LuckyOceanのブログ

新米技術士の成長ブログ

技術士

技術士の課題とさらなる活性化に向けての研究

はじめに 11月は久々に人生のターニングポイントを一つクリアしたような気がする。なぜそのように感じるのかといえば、大学院に入学してから修論をどうするかをずっと悩んできた。しかし、中間説明会やポスターセッションなどを経て、修論のテーマがしっかり…

技術士試験の思考法とその有効性

はじめに 日本技術士会が実施する今年の技術士二次試験(筆記試験)は7月11日と12日に実施される予定だ。11日が総合技術監理部門で、12日はそれ以外の部門だ。これまで4回受験して3勝1敗だ。最初の3回は連続合格だったので、自分は必勝方法をマスターしたと勘…

tree型記憶とmesh型記憶

はじめに 技術士には、総合技術監理部門を含めて、21の部門がある。自分が持っているのは、電気・電子部門と経営工学部門と総合技術監理部門の3部門だ。技術士の試験勉強をしている時に感じたのは、tree型の記憶はすぐに忘れるけど、mesh型の記憶はなかなか…

MBAと技術士の相乗効果

はじめに 技術士でMBAを目指す人もMBAで技術士を目指す人も少ない気がする。技術士の登録者は約10万人だ。その中で経営工学は2000人弱だ。一方、MBAは毎年2000人ほどが入学するという。MBAの入学者、在学者数 文部科学省が発行する「経営系大学院を取り巻く…

抽象性と具体性を繰り返すと説得力が上がる

はじめに 技術士の二次試験は、選択式問題がなくなり、全て記述試験となった。記述問題で合格点を取得しようとするには、そもそも担当する技術部門の技術的な知識が必要だが、それだけでは十分ではない。やはり、合格する論文には論理性があること、必要なキ…

学習と研究の違い:技術士が目指すべきこと

はじめに 「勉強ごっこ」は役に立たないという人がいる。確かに、学生時代に勉強で優秀であっても実社会では通用するとは限らない、頭でっかちで実経験のない人間は役立たない。そんなニュアンスだと理解している。しかし、技術士になるためには試験に合格す…

技術士試験:前年度の合格率と対比してみた!

はじめに 日本技術士会のホームページには、毎年3月上旬に合格者が発表される。今年は、3月9日(金)の早朝だった。自分が幹事するIT21の会でも合格者が一人いた。凄い!また、スキヤキ塾でも合格者の喜びの声が続いている。素晴らしい!しかし、平成30年度の…

久しぶりの美登利寿司

はじめに今日は久しぶりに渋谷にある美登利寿司で自分へのご褒美だ。美味しい寿司などを頂きながら少し、今進めていることを振り返ってみようと思う。 1. 労働安全コンサルタント個人的には労働安全衛生法もかなり頑張って勉強したつもりだったけど、ちょっ…

情報工学部会の参加報告:AIロボットを考える。

1. はじめに 日本技術士会の情報工学部会が12月15日(土)の午後に機械振興会館で開催された。今回のテーマは、「ロボットへのAI適用について」だった。興味深いテーマなので参加した。本年4月に東京に戻ってはや9ヶ月。36名の技術士が参加したが、そのうち6…

技術士試験:口頭試験に臨む戦略をまず決めよう。

はじめに 今回の技術士二次試験(筆記試験)は厳しかった。自分が受験した情報工学も、昨年の合格数の半分ほどだった。昨年の合格率が7%ということは、今年はどこまで低下するのか(涙)。しかし、その難関を突破された皆様はもう一つの関門にチャレンジする必要…

技術士試験(情報工学)は残念。労働安全コンサルタントも絶望的(涙)

はじめに 今年は3月に定年となり、単身赴任先の名古屋から東京に帰任し、職場も仕事の内容も大幅に変わる中、なんとかなるかと4つ目の技術士のタイトルを目指して情報工学にチャレンジした。また、その途中で労働安全コンサルタント試験を知り、無謀にもこ…

電気をきる、アースをとる

はじめに 最近は工事現場に立ち会うことが増えている。しかし、工事現場に行っても工事は出来ない。かと言って工事監督も出来ない。では何をやっているのか?電気事業には電気事業法があり、電気通信事業には電気通信事業法がある。同様に建設業にも建設業法…

労働安全コンサルタントへの道のりは長い。。

労働安全コンサルタント Wikiによると、労働安全コンサルタントとは、労働安全衛生法82条に基づく労働安全コンサルタント試験(国家試験)に合格した者で、同法84条に基づき厚生労働省に備える労働安全コンサルタント名簿に登録した者である。つまり、厚生労…

情報工学の二次試験と労働安全コンサルタント

技術士試験にトライ♫ 7月16日の技術士二次試験の結果は10月30日に発表される。そのうちの択一問題の正解は7月23日に発表された。この択一問題で6割を正解しないと記述問題は採点さえされない=不合格となる。択一問題はなんとかクリア! 情報工学の問題はな…

技術士二次試験(情報工学部門)受験してきました。

今日も暑かったですね。本日、東京大学駒場キャンパスで実施された技術士二次試験にトライしてきました。今回が四部門目です。総合技術監理部門のみ別の会場でしたが、残り三部門はここでした。最初に行った時は右も左もわからず、お昼はキャンパス内の公園…

