bit coinが面白い!
仮想通貨の中でbit coinでの取引金額は全体の90%を占めると言う。あのMS社も関与しているという噂もある。仮想通貨の種類は多いが、仮想通貨に詳しくなければまずはbit coinで様子を見るのが妥当だろう。
昨年末にお小遣いで3万円ほどをこちらの取引口座に預金して、適当に売り買いして遊んでいる。ただ、このような金融取引は人間の心理との戦いだということを痛感する。値動きが続くと、まだまだ値上がりが続くと楽観バイアスが働いてします。そして、一旦、値下がりが続くと、もう絶対値戻りしないと悲観バイアスが働く。
さらに、一度値上がりと値下がりを経験すると、そろそれ下がりそうだと過去の経験に基づいて売ると、予想に反して値上がりが続く。これは売りすぎたと買うと、一気に値下げが訪れる。なんだかalpha碁と囲碁で勝負をしているような感じで、どう考えても勝てないような気がする。
でも、よく見るとトレンドはある。一定以上に値上がりが続くと、一気に下がり、値下がりが続くと、底値と見る人からの買いで値が戻る。なので、マクロ的に視点から、買いを入れるオプションと、売りを入れるオプションを複数決めておいて、それをセットしておく。そして、大切なことはこの買いの価格を売りの価格よりも安くすること。逆に言えば、必ず安く買って、高く売るという枠組みを作っておくこと。
そして、この買い値の複数の値と、売り値の複数の値を定期的に見直すこと。できれば、買い値を3つ売り値を3つ決めておいて、売買の動向に合わせて、3ケ月に1回程度見直すこと。この見直すタイミングと頻度ができるだけ心理面での戦いにならないように、あくまでマクロな動向に応じて見直すこと。絶対にミクロな勝負には入り込まないこと。ミクロな勝負をコンピュータと戦っても勝てるわけがない。
また、買い値や売り値も絶対にキリの良い値にはしないこと。どうもキリの良い値にオプション設定している人が多いような気がするので、想定されるキリの良い値よりも、買い値なら少し高め、売りなら少し安めにしておくことで、売買の機会を逃す可能性を少しでも減らすことができる。
目的志向型と問題回避型
モティベーション
人が行動を起こす場合に何が動機になっているのでしょうか?その動機には2つのタイプがあると言う(LABプロファイル)。一つはこういう風になりたという目的を達成するために行動するタイプであり、他方は直面する問題を解決するために行動しようとするタイプだという。
目的志向型と問題回避型
目的志向型は、例えば、海外旅行に行きたい!とか、痩せてスマートになりたい!とか、美味しいものを食べたいと言った妄想・願望がモティベーションになるタイプ。
問題回避型は、前述の目的志向型の例に準じて言えば、退屈な日常から離れたい!とか、お腹の脂肪を減らしたい!とか、毎日コンビニ弁当ばかりで飽きた!とか、直面する問題や不満を解消したい、回避したいという欲求がモティベーションになるタイプ。
目的志向型と問題回避型の比率
ある調査のよると目的志向型が40%、問題回避型が40%、両方が20%というつまんない結果が出たようだ。
ある心理学者の調査によるとあるものをゲットすることと、同じものを失うことのどちらによりインパクトがあるかというと、失う方だという。子供があるおもちゃの取り合いをして、同じものを買ってあげるから、それは譲りなさいと言っても絶対嫌だと納得しない構図でもわかる。大切なパートナーを亡くしてからその大切さを痛感するなんてこともありそうだ。
タイプ別の対処法
目的志向型は、目指すべき方向性が明確になると意識が目標に集中するのでやる気がアップする。目的志向型の人にネガティブなことを並べて心には響かない。たとえば、勉強せずに遊んでいる目的志向型の子供に、遊んでばかりいると良い学校に入れないよ!成績も下がるよと叱責しても効果は薄い。それよりも、憧れの職業や目標とする人物像をイメージさせて、頑張ればなれるよ!と激励する方が効果があるかもしれない。褒めて育てつタイプとも言える。
一方、問題回避型は、理想や夢を語られても、それは現実的ではないよ。難しいよとなるが、直面する問題を示し、このように行動することで解消できることを示すと、納得して行動する。そんなことでは地区予選で敗退するぞ、決勝に残れないぞとマイナス面を脅かすことで奮起するタイプ。厳しく指導して伸びるタイプとも言える。
したがって、目的志向型タイプには、ポジティブな言葉を使う。例えば、、達成する!獲得する!実現する!一方、問題回避型にはネガティブな言葉を使う。例えば、このように問題を解決しよう!課題を制覇しよう!劣化原因を取り除こう!
まとめ
現実には、どちらか一方が他方より優れているということではないと思う。状況に応じて、相手に応じて、この2つを使い分けることが大切なのではないかと思う。いわゆるアメとムチをうまく使い分けることが大切だ。
また、実践にあたっては、厳しいとか優しいとかの単一のイメージではなく、複数のイメージを使い分け、そのギャップ(ゲインロス効果)を効果的に活用したい。
ハーマンモデルを学ぶ
ハーマンモデル
あなたは、ハーマンモデルをご存知でしょうか?例えば、ある交差点で交通事故が起きました。以下はその事故を目撃した4人の証言です。
① 「泣き叫ぶ母親は立ちすくむ容疑者に食ってかかる。警官はいらだち
ながら大衆を抑えようとする、その前には潰れたスクールバスと血に
まみれた事故被害者達の目を覆いたくなる恐ろしい情景があった」
② 「4月9日(木)午後3時30分、コロンバス北方15マイルの国道9号線上
時速35マイルに制限されたスクールゾーンを、黒い1978年型プリムス
4ドアセダンは時速75マイルで走っていた」
③ 「この事件は、酔っ払い運転と欠陥車の致命的組合せを実証している。
これら2つの問題は全国的に広がっており、国民を適切に保護するため
に早急な対応が必要だ。」
④ 「そして再び・・・法医学における否定し難い事実・・・血液型、
指紋、ペンキ破片の分光スペクトル分析は疑いなく・・・」
あなたはどの証言に共感しましたか?
(出典:The whole brain business bookのWEB)
4つのタイプ
①はハーマンモデルによると、感情的、情緒的で愛情にあふれるCタイプ。
②は、5W1Hを整理する組織人タイプで、管理と秩序を重んじるBタイプ。
③は、全体的、直感的でアイデアやビジョンを重んじるDタイプ。
④は、事実を元に分析し、論理的に判断することを重んじるAタイプ。
自分はA&Dタイプ
男性はA&DタイプとA&Bタイプが多いようだ。私は、どうもA&Dタイプな感じ。Cタイプ的な情緒的な表現はあまり得意じゃない。
各タイプの特徴
次の図に各タイプの特徴がよく書かれている。
(出典:The whole brain business bookのWEB)
http://park12.wakwak.com/~kobakan/contents/0626wholebrain_businessbook_R.html#chap2
最後に
自分がどのタイプなのか。そして、友人、同僚、上司、後輩、家族がどのタイプかを知ることができれば、相手の価値観を尊重してより良き人間関係を築くことができるのではないでしょうか?
大切なことは個々のタイプではなく、ある目的を果たすためにどのようなタイプの人材を組み合わせて総力を発揮させるかであると考える思考はやはりA&Dタイプかもしれない(笑)。
徒然なるままにシンギュラリティへの道
とりとめのない書き込みになってしまったが、マイケル・E・ポータが説く5つの競争要因をヒントに気になることを調べて行ったらシンギュラリティに辿り着いたような気がする。だからどうだ!という書き込みではないです(笑)。
5つの競争要因
マイケル・E・ポーターはは1980年の著書「競争の戦略」の中で競争に影響を与える5つの要因を次のように指摘した。
1. 新規参入の脅威
2. 代替品の脅威
3. 売り手の交渉力
4. 買い手の交渉力
5. 業界内競争力
出典:http://cyber-synapse.com/dictionary/en-all/5forces-analysis.html
1980年当時は、まだ大型コンピュータが利用されていた時代であるが、ITが進化した現在でもこの5つの要因は普遍的と言えるのだろうか? 新しい技術を創造して、開発して、市場化すると言う大きな流れの中では、どのフェーズを前提にするのかも重要だろう。
ダーウィンの海と4つの関門
ハーバード大学のルイス・ブランコ教授による「ダーウィンの海」説では、技術事業化として、次の4つの関門を指摘している。
1. 技術の関門:性能、波及、標準化、信頼
2. 市場の関門:経済性、金融、投資、規制、障壁
3. 決断の関門:事業評価、意思決定
4. ダーウィンの海:選択淘汰、適者生存、外部企業との競争
出典:https://appsv.main.teikyo-u.ac.jp/tosho/keizaigaku45-2-08.pdf
新技術の創造から市場化への3段階
ネットで検索すると同様のグラフがあった。ここでは、3つの期間に分けて論じているようだ。
1. Technology Creation :新技術創造の時期
2. Technology Development:新技術開発の時期
3. Early Commercialization :新技術市場化の時期
出典:https://www.nap.edu/read/11989/chapter/3#30
市場化されるのは3%
さらに調べていると、次の図が見つかった。新技術として34のテーマを創造しても、新技術開発にたどり着くのはわずか7テーマであり、それが市場化されるのは1テーマだという。確率論的には3%。100のテーマで3つ当たれば上出来ということだろうか。
出典:http://www.diab1o3.info/activities/project/environmental.html
まとめ
つまり、新技術を100創造しても技術の関門を乗り越えて技術開発に向かうのはその20%程度であり、実際に市場化されるのはわずか3%程度である。そしてのその3%もマイケル・ポータが説く5つの競争要因にされされる。もう、どんだけ不屈の魂が必要なんだと言いたくなる。しかし、ITの指数関数的な進化は止まることを知らない。AIを使って、新技術の創造が無限に行われるような時代になるとしたら、その中からダーウィンの海を乗り越えた新技術が新市場を創造するということだろうか。レイ・カーツワイルが説くシンギュラリティの時代とは、きっとそのような時代を言うのだろう。
鬼十則と裏十則
電通の鬼十則は有名だ。是非論はあるが、日本の高度成長期にはどの会社もこのような気合と根性で頑張った時期があったのではないかと思う。
ファミレスで勉強することの是非と3つの注意点
九州のファミレスからのレターを3月18日に投稿されたTwitterを契機にして、ファミレスで勉強することの是非がネットで議論されている。
出典:暇宿@Fresh_Imajuku (https://twitter.com/Fresh_Imajuku)
全般的にはファミレスの店長に好意的な意見が多い。まあ、当然だろう。
しかし、私は学生ではないけど、試験勉強や仕事の準備のためにファミレスや喫茶店を使うことが多いので、禁止されても正直困る。そのため、ファミレスや喫茶店に迷惑をできるだけかけないようにするにはどうすれば良いかを自戒の念を込めて3つの注意点をまとめたい。
1)混雑する時間帯は避ける
2)占有場所を配慮する
3)適度に注文する
1)混雑する時間帯は避ける
・お店には、混んでいる時間帯とそうでもない時間帯があります。
・平日であればお昼は時間も限られているし、回転を上げたい時間帯です。
・昼食の時間帯と夕食の時間帯を避ければ、お店への迷惑をかなり減らせます。
・早朝タイムを狙ってランチで混む時間の前まで勉強に活用する。
・朝であれば、頭の回転も良いし、ついでにお得なモーニングを頂いてしまおう。
・午後勉強したいなら、お昼と夜の混む時間を避けて勉強に活用する。
・夜利用したいケースは難しい。閉店時間が遅かったり、24時間の場合にずっと
居座られるのは店側も正直、困るかもしれない。
2)占有場所を配慮する
・もし大勢で勉強するなら、占有時間は長くても数時間に留めよう。
・一人で利用する場合にも、占有するスペースは必要最小限にとどめましょう。
・数時間以上占有する場合や混在時間にかかる時は相席などお店に協力しましょう。
3)適度に注文する
・何も注文したくないなら公共の図書館とかを使いましょう。
・ファミレスや喫茶店の粗利は少ないもの。
・適度に注文して、Win-Win関係を配慮しましょう。
・特にフリードリンクの場合に、コップを何個も何個も使うのはやめましょう。
・必要最低限の利用にして、お店に配慮しましょう。
結論は、やはりお店への気配り。ファミレスや喫茶店でのアルバイトを一度してみると、お店側の都合もよく理解できるかもしれない。お互いが気持ちよくなるようにお店への配慮を忘れないようにしましょう。
サイトカインとホメオスタシス
サイトカインとは、細胞と細胞の間の情報伝達を行う連絡係りの役割を行うものです。
つまり、細胞と細胞がどのようにして連絡を取り合うかというと、ある物質を分泌するのですが、そこで分泌される生理活性タンパク質をサイトカインと呼びます。
サイトカインは、免疫系の調整や炎症反応の惹起(じゃっき)、細胞の増殖や分化の調整など様々な発症の抑制に大切な役割を果たしています。
会社でいえば、中間管理者です。
サイトカインの代表的な物には、インターロイキンやインターフェロン、増殖因子などがあります。この中で特に有名なインターフェロンは、ウイルスや主要細胞などの侵入に反応して分泌され、ウイルス増殖を阻止したり、免疫系の調整をしたりします。
一方、ホメオスタシスとは、外部環境が変化しても身体が常に健康な状態に保つような生態恒常制維持機能が働いていて、この恒常性をホメオスタシスと呼びます。
身体のホメオスタシスのために、神経系、内分泌系、免疫系の3つがお互いにバランスを保ちながら、健康維持や病気治療を行います。
つまり、外部からのウイルスの侵入や熱などの刺激を神経系が受けると発熱し、内分泌系でホルモンが分泌されて臓器の機能を保つ。同時に免疫系と連携して体内の異常を認識し異物の侵入を防いだり、阻止したりする。
出典:http://ameblo.jp/kenbijin/entry-12015324241.html
生命の不思議を工学に生かす学問をバイオミメティクスというが、身体のホメオスアシスのために、神経系と免疫系と内分泌系が三権分立のように連携して機能しているのは興味深い。
例えば、これを社内の人間関係に関連付けてみると、神経系はクレームの受付担当、内分泌系は営業担当、免疫系は保守担当といったところだろうか。
お客様からのクレームを受けたら、すぐに営業担当や保守担当に連絡する。営業担当は、クレームの内容に応じて必要なエスカレーションをかける。保守担当はクレーム担当や営業担当からの指示を見ながら修理に走る(笑)。
子供の世界でいえば、いじめに気づいた子供(神経系)と、その子供と連携して周辺に助けを呼ぶ子供(内分泌系)と、それに応じていじめっ子に注意する勇気のある子供(免疫系)が連携すれば、いじめを撃退できる。でも、いじめに気付かず、助けも呼ばず、助けもしなければ、いじめはエスカレーションして悲劇となってしまうかもしれない。
そんなことを連想させるほどよくできた仕組みですね。