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新米技術士の成長ブログ

技術士(総合技術監理部門)にストレートで合格しました!

昨年の技術士(電気電子部門)に引き続き、技術士(総合技術監理部門)にトライして、運良く合格することができました。

そもそも資格取得の勉強を始めたのは、8年前で息子の中学受験の勉強が始まった時です。こどもが勉強しているのに、親がゴルフばかりして、家では居眠りばかりしているのもどうかと思い(実際は妻から叱責を受け)、MCPCの2級の受検勉強を始めた。

この資格は、会社からも推奨されていたのと、自分の専門分野でもあるので、一気にのめりこんでしまいました(笑)。その翌年はMCPC1級に受検して合格。さらに翌年はMCPCのSMC(Senior Mobile Consultant)に受検して合格。

MCPC関連はこれで終わりだが、SMCを取得してもすぐにコンサルができるわけでもないのと、MCPCと連携した資格にITコーディネータがあったので、これを調べて、面白そうだったので、翌年はこれにチャレンジして合格。

このITコーディネータは集合研修を何度もなんども行い、その時に一緒してもらった仲間や講師の方とは今も交流があります。

そのあとは、どうしようかなあと思案していたら、MCPCから連携しているIEEE WCETと言う英語の難しい資格取得を勧められたので、これにチャレンジ。春の試験ではわずかに10点不足していて、IEEEの事務局の女性から惜しかったね。あなたの職歴に興味があるので、ぜひもう一度トライして!と激励のメールをもらい、感激して、再度秋にトライして、見事に合格♪

その後も機会が合えば、IEEE WCETの研修の説明会や講習会にはお手伝いをさせてもらっています。

その頃会社から、監理技術者が不足している。技術士を取得すると監理技術者になれるので、技術士にチャレンジする人には50万円の報奨金を渡すと連絡があり、即応募。

技術士は、文科省が認定する国家資格で、技術部門最高峰の資格とも言われているだけあって、ハードルが多くて、高い。まずは一次試験。これは選択式の筆記試験だが、ジャンルが多く、特に理科や化学、数学など文科省らしい出題が多い。苦手な化学には手を焼いたが、当時大学受験を目指していた息子に指導を請うと「え、これ基本問題よ」と優しくバカにされた(涙)。。。

奮起して頑張って勉強し、なんとか基準を大幅にこれる好成績で合格した。でも、これには理由があって、本来は電気電子部門を目指すので、一次試験も電気電子部門を目指すのが自然だが、この電気電子部門の試験問題がむずい!昔習ったブリッジの抵抗とかインピーダンスとかの解き方はすっかりと忘れた!(というか理解していない)。。

技術士試験の場合には、一次試験の部門と二次試験の部門は同じでなくても良い。どこかの部門の一次試験に合格していれば、20の部門のどこでも二次試験を受けられる。

このため、どの部門の一次試験なら合格できそうかと情報部門や経営工学部門、環境部門とかを見てみると、意外と経営工学部門の合格率が高い。しかも、問題も知識レベルが多く、興味のある部門も多い。これならいけそうと経営工学部門を選択。

知らないことが多かったが、その分大変勉強になった。特に、工場経営とか、モーションスタディとか、財務分析とか、かつて中小企業診断士の勉強をした時の記憶が蘇ってきた。

ということで、一次試験をクリアして、二次試験に臨むが、これがまたムズイ!専門分野も発電とか、送電とか、電気設備とか、強電分野の出題も多い。筆記試験もまたムズイ!600字詰めの原稿用紙で合計7枚(1枚ものx2、2枚ものx1、3枚ものx1)も書くので、書く能力が求められる。

会社からの支援を受けて、NTT系の添削を受けるが、これが書いても書いても、真っ赤になって返ってくる。褒められることは10回に1回ぐらいで、残る9回は論旨不明、浅い、5W1Hになっていない、起承転結になっていない。。。もうボコボコ。

技術ノートも作成しようとするが、いまいち乗らない。うまくいかないということでスランプ気味の時に、受けたセミナーで技術ノートの作り方を学ぶ。字を書くことが嫌な私は、パワーポイントで枠組みをつくり、これに編集していく方式に強く賛同し、その後一気に100枚の技術ノートを仕上げる。

そして、この技術ノートを見ながら600字の論述をして、過不足を感じた部分を踏まえて技術ノートを加筆・修正する。

これを2−3回繰り返すことで、技術ノートの質が一気に高まるとともに、書く技術が格段に向上した。さらには、論述した内容をスマホで録音して、日々ヒアリングすることで、論旨の流れの悪いことに気づいたり、キーワードが適切でないことに気づいたり、そして内容の記憶への刷り込みに成功した。

これは非常に有効な勉強方法だった。

このようにして電気電子部門の受験に十分な手応えを感じたので、口頭試験を待たずに、筆記試験合格のタイミングから総合技術監理部門の勉強を開始したので、無事ストレートで合格できた。

ただ、総合技術監理部門では、すきやき塾の鳥居先生に直接指導をお願いしたが、これがまた辛口だった。もうボロクソに言われ、一般に合格した翌年に泊をつけるために総監にトライする輩が多い=私?。論文を書いても、書いても、ボロクソ。もうくじけそうになったが、なんとか自分を信じて、耐えて、勉強を継続したのが大きい。

総合技術監理部門では口頭試験も難関だ。鳥居先生にお願いした1回の予定が、3回まで増えた。1回目はもうボロクソというか、自分でもダメだと思った。2回目は自分ではまあまあと思ったけど、やはりダメ出しがいっぱい。最後の3回目でなんとか及第点をもらえたが、この3回がなければ、とても口頭試験を合格することはできなかったと思う。

しかも、口頭試験は午後の1時からなのに、当日は会場のスタジオ8に9時に行き、月刊技術士を読んでいたら、興味深い記事があったので、その部会に参加したいと幹事の方にメールした。しかも、午後から総監の口頭試験でドキドキしているという余計なことまで書いていた。

口頭試験では、予想した質問はほぼなく。変化球がいっぱい飛んでくる。「筆記試験での論文の内容は面白いが、なぜこの内容を書こうと思ったのか?」と聞かれる。でも、その表情がポーカーフェイスでとても褒められているようには感じない。何を答えても、表情に変化がない。ああ、これはダメだ。滑ったと完全に諦めた。

指導頂いた先生には、当日の状況を報告して、せっかくご指導いただいたのに、今回はダメですね。また、もう一度チャレンジしますと伝えた。ただ、先生からは、質疑応答の内容は悲観するほどでもないので、大丈夫でしょうと言われた。落胆していた私にはとても嬉しかったが、正直心ない慰めにしか聞こえなかった(涙)。

その日の夕方幹事さんからメールの返信があったが、口頭試験で疲れ切った自分は無視していた。でも、合格発表の3月1日が近づいてきた時に、ふとその部会の事が気になり、3月1日の部会には参加しますと連絡した。日本技術士回のホームページで合格を知り、気分参考でその部会に行って幹事に挨拶しようとしたら、どこかで見覚えのある顔でニコニコしている。

そう!あのポーカーフェイスの試験官だった!再開したその幹事の方は愛想も良く、表情も豊かで、とても親しげにあいさつしてくださった。その後も色々と話を聞くことができた。

機会があれば、あの時のことを聞いてみたい。多分、こいつ、さっきメールしてきた人だと、笑いをこらえるのが必死で、何を言っても、ポーカーフェイスだったのかもしれない。縁とは不思議なものです。