技術士の二次試験にトライする人へのエール

7月16日の二次試験まで後1週間を切りましたね。ラスト1週間や前日、当日の注意点をまとめておきます。1. ラスト1週間の注意点 これまでやってきた技術ノートの作成や過去問題へのトライをレビューしましょう。不足している知識を補充するために新しく参考…

インシデント管理とCSIRTとCISOについて考える。

ITの光と陰 企業活動にとってITの利用は必須だ。ITを利用することで企業の競争力を高めることもできるが、一方的でトラブルに遭遇することもある。後者のことは最近はインシデントと呼ぶことが多い。ITIL インシデント管理を調べるとITILで定めるサービスサ…

三幕構成をご存知ですか?

セキュリティの調べ物をしていたら、なぜか三幕構成という単語が気になり、調べると、映画の脚本とかを作るときの基本的な構成だという。セキュリティと全然関係ないけど、面白そうだと感じた。小学生4年生の時に、文化祭で催しをすることになり、担任の先…

サイバーセキュリティ対策について考える

サイバー攻撃に対してどのようにサイバーセキュリティ対策を実施するかは多くの企業にとって課題だ。平成28年度の情報工学(情報ネットワーク)の課題IIIでは、ズバリ多層防御の考え方や対策を問う問題が出題されている。キーワードは、多層防御、APT攻撃、3…

情報工学の試験は奥が深く幅が広い(涙)

はじめに 技術士情報工学部門の平成29年度の試験問題はなんとか回答できたので、次は平成28年度の問題にトライしようとした。しかし、ムズイ。全然分からない。仕方ないのでネットで関連情報を調べて理解を深めようとしたら、知らない言葉や分からない概念が…

ヘルスケアとIoMT

はじめに 平成29年度の技術士二次試験(情報工学部門)の課題IIIの問題にトライしようと思ったら、ヘルスケア機器をIoT化する場合の利用者の価値と提供会社のビジネス的な利点を述べよとあった。さらにクラウド活用の場合のシステム構成とか、セキュリティのリ…

テレワークを考える。

最近、ブログの更新をサボっている。これはこの3月までと異なって9時ー17時の普通の勤務に戻ったため、可処分時間が減ったことと、7月16日の技術士試験の受験勉強を優先しているためだ(言い訳)。昨年度の情報工学部門の記述問題に取り組もうと思ったら「…

夏風邪でダウン!やっと回復しました!

技術士にチャレンジしている人へ ダウンするなら今のうち(笑)。私も申込書を出してからちょっとアクセルを踏んで技術ノートの作成とか、択一問題の勉強をしている。日本技術士会の分科会にも顔を出す。ボランティア団体にも名を連ねる。さらには仕事の内容…

技術士に合格する勉強時間は過労死認定レベルか?

技術士にトライしている人は一体どれほどの時間を学習に当てているのだろう?技術士にトライする人は、主任技術者として、もしくは監理技術者として寝る暇もなく重要なプロジェクトを任されてるようなベテランが多いかもしれない。そんな人たちはなかなか学…

労働安全コンサルタントの可能性

日本技術士会の分科会主催の話力のセミナー 講師は、一般社団法人話力総合研究所の理事長である秋田義一さんだ。秋田さんは情報工学部門の技術士でもあるが、現在はビジネスコミュニケーションの啓蒙活動に尽力されている。 理事長あいさつ|話力総合研究所…

技術士(情報工学部門)へのトライと停止性問題

情報工学部門へのトライ 技術士には過去にトライしてすでに3つの部門で登録しているが、今年度は情報工学部門にトライすることにした。昨年度の二次試験の実績で言えば、合格率はわずか7%と非常に難関な部門だ。大丈夫だろうか。情報工学部門でも、他の部門…

ヘッブの法則からAIソフトと人間の役割分担まで

ヘッブの理論 脳細胞の動きについての法則だ。ヘブ則ともいう。脳のシナプスの可塑性についての法則だと言われても何のことだかわからない。ヘッブの理論の提唱者 このヘッブの理論を提唱するのは、カナダの心理学者であるドナルドヘッブ(1904年7月22日〜198…

MacKeeperにご注意を!

快適なMacx2台環境 3月まではMacBookAirを愛用していた。でも、購入して5年も経つとゴミが蓄積してきて、空容量がどうしても少なくなる。デスクトップ型のiMacを購入して、過去のデータなども全てiMacに整理した。なので、思い切ってMacBookAir(以下、MBA)…

夕焼けトワイライト:可処分時間の捻出が課題

4月から仕事(職場)が変わり、生活スタイルが変わった。もっとも大きいのは、可処分時間だろう。これまでは、ミッションとしての講演をこなせば、その前後の移動時間や待機時間を含めて、その時間の使い方は自分の自由だった。講演のない日は、つぎの講演の…

メタ認知から皇紀と仏陀の誕生日

はじめに スケッチを大好きな親戚の女の子の話をしていた時に、その子はとても自分や家族を客観的に見ているという話があり、それは「メタ認知」能力がとても高い女の子なんだねと話をした。つまり、自分のことも家族のことも友達のことも少し離れた立場から…