5) 原稿ばかり見ていては、ボディランゲージを使えない。
  参加者を見て話す。
 6) セミナーが始まって5分以内に1度は質問すると盛り上がる。
 7) 参加者は質問をされると回答を考える。これにより、セミナーへの
  参加意識が高まります。
 8) 答えた参加者が不快な思いをしないように配慮する。
 9) 最も伝えたいことには、名前をつけて、それを繰り返す